特撮同好会が鑑賞会を開きました
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9月19日(土)、特撮同好会が『仮面ライダーJ』鑑賞会を行いました。以下、同好会代表者の記録です。
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『仮面ライダーJ』は1994年劇場公開作品で、石ノ森章太郎が携わった最後の作品であり、これを鑑賞することで今の仮面ライダー作品まで通じているものを探ることが今回の目的である。
鑑賞会には9名(内、特撮同好会の部員3名)が参加し、本編とメイキング映像を見た後に自由に感想を話し合った。 その一部をここで紹介する。
・起承転結のまとまりの良さ
仮面ライダーというとテレビで1年間放送されているイメージがあるが、本作は47分の映画一本で作られた作品である。その限られた短い時間の中で、主人公が変身する要因となった出来事、3体の敵との戦闘、最強の敵との戦闘がギュッと凝縮されている。そのため、1年間放送されている作品と比べても遜色ない出来となっている。それこそが本作の魅力だと思う。
・倒した敵の爆発
仮面ライダーが敵を倒した際、多くの場合はその敵が爆発する。しかし、本作では最強の敵を除いて敵を倒しても爆発しない。その理由は、本作は「異常気象に喘ぐ世紀末の地球」が舞台であり、正義の味方である仮面ライダーが爆発させてしまったら世紀末をより助長させてしまうためであると思う。巨大な敵が街を破壊するシーンでは逆に建物が爆発していることは、Jとの対比になっている。
・販促番組という制約の無さ
1年間放送する作品には変身ベルトやライダーの人形といった、玩具の販促番組という面がつきものである。しかし本作は映画一本であり客が映画を見に来るだけでも収入が入るため、販促番組という面が非常に薄い。そのため、 変身ベルトには特にギミックはなく、変身した後の姿も変えることなくずっと同じ姿で戦っている。そのシンプルさが面白い。
仮面ライダーJは合計3回変身している。1回目では変身ポーズもなく「変身」も言わず急に姿が変わっていたが、 3回目になると変身ポーズをとり「変身」も言い、さらには変身後にポーズをとりながら「仮面ライダー……J!」 と自分の名前を名乗るようになる。この「仮面ライダーとしての成長」こそが、今の作品にまで通じていることだと鑑賞会を通して分かった。
最後に、複数人で作品鑑賞をし様々な感想を話し合うことで、1人で見ているときには気づけなかったことに気づくことができた。また、鑑賞会に参加した人たちの中には日常的に特撮作品を見ているわけではない人もいたが、その人たちはその人たちなりの意見を持ってしっかりディスカッションに参加できていたことも良かった。
これから特撮同好会の1つのイベントとして鑑賞会を定期的に行っていきたい。上映してほしい作品のリクエストも行っているので、興味のある方は気楽に参加していただきたい。
