桐朋中学校・高等学校

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高1林間学校が、さる7月19日(水)~22日(土)の3泊4日の日程で、福島県の磐梯山にて実施されました。

この学年は中学生の時の林間学校でこの地を訪れていないことに鑑み、今回の実施となりました。生徒たちは、日常の教室を離れて、自然の中で級友たちと過ごす日々を楽しんでくれたようです。他の中学校から桐朋高校に入学した生徒たちだけでなく、桐朋中学から進学した生徒たちにとっても、お互いをより深く知る良い機会となったようです。

また、生徒たちの自主的な企画として「ドッジ・ボール大会」もあわせて開催されました。会場の予約から競技場の設営・ルールの設定、そして実際の運営まで、係の生徒たちはしっかり仕事をしていました。

結果的に、大きな事故もなく、林間学校を無事に終えることができました。

林間委員の生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。

先日開かれた高1在卒懇について、生徒たちの感想をいくつかご紹介します。

在卒懇の詳細に関しましては、こちらのページをご覧ください。

●様々な仕事があり、自分にしっかりとあった仕事を見つけるには、今のうちにやりたいことを見つけておいて、それについて調べ、目標を作り、それを達成することが大切だと思った。

●将来のためにも今からしっかりと勉強していかなければならないと思った。なかなか世の中にある仕事に触れる機会がなかったので、仕事をしている人に話を聞くことができてとても新鮮に感じた。新しい発見があり、とても勉強になった。

●こうした様々な職場で働いている人たちの話を直接聞けたこの機会はとてもありがたかった。ぜひまたこういう会を開いてほしいと感じた。

まだ高校に入って間もない高校1年生ですが、先輩の話に刺激をうけて自らの進むべき道を真剣に考えはじめたようです。

先日6月17日(土)に例年行われている高1在卒懇が開かれました。
在卒懇とは、社会で活躍する卒業生をHR教室に招いて職業や進路について語っていただく会のことです。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
本年は61期卒業生の方にお越しいただきました。

生徒たちはみな熱心に話を聞いていました。
本校の卒業生でもある先輩方の話は、生徒たちに訴えかけるものが多くあるようです。
高校生という進路を決める大事な時期にあたり、
これらの「生の声」に触れることが大切であると本校では考えています。


6月19日(月)に演劇教室があり、今年は国立劇場で歌舞伎鑑賞をしました。最初に、中村隼人さんが、初めて歌舞伎を見る人にもわかりやすく「歌舞伎のみかた」の解説をしてくださり、その後『毛抜』という演目を見ました。本校ではこのように毎年演劇教室があり、伝統芸能から劇などまで幅広く触れられる機会を作っています。その中で、今年は3年に一度の歌舞伎鑑賞の年でした。

 5月12日(金)、晴天の中、高校生の春季スポーツ大会が実施されました。
 桐朋高校では、毎年スポーツ大会委員の生徒の運営のもと、
春季(5月)と秋季(10月)にスポーツ大会が行われています。
 各学年がクラス対抗でソフトボール、サッカー、バレーボール、
バスケットボール、卓球の五種目の競技を行い、総合得点によるクラス順位も決めます。
 このスポーツ大会は生徒にとって重要な行事の一つで、
各クラスが団結して大いに盛り上がります。
 高2・高3学年は専用のクラスTシャツもつくって結束力を高めていました。

 なお、今回のスポーツ大会は高1、高2、高3ともにF組の総合優勝で幕を閉じました。

4月30日(日)、晴天のなか、高入生対象の高尾山ハイキングが実施されました。
これは公式の学校行事というわけではないのですが、例年慣例的に実施されているものです。
今年度もほとんどの高入生が参加してくれました。

このハイキングは、
・高入生どうしの交流を深めて学校生活に馴染んでもらうこと、
・林間学校などで実施する本格的な登山のための足慣らしをすること、
などをねらいとしています。

今回は晴天にも恵まれ、富士山もみることができました。
生徒たちは会話と景色を楽しみながら、無事に約5時間のハイキングを終えました。

4月10日(火)と4月11日(水)の午後に
高入生78名を対象としたオリエンテーションが行われました。

(1)横山スクールカウンセラーによる講話
本校に勤務されている横山スクールカウンセラーから高入生にむけて30分ほどお話があり、
最後に質疑応答がありました。
・桐朋高校の高入生であったご自身の経験談
・高入生が抱えがちな悩みとその解決策
・よろず相談室の利用案内
などについてお話をいただきました。

(2)在来生による校内案内
中学からの桐朋生の有志30名による校内案内が実施されました
生徒が独自の視点や考えで、校舎の施設など校内を紹介してまわりました。

(3)食堂利用講習
新高1の担任教員を中心に、食堂の利用講習を行いました。
高入生は食券の買い方や下膳のしかたなどを学びました。

(4)図書館利用講習
図書館司書を中心に、図書館利用講習を行いました。
高入生には、必ず1冊を図書館で借りて、期日までに返却するというミッションが課されました。

(5)高入生によるレクチャー
先輩にあたる現高2の高入生4名が新高入生にレクチャーを行いました。
桐朋高校の魅力、これから桐朋高校で生活するにあたってのノウハウや注意点などについて、
生徒目線から丁寧に話をしてくれました。最後に質疑応答の時間がとられました。

73期(高1)学年では、2月23~28日の放課後を利用して、社会の第一線で活躍する30代のOBのお話を伺い、密に交流する機会として「仕事人week」を開催しました。
忙しい時間を割いて来校いただいた5人の講師の方々も、充実した資料、ワークショップ形式、仕事にかかわる貴重な“モノ”など、後輩たちとの時間を充実させるべく、応えてくださいました。
お話も、桐朋生時代の思い出から仕事についての専門的な話まで、とても刺激的な内容で、少人数だからこそ質問もしやすく、参加者の感想からも実り多い時間であったことがうかがえます。今後とも様々な場で、先輩との出会いの場を設けていきたいと思います。

2/23 「テレビ番組作りの極意を聞く」 
木月洋介さん(テレビ局で数々の人気バラエティ番組を制作するディレクター)

▽ 聞きたいこと、それ以上のことを聞けてよかった。「ひねり」や「新しい物をつくる」など制作でとても大切な事を聞くことができた。一番大事だと思ったことは、木月さんがおっしゃっていた自分の発想力や考え方は高校生までで決まる、ということです。この高校生の間にいろいろなことを学びたいと思います。
▽ 人が思いつかないような新しい発想を、「ひねり」を一ついれるだけで変わるのは、驚きを隠せなかった。桐朋祭にしても、テレビ作りにしても、人がやっていなかったことをやるというのはとても参考になった。

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2/24 「33歳取締役副社長が語るビジネスの世界」 
 
吉本裕輔さん(経営コンサルタントから食品会社副社長に抜擢されたビジネスマン)

▽ 何事においても大切なのは、できるかできないか、ではなく、やるかやらないかである、という事。また、やってみて出来なかったときには、頼れる人に助けを求める、そして、そんな人と出会えるようにしておくことであると感じた。
▽ 「人生の1/3を会社で過ごすのだから、従業員に「ワクワク感」を与えなければならない」という言葉。今日、ブラック企業の問題がよく話題に出るが、こういうことが本当に大切なんだと思った。

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2/25 「首相官邸担当記者が接する日本の転換点」 
村上一樹さん(新聞社で総理官邸周辺を取材する政治部記者)

▽ 印象に残っていることは、村上さんが弱い立場の人の話を聞く際に、あまり形式ばらないようにするということだ。事実をただ聞くだけだったならば、淡々と聞けばよいが、村上さんはなごやかな雰囲気を大切にするとおっしゃっていた。そうすることで、より取材相手の本当に伝えたいことや気持ちを理解できるのではないかと思った。また、今回の講演を機に、新聞メディアへの関心が高まった。
▽ 今回の話を聞いてメディアの仕事のおもしろさ、醍醐味などを感じることができた。また、今後の自分の進路を考える時に、社会と関わりを深く持つか否かを考慮にいれて見ようと思った。加えて、ネットが発達していく今後の社会において、新聞のあり方についての話はとても興味深かった。

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2/25 「技術者が語る高性能印刷機の色づくり」  
山口岳志さん(電気機器メーカーで高性能印刷機の色管理を担当する技術者)

▽ 色が同じ色に見えても、一つ一つに記号や数値の差があるということが、とても面白かった。また、それらのものが、今現在僕たちが勉強している数学が使われていたりすること、また、山口さんが何度も「英語が大事」とおっしゃっていたのが印象的だった。自分が今、何となく触れていることや当たり前のことが、意外と将来につながっているのかもしれないと思った。
▽ 色については漠然としか知らなかったのですが、RGBや印刷機による違い、紙質によって全然色味が変わるんだなと思いました。また、色の話に限らずに、社会の仕組みなどが学べてよかったです。色を測れる機械とかは使ってみたいなあと思いました。

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2/28 「一流シェフに聞く海外での活躍術」  
松本崇広さん(パリの一つ星レストランでチーフシェフとして活躍する料理人)
▽ おいしい料理を食べられたうえに、海外での体験談など、いろいろと興味深い話を聞けてよかった。いもの種類にあわせて、調味料を変える技術がすごいと思いました。いも一つとっても、いろいろな調理方法があって、かつ全てが美味しい。さすがだと思いました。
▽ 自分がやりたいことを見つけ、それを極め続けるということは、目標ややりたいことが全く決まっていない僕にとったら、すごくうらやましく思い、とてもかっこよく見えました。
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3月4日に高校卒業式が行われました。71期卒業生代表の笠井健太郎君(上写真)の桐朋生らしい答辞は参加した多くの方の印象に残ったことと思います。以下に笠井君の答辞の全文を掲載します:

<卒業生答辞>

桐朋の自由は、なんでもありの自由です。誤解を恐れずに言えば、そうなります。
 

いくらなんでもありといっても、もちろん校則はありますし、やってはいけないことはあります。自ら選び取ったことに対する責任は当然引き受けなければなりません。そんなことは桐朋生としては至極当然のことです。
 

ここで言っているのは、決してわがままが許されるということではなく、僕たちがどんな選択をしても、それを受け入れ、全力で応援してくれる寛大さ、懐の深さがここ桐朋にはある、ということです。それは、先生方はもちろん、周りの仲間もそうです。自分とは異なる考えに対して、それを排除するのではなく、むしろそれを面白がり、それぞれが個性を活かすことのできる環境があることは、桐朋の持つ自由のすばらしさだと思います。
 

ここでいう自由は、誰かに決めてもらったレールを、なんとなく漠然と進んでいくうちに偶然手に入れられるものではありません。自分の行きたい方向を自ら定め、一生懸命に進んでいく人にのみ、与えられるものです。桐朋での三年間、僕たちは必死に考え、決断し、一歩ずつ歩みを進めてきました。そうして自ら勝ち得た自由を存分に活かし、仲間と協力しながら多くのことを学んできました。
 

いま、改めて七十一期の仲間を見てみれば、いい意味で、変なやつばかりです。たくさんの個性が、お互いを活かしあいながら輝ける環境は、自由なしには存在しえず、桐朋の多様性は自由の証だと、実感しています。
 

僕たちは今日ここ桐朋を卒業し、学び、経験したことを活かすべく、新たな一歩を踏み出そうとしています。そして、その僕たちが進もうとしている現代社会は、「転換期」である、そう思います。
 

『転換期を生きる君たちへ』という内田樹さんが編んだ中高生向けのアンソロジーがあります。そこで内田さんは、転換期とは「世の中の枠組みが大きく変化し、短期間に成熟することが求められる時代」とし、そこでは、大人の言うことを「排除したり、無視したり」することでもなく、「頭から信じる」ということでもなく、「信憑性をかっこにいれて、一つ一つの言葉を吟味する」姿勢が必要だ、とおっしゃっています。
 

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僕たちがこの桐朋で学んだのは、まさに、この転換期で生きるために必要な姿勢です。自ら問い、考え、一人でわからなければ仲間の力を借り、先生に意見があれば遠慮なく言う。そして先生もそれに真摯に向き合ってくれる。桐朋の自由な校風の中で、僕たちが何気なく日々行ってきたことは、まさに「転換期」である現代を生き抜くための大切な経験になっていたのだと気づきました。

この環境は、先生方、そして保護者の方々の支えなしには成立し得ないものです。僕たちにいくつもの試練と、それを上回るサポートを与えてくださった先生方、保護者の方々には感謝の思いでいっぱいです。そしてもちろん、この環境は、この桐朋で学んだ多くの先輩方が築き上げてきたものを、僕たちが受け継いだものです。このすばらしい環境を後輩たちが受け継ぎ、そしてその中でより一層の活躍をしてくれることを信じています。
 

これからの僕たちは、先生方、保護者の方々の支えなしに、この転換期を自分たちの力で切り開かなくてはいけません。きっとそこにはたくさんの困難が待ち受けているはずです。けれど、今の僕たちは、自ら考えることを放棄して、その時々に形作られるマジョリティにただついていくような、そんな愚かな行為はしません。この愛すべきすばらしい学び舎でともに学び、考え、笑いあった最高の仲間と、高い志をもって、新しい時代を創り上げていくことを、ここに宣言します。
 

以上をもって答辞とさせていただきます。
 

二〇一七年三月四日 卒業生代表 笠井健太郎

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