TOHO Today 桐朋トゥデイ

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さる2023年7月29日~8月9日にかけて実施されたケンブリッジ大学海外語学研修が「読売新聞オンライン」で紹介されました。

ケンブリッジ大学海外語学研修は、本校初の海外研修として2012年度にスタートしました。以後、隔年で実施してきた本研修でしたが、2020年度と2022年度はコロナ禍で中止を余儀なくされたました。コロナの感染症法上の位置付け変更をにらみながら、2023年の年明け早々に再開へと動き出し、今般実施に至りました。

定員を高1生と高2生の希望者20人ずつとしていたところ、参加希望者は高1は定員の約3倍、高2は約2倍となりました。生徒たちの意欲と志の高さをあらためて感じました。

以下のリンクから記事内容を読むことが出来ます。ぜひご一読ください。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/support/information/CO036564/20240216-OYT8T50016/

本校では、約20年前より毎年、高校2年生の家庭科の授業の一環として同法人の桐朋女子高校(以下女子部)との意見交流会を開催してきました。

家庭科で学びのテーマとしている、「職業の考え方」「これからの生き方」「結婚観」「家庭での家事分担」等について授業内で女子部と男子部共通のアンケートをおこなってきました。

アンケートの集計結果をもとに、それぞれ疑問に思ったことを同年代の異性に尋ね、生の声を聴くことを目的としています。

今年度は2023年11月11日(土)に男子部校舎にて各クラスの代表者どうしでの交流会を開催しました。

 

今回の報告会はその時のディスカッションの内容や様子を男子部に持ち帰り、男子部高2学年全体で共有することとしました。

 

発表のテーマは、

1班 ・共学別学に関して ・生理に関して ・結婚相手/付き合い相手に関して ・性別の固定観念に関して ・女性の社会進出に関して

2班 ・共学/別学のメリット・デメリット ・ジェンダーレスはどの程度改善されるべきか ・性の固定観念への執着 〜男女のあるべき姿〜 ・

3班 ・結婚相手の容姿・スタイルを気にするか? ・将来、専業主婦という選択肢はアリか? ・デート代は男が払うべきか?

4班 ・男女別学に満足しているか? ・性別に対する固定観念 ・ジェンダーレストイレは
どうあるべきか

 

質疑応答の時間も多くの質問が寄せられ、学年全体で交流会の雰囲気を共有できる貴重な時間となりました。

発表者の感想のひとつを紹介します。

「入学して初めて、『女性』と『男性』という区分けを体験して、新鮮であったと同時に、学校の日常においては『男性であること』をあまり意識していないということも改めて感じた。女子部のみなさんにも同じことが言える。その上で、ニュートラルな距離感で意見を交流できたのはとても貴重な時間だった。」

また、この発表を聞いた学年の教員からも

「男女別学であるからこそ、探求の対象として「結婚観」や「家事分担」または「生理」のことについて意見交換をすることで、互いにいい距離感で率直な意見交換が交わせた印象だった。貴重なこの機会をこれからの人生に生かして欲しい。」

とのコメントが寄せられました。

12月2日(土)放課後,希望者を対象に,住友商事キャリア教育支援プログラム『Mirai School』を開催し,中学3年生と高校1年生の希望者約30名が参加しました。

講師として,住友商事の社員2名(うち本校OB1名)に来校していただき,キャリア形成や商社での仕事について講義をしていただきました。

そもそも商社とは何なのか?というところから,お二人の具体的な仕事内容まで様々お話しいただきました。普段なかなか聞く機会の無い職種の方々のお話に,皆真剣に耳を傾けていました。

“今まで僕は総合商社について「いろいろな方面の産業についての商売をしている」というイメージしかなかったが,お二人の話を聞いて,具体的にどんなことをしているかがよく分かった。(中3)”

“僕が将来「起業したい」と講師の方に伝えたら,すごく親切に起業する時に大事な事やご自身の体験談を話してくれて,とても将来のためになりました。(高1)”

また,学生時代や仕事での海外経験についてのお話に刺激を受けた生徒も多くいたようです。

“御二人の話で,海外経験が豊富で,それによって転機となったと聞き,海外に興味を持ちました。(高1)”

お二人の学生時代のお話などは,身近な話題としてよく印象に残ったようでした。

“学生時代に住んでいた環境や,好きだったことが仕事につながるということを知りました。(高1)”

講義から得られたことを共有するグループワークでは,活発な意見交換がなされていました。

本企画が,これからの進路選択について考える材料の一つになったようでした。

カシオ計算機羽村技術センターの見学会および講演会を開催しました。
本企画は,本校OBの持永信之さんとのご縁で進路指導部の企画として開催する運びとなりました。見学には中2~高2までの40名弱の生徒が参加しました。
持永さんからはカシオ計算機についてのほか,どのように進路を選択し,仕事をしてきたか,などを桐朋生の視線に寄せてお話しいただきました。今でも桐朋を身近に思ってくださっている先輩の話が心に響いたようでした。

“持永さんの講演は桐朋からのその後が話されていて,その内容から,人生何がおこるか分からないなとしみじみ思い,これからの人生を改めて考えるきっかけになりました。(中3)”
“教師になろうとしていたのにカシオへ行ってその道を極めている先輩はかっこいいなと思いました。桐朋生は対応力があるのかなと思いました。(高1)”

また,カシオ計算機の経営理念や商品開発の流れなどについてもお話しいただき,メーカーで働くことについて思いを巡らせた生徒もいたようです。

“講義で特に印象に残ったことは,カシオは「~のようなものが欲しい」といった需要からだけでなく,新しい技術などを活かすためなど,その他の事柄からも製品開発を進め
ているという事です。これにより,G-SHOCKなどの革新的な商品が生まれているのだと感じました。(高2)”

羽村技術センターはCASIOの様々な商品の開発を行っている場,ということで,その中でも代表的な商品であるG-SHOCKの開発に携わる方々からもお話を伺いました。
G-SHOCK誕生や新製品の開発・改良の過程など,身近な製品であることもあり皆興味津々でした。

また,G-SHOCKの耐久試験などを行う品質保証実験室も見学させていただきました。自分たちの想像よりも過酷な試験を課されているのを目の当たりにし,耐久性へのこだわりに感動した生徒も多かったようです。

“G-SHOCKのテストでは,ハンマーで叩いている実験が印象的だ。日常以上の負荷にも余裕で耐えていた。ブランド名にとことんこだわっていて尊敬する。(高1)”
“特に研究室の見学では,見たことのない耐久テストがたくさんあり,あらゆる故障の原因に対策していることが分かりとても驚きました。また,腕時計の落下実験にはとても興奮しました。(高2)”

この見学を通して生徒たちは様々に刺激を受けたようでした。ご協力いただいたカシオ計算機の皆様どうもありがとうございました。

さる11月25日(土)の放課後に、ヘブライ大学在学中のOBによる学習会が実施され、中学生・高校生あわせて36名の生徒が参加しました。


 

ハマスによる無差別テロに端を発したイスラエル軍のガザ攻撃により、多くのガザ市民が犠牲になっていることが連日報じられているところ、エルサレムにあるヘブライ大学に在学中で、現在一時帰国中の谷崎優貴さん(73期卒業生)に、ご自身の視点から、イスラエルとパレスチナについてのお話をしていただきました。


 

中東でいま何が起きているのか、なぜこのような事態になっているのか、中東はどのような歴史をたどってきたのかを知る、生徒たちにとって大変に貴重な機会となりました。


 

以下に、この学習会に参加した生徒たちの感想をご紹介します。

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谷崎さんの『物事は「単純化」した方がわかりやすいし、戦争について言えば、単純化することで善悪がハッキリする。けれども、それでは物事の「真実」は分からなくなる』というお話がとても印象的でした。自分で考え続けることが大切なんだと思いました。(中学2年生 B.T君)

日本に居る限り知ることの出来ない“リアル”な「イスラエルとパレスチナ」の現状を知ることができ、とてもためになった。SNSであふれている、どちらかに偏った主張を聞き続けて、何を信じれば良いのか分からなくなっているときにこのようなお話を聞けたことで、この問題への認識が整理された気がする。(高校2年生 K.M君)

 

図書委員会の企画で、集英社編集部の今野加寿子さんと落合勝人さんをお招きした講演会を開催しました。

60名を超える生徒が参加を希望し、会場である多目的ラウンジのキャパシティはギリギリ。11月の寒さを吹き飛ばさんばかりの熱気の中、講演会はスタートします。はじめに、落合さんが日本の出版業界の特徴や、その歴史的経緯について、ご説明くださいました。関東大震災が日本の本の流通を大きく変えたことや、デジタルデバイスが普及してからの出版業界の在り方の変容など、業界の歴史を研究し、また肌で感じてきた落合さんのお話に、生徒たちも聞き入っておりました。次に今野さんが、編集者の仕事について、ユーモアも織り交ぜながら教えてくださいました。手書きで手紙を送ったことや、著者と一緒に取材に行った際のエピソードなど、完成品の本しか見る機会のない私たちにとってはどれも新鮮な話題ばかりで、会の前半の時間はあっという間に過ぎてしまいました。

休憩をはさんだ後半では、本校図書委員会が発行している機関紙「ぱぴるす」に掲載された短編小説3作について、小説の編集をご担当されている今野さんが、なんと1作ずつフィードバックをしてくださいました。プロからのフィードバックは貴重な経験ですが、もちろん、いいことばかり言われるわけではありません。聞く方の著者の3人も一言も逃すまいと真剣な表情。そのやり取りに、周りの生徒も小説を書いてみたくなったことでしょう。

質疑の時間は限られていましたが、濃密なやり取りが繰り広げられました。「コカ・コーラみたいな商標は使えるの?」「売れなかったときは……?」といった実務的な質問から、スタジオジブリの新作「君たちはどう生きるか」における宮崎駿監督のメッセージに関連したかなり深い質問まで飛び出ました。その一つ一つに丁寧にお答えくださったお二方のおかげで、生徒にとってかけがえのない経験となりました。

さる11月11日(土)の3・4限に、高校2年生対象の「在校生と卒業生の懇談会(高2在卒懇)」が実施されました。

 

高3への進級を控えた高校2年生が、志望する大学・学部・学科に関する具体的なイメージを持てるよう、大学で教鞭をとっている研究者のOBの方々が直接お話をしてくださる企画です。

 

お招きしたOBの方々の専門分野も、医学・化学・工学・文学・心理学・法学・経済学・社会学など多岐にわたり、生徒たちは、自身の興味関心にしたがい、都合お二人のOBからお話を聞きました。

 

大学進学を念頭に、今後の学習に生徒たちが主体的に取り組むための「動機付け」としたい・・・というのが、この企画の趣旨となります。また、高3で履修する科目選択を年明けの1月早々に控えている高校2年生にとっては、大学・学部・学科を見定めることは、自身の「受験科目」を決めることに繋がります。

 

その動機付けを、より本質的な、アカデミックなものにしたい・・・というのが我々の思うところであり、これに多くのOBの方々からご賛同頂くなかで続いている企画です。

以下に、今回の懇談会にご協力いただいたOBの方々のメッセージと、高2生徒の感想を掲載します。ご協力いただいたOBの皆さま、ありがとうございました。(M.I)

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OBからのメッセージ
今日は在卒懇にて高校生とお話しする機会がありました。私は59期で高校生は79期、20年も世代が離れていることが判明して驚きでした。桐朋生は以前のまま、好きなことをのびのび考えている印象でした。授業では、AI時代における学び方や、ただ楽しいから学ぶリベラルアーツ教育の意義についてお話ししました。授業後は熱心な生徒さんが質問に来てくれて、コーラス部の後輩とも交流することもできました。音楽室のあたりを歩いていたら、たまたま開催されていた中学の保護者会にも呼ばれ、自由の主体を育てる桐朋教育の意義についてお話しすることに。教員室では懐かしい先生方ともお話できて、楽しいひとときでした。(松田浩道さん)

高校卒業以来、約20年ぶりの再訪となりました。校舎は新しくなっていましたが、生徒や先生方の様子など全体の校風は変わらぬものを感じました。大学での学びを享受してその先の夢や目標の糧とできるかどうかは、よく、自分次第だと言われます。しかし、その「自分」というものは、過去と現在の自分と周囲の環境によって、少しずつ形成されていくのだと思います。将来の可能性を狭めないためにも、新しいことに興味を持つためにも、幅広い教科の基礎学力や論理的な思考力というのが「基礎体力」になります。「●●の勉強に何の意味があるのか…?」--このようなことは、もしかしたら今はまだ気にしなくてもいいのかもしれません。「桐朋」という環境の中で、色々と考えながら勉強や学校行事に取り組むことは、間違いなく皆さんの大きな財産となるはずです。私にとっても、エキサイティングでかけがえのない日となりました。在校生の皆さん、今を大切に、桐朋での学校生活を目いっぱい満喫してください!(泉賢太郎さん)

高校2年生の感想
僕は教育の分野に興味があり、教育学部の大学の先生(泉賢太郎先生)のお話を聞きました。高校において具体的な教科としての学部ではありませんが、今回のお話で、学部の研究施設は理科系の場合だと自分が思った以上に充実しており、驚きました。なによりお話をしていた先生ご本人も様々な経験をして今に至っていて、興味深い懇談会でした。僕もより視野を広げて今一度将来について考えていきたいです。貴重なお話をありがとうございました。(R.T君)

都築高人君(2年C組)が長﨑大学教育学部の初等数学論文コンテストで審査員賞を受賞しました。論文のタイトルは「既約分数の和の公式」。都築君の証明した公式を使うと、「9を分母とする正の既約分数で、100より小さいものの総和を求めよ。(甲南大学2019)」という問題が瞬時に解くことができます(ちなみに答は、30000です)。

都築君のコメント
「昨年、同賞を受賞した『都築・栗原の定理』は3つの素因数の場合に限られていましたが、これが3つ以上の素因数、またその素因数の累乗まで成り立つことは予想できていました。その証明のアイデアもできていて、昨年の11月末には証明の穴やミスをなくすことはできていたと思います。今年の7月、夏休みに入ってからTeX(テフ,文章に数式を組み込むソフト。無料)をダウンロードして、8月末までの部活動のない日は寝食を忘れるくらい没頭して完成させました。が、清書は締切の9月末日ギリギリまでかかりました。論文を作成しているときは、TeXで書くことがものづくりに似ているようで夢中になりました。応募した後は、論文が完成した達成感に満たされていました。が、審査結果が送られてくる日が近づくにつれて、『ちゃんと長﨑大学に届いているかな』『どんな賞でもいい』などといろんなことを考えましたが、レターパックが届いて、中に賞状が見えたときは安堵しました。1~3等でなかったのはちょっと残念です。夕飯を一緒に食べないなど、親には迷惑をかけましたが、受賞をとても喜んでくれました。
これからは、まず冬の数学オリンピック予選に向けて勉強することと、『フェルマーの小定理』について気になっていることがあるのでそれについて探求していこうと思っています。今回、探究する楽しみを身に染みて感じたので、将来的には理学系や医学系に進んで研究をしてみたい、と思いました。」

昨年の論文の共著者・栗原忍教諭のコメント
「昨年、審査員の方から定理の拡張の可能性があることを書面にて伝えられ、それを都築君に伝えに行ったときに『先生、実は…』とその拡張の証明の下書きを見せられました。『ああ、越えられた』と思いました。その後に私がしたことは、その証明を翌年に投稿するようにと言うこととTeXなどの数式ソフトを紹介することでした。この秋になって『応募したかな?結果は出たかな?』と気になっていましたが、廊下ですれ違っても声は掛けませんでした。応募していたら、結果発表までソワソワするのは理解できるので。結果が出てから完成した論文を見せていただきましたが、定理の拡張が下書きのときよりも広くなっていて、完成度と合わせてとても驚きました。また、フリーウェアを使うなど倹約の姿勢も素晴らしい。最初は『都築・栗原の定理』でしたが、もはや『都築の定理』です。私は別のテーマを探します。おめでとう、都築高人‼」

79期 高2 修学旅行 ~夢への旅路~

10月10日より実施された79期高2修学旅行が無事に終了しました。

今年度はほぼ全日程大変天候に恵まれ、生徒は探訪地の魅力を存分に味わえる、とても素敵な旅路となりました。

本校の修学旅行は全5日間。

前半はクラス別の行程を、生徒の委員を中心としてが半年以上かけて準備します。旅行会社の担当の方との打ち合わせなども委員を主体として行い、クラスの生徒の希望の詰まった、唯一無二の旅程を作り上げていきます。

後半は3日目の夕刻に全クラスが京都に集合し、京都の歴史と、現在を味わいます。

計画が佳境となる9月上旬、HR活動で修学旅行の事前研修(らくたび代表若村亮さん講演会)を行うなど、理解を深めてきました。

 

また京都では、さまざまなコース別行程を生徒の興味に応じて選択します。個人旅行ではなかなか味わえない体験を通じて学びと、級友との親交を深めます。

クラス別行程と京都コース別行程について、これから数回に渡り、生徒の報告を交えてお伝えしてまいります。

 

10月3日(火)に,高校スポーツ大会が開催されました。

生徒たちはバスケットボール,バレーボール,サッカー,ソフトボール,卓球の各種目に分かれて競技をし,それらの成績をクラス対抗で競います。本年度2回目の開催である今回は,クラスの団結も春より増し,事前の練習などに力を入れているクラスも多くみられました。

当日は気持ちの良い秋晴れで,生徒たちののびのびとプレーする姿を見る事が出来ました。

 

高校3年生は最後の学校行事という事もあり,プレーのレベル,熱量ともに非常に高く,白熱した試合が多数繰り広げられました。

 

優勝クラスは高1G組,高2E組,高3D組でした。

また,今回も多くのスポーツ大会委員の生徒の活躍により,点数集計や全体の進行などもスムーズに進めることができました。お疲れさまでした。

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