技術・家庭

工夫する力・創造する力・考える力を大切にしたい。

中学

中学では、中学1年時と3年時に技術、2年時に家庭を学習します。技術では、木材加工、生物育成、電気・機械、情報と多岐にわたって製作(制作)を行います。木工では一枚の板から設計し、自由に作品を作ります。情報ではメディアリテラシーや知的財産権について学ぶほか、プログラミングの実習でも生徒それぞれが作品を完成させます。どの内容においても実習を行い、生活や社会を支えている技術について学習します。家庭では、自分の身近な生活に目をむけ、衣食住など家庭生活の基本的な知識と技術を学びます。自分の生活と社会や環境のつながりについても学習します。

高校

高校の家庭基礎では、中学での学習を発展させ、「考える」ことを重視します。自分自身と向き合い、家族や社会との関わりの重要性を学びながら自分自身の自立や将来について考えていきます。福祉体験や女子部(桐朋女子)との交流など、学校生活の枠をこえた新しい世界に触れる機会を設け、他者理解と柔軟な感性を磨いていきます。新課程にて採択された「金融教育」「成人年齢引き下げ」などのテーマについても予てより「生活設計」との関わりの中で、学ぶ機会を大切にしながら取り組んできました。将来、職業や地域社会において生活者の視点にたって行動するための素地を養います。

  • 中学では、基礎・基本を学び自ら問題を解決する力を育む。
  • 高校では、さらに幅広い教養と深い思考力を身につける。