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中学卓球部関東大会で健闘

TOHO Todayクラブ

中学卓球部は、8月8日~10日に所沢市民体育館で開催された第53回関東中学校卓球大会に東京都代表として出場しました。団体戦では、第一ステージで2勝し予選リーグを1位で通過。第2ステージと代表決定戦では強豪校に接戦で敗れましたが、7年ぶりの関東大会で力を出し切り、健闘しました。3日目の個人戦でも後藤悠玖君が初戦を突破し、実力を示しました。中1の後藤君には、来年以降のさらなる飛躍が期待されます。

<団体戦>

第1ステージ 桐朋3-2泉丘(茨城)

桐朋3―1宮郷(群馬)

第2ステージ 桐朋1-3春日部東(埼玉)

代表決定戦  桐朋0-3新座二(埼玉)

 

以下、主将として1年間チームを牽引した増井智君のコメントです。

「僕が主将として過ごした一年は順調なものではありませんでした。去年の夏先輩たちと悔しい思いをしてから「来年は絶対に関東大会に出場する」という強い目標を自分の中で掲げ、一年間チームの誰よりも一生懸命練習に打ち込んできたつもりです。僕はみんなをまとめることが苦手だから、背中でみせるしかできませんでした。しかし、それでは仲間は全然ついて来なくて悔しさや孤独感で悩んでいました。それでも諦めず練習し続けました。本当に諦めかけていたとき、奇跡的に強い後輩が入学してくることが決まり、僕はまだチャンスがあると思いました。だから逃げるのはやめてみんなに言葉をぶつけ、たくさん衝突しました。そう言い続けると段々と一緒に頑張ってくれる仲間が増えていきました。

都大会の組合せ抽選会の前に、僕たちは関東にいくには絶望的な位置のシード権を放棄し抽選に懸けることをみんなで決めました。僕たちの決断に顧問の先生は驚いていましたが、神様が味方してくれたというくらい運も絡んで、結果関東大会に出場することができました。関東大会出場が決まったとき、僕は頭が真っ白になり呆然としていました。そのくらい嬉しかったです。

関東大会では、僕は緊張していつものように動けませんでした。それでもチームとして第1ステージを1位通過して、第2ステージに進めたのはチームメイトのおかげで、とても感謝しています。また、OBの方々や高校生の先輩たちが、大会前に僕たちの練習相手をしてくれ、大会当日には会場にかけつけて、中学生の同期、後輩とともにスタンドから大声援を送ってくれたことが、すごく嬉しかったし、選手みんなの力になりました。

関東大会を終えて強く感じているのは、支えてくださった先生、家族、先輩方、そしてチームメイトへの感謝です。本当にありがとうございました。」

(T.S)