中学入試要項・結果
桐朋中学校生徒募集要項
2024年度 中学入試概況
今年度の応募者数は、第1回が375名、第2回が640名で、のべ1015名でした。また、両回出願者は247名でした。昨年度が、第1回が380名、第2回が597名、のべ977名で、両回出願者は234名でありましたので、第1回はほぼ変わらず、第2回は大きく増加した形となりました。桐朋に魅力を感じ、入りたいと思ってくださった方が多くいらしたことを大変喜ばしく感じつつも、頂戴したありがたい評価にきちんとお応えしていけるよう、今後もより充実した桐朋教育の実践を目指して参りたいと思います。
合格者最低点及び実質倍率は、第1回が188点で2.4倍、第2回は217点で2.3倍でした。塾等によって発表されている偏差値には差があるようですが、本校としては、両回とも、入試問題作成にあたる姿勢、難易度、出題内容や傾向等に差異は設けておりません。粘り強く両日とも臨んでくれた122名の受験生のうち、第1回で不合格ながらも第2回おいて合格した、いわゆる「復活合格」の受験生が、今年度は5名いたことも添えておきます。今後の問題作成においても、個々の知識を状況に合わせて活用しながら、全体を見通した上で解答に辿り着く必要のある、深く考えることを要求すうような問題の作成を目指してまいります。
地域別の応募者数の割合は、第1回は多摩地区57.9%(217名)、23区23.5%(88名)、神奈川県12.0%(45名)、埼玉県5.9%(22名)、他府県・外国0.8%(3名)でした。第2回は多摩地区54.2%(347名)、23区29.7%(190名)、神奈川県8.3%(53名)、埼玉県7.0%(45名)、他府県・外国が0.8%(5名)で、概ね例年通りの割合でした。東京西部、神奈川県、埼玉県南部など幅広い地域から本校を選んでいただいていることを改めて実感しております。
試験教室内外の環境整備にもより一層の注意を払い、一教室の受験生の数および各フロアの使用教室数を少なくし、広い校舎をよりゆったりと使ってもらえるよう努めました。このことで休み時間のトイレの混雑も緩和されました。昨年度までの様々な新型コロナウイルス対策も緩和し、保護者の方々にも校舎内の控室でお待ちいただける体制に戻しました。また、感染症に罹患してしまっている受験生も含め、別室で受験できる体制をとり、より多くの受験生に、安心して試験に臨んでもらえたものと信じております。
年度 | 2024年度 第1回 | 2024年度 第2回 | 2023年度 第1回 | 2023年度 第2回 | 2022年度 第1回 | 2022年度 第2回 |
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募集人員 | 約120名 | 約60名 | 約120名 | 約60名 | 約120名 | 約60名 |
応募者数 | 375名 | 640名 | 380名 | 597名 | 317名 | 512名 |
欠席者数 | 28名 | 125名 | 27名 | 137名 | 18名 | 118名 |
受験者数 | 347名 | 515名 | 353名 | 460名 | 299名 | 394名 |
合格者数 | 142名 | 228名 | 144名 | 216名 | 150名 | 231名 |
合格最低点 (得点率) | 188点 (58.8%) | 217点 (67.8%) | 193点 (60.3%) | 216点 (67.5%) | 201点 (62.8%) | 206点 (64.4%) |
配点 | 平均点(合格者平均点) | |||||
国語(100) | 49.6 (56.8) | 64.2 (70.8) | 51.2 (57.6) | 61.9 (67.3) | 63.5 (68.7) | 66.6 (72.0) |
算数(100) | 55.1 (65.1) | 59.4 (73.4) | 56.4 (68.3) | 69.6 (78.6) | 57.5 (65.6) | 59.4 (69.4) |
社会 (60) | 42.7 (46.9) | 44.0 (48.3) | 39.9 (44.3) | 36.4 (41.5) | 41.9 (46.5) | 42.8 (47.0) |
理科 (60) | 30.7 (39.9) | 39.9 (44.9) | 33.9 (38.8) | 41.7 (46.6) | 33.7 (37.2) | 40.8 (44.2) |
合計(320) | 178.1 (203.9) | 207.5 (237.4) | 181.4 (209) | 209.6 (234) | 196.6 (218.0) | 209.6 (232.6) |