進路指導のステップ

進路指導のステップ

桐朋は、豊かな人間性と確かな学力を兼ね備えるバランスのとれた人間を育成したいと考えています。そこで、高1年では、将来の職業へのイメージを持ってもらうために、在校生・卒業生懇談会(在卒懇)を6月に行っています。10年前に卒業したOBから「進路とは」、「仕事とは」というテーマの話を聞きます。
卒業生の話は生徒に強い印象を与えます。これをひとつのきっかけにして、将来に向けての思いを巡らし、夏休みに全員が「私の将来」と題した作文を書き、冊子にまとめます。

高2の11月には、学問分野への探求を深めてもらうために、大学で研究をしている本校OBの研究者・教員から「大学とは」、「学問とは」をテーマに話を聞きます。
そして高3ではいよいよ最終的な大学の選択をします。
本校では、「自分は何をしたいのか」といった根本から考え始めてもらい、最終的に自分を生かす場として大学を選ぶよう促しています。
勉学のみならずクラブや委員会活動にも積極的に取り組み、充実した学校生活を送ってきた生徒一人ひとりが、志望する大学へ進学できるように、学校としてサポートしています。