TOHO Today 桐朋トゥデイ

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2022年6月4日・5日の桐朋祭に向けて,桐朋電子研では制作を進めています。

結成5年目
5年前に78期有志(結成当時中1)で結成され,桐朋祭への出展は今年度で4回目になります。メンバーが高校2年生になった今回,来場者に驚きと楽しさを提供できるように過去最高の展示を予定しています。展示品は当日のお楽しみですが,ごく一部を少し紹介致します。

クラブではないため,基本的に廃材の再利用で工作を行ってきました。電子機器を解体し,電子部品や機構を回収。LEDやダイオード,コイル,電磁リレー,モーター,ネジやヒューズなどを再利用しています。

念願の3Dプリンター
昨年,桐朋同窓会からの資金援助『ゆめチャレンジ』を受け,3Dプリンター「Ender 3 pro」を稼働させています。
Fusion360やBlender(3D CADソフト)から3Dモデルを作り,休み時間にSTLデータ(3Dプリントのためのデータ)を入れ,授業が終わると造形物を回収する,といった忙しい生活を送っています。3Dプリンターを活かした作品も楽しみにしていて下さい。また,当日3Dプリンターの印刷実演も予定しておりますので,ご興味のある方はぜひお越しください。

2足歩行への挑戦
また,同じく『ゆめチャレンジ』プロジェクトで,2足歩行ロボットの制作も行ってきました。3月に初参戦となった『robo one light』(2足歩行ロボットの格闘技)に出場した機体の展示も予定しています。

さらに,昨年末,MISUMI(株)様の「学生ものづくり支援」の対象になったため,ヒートガンをはじめ,多くの道具や部品の支援も受けています。ヒートガン・熱収縮チューブによる絶縁が非常に役に立っています。この場をお借りしてお礼申し上げます。

【写真】MISUMIものづくり支援でいただいた物資

MFT2022への出展品も
機会をいただき,『Maker Faire Tokyo 2022』(2022年9月3日・4日東京ビッグサイトにて開催)で,廃プリンターを改造して作った「Shooting Printer」をはじめとする作品3点を出展します。射的のできるプリンター「Shooting Printer」は桐朋祭でも出品しますので,ぜひ魔改造の世界をお楽しみください!

【関連リンク】
桐朋電子研 Twitter
桐朋電子研 HP
電子研 MFT2021(昨年オンライン実施)の記事

3月9日(水)に77期高2学年でFinal Speech Contestを開催しました。77期でスピーチをやるのは3回目です。中1の3学期のお題は“My Winter Vacation”で、冬休みの出来事について発表、中3の3学期のお題は“Show and Tell”で、自分のお気に入りのグッズをクラスメートに紹介しました。今回はこれまでの英語学習の集大成で、お題は“Final Speech”、つまり、自由!好きな言葉、好きな先生、好きなグッズ、趣味・特技の披露(楽器演奏、筋トレ、ゲームの技…)など、多種多様なスピーチを全員が作成しました。Final Speech Contestでは、クラス予選で選ばれた14名(7クラスを各2分割しています)が、学年のすべての生徒を前にスピーチをしました。1位と2位となった生徒のスピーチの一部をご覧ください。

 


以下、生徒のコメントです。

1位:三原 聡太くん“How To Sleep At Your Desk”

スピーチに求められる要素は、ただ正しい英語で文章を書けることだけでなく、聴衆を引きつける話力もまた大きなウェイトを占めていると思います。あとは、ふざけ心が少々。そういったものは、やはり実践の場でこそ培われるものですし、僕は学校が開催したケンブリッジ大学オンライン語学研修に参加した経験が、優勝という結果に貢献したのかな、と思っています。けれど、それ以上に、今回のスピーチはどれも個性や独創性にあふれていて、スピーチ中はしょっちゅう笑い声が聞こえてきて、英語ができることがすべてではないんだなぁ、と感じました。だから、「ふざけ心が少々」なんです(笑)。

 

2位:髙橋 裕貴くん“The True Smartphone”

自分の全力を尽くし,2位という結果に満足しています。今回のスピーチコンテストでは「何故,僕はこのスマートフォンを世界一だと思うのか」を主軸に構成しました。構成するにあたって自分のアイデンティティを活かしたスピーチになる様に心掛けました。

そこで動画編集などの自分が持っている技術を最大限活かしたスライドを作成しました。更に照明や歩き方などにも工夫を凝らし,他の参加者とは一線を画す様なスピーチが完成したと考えています。

しかし,今回のスピーチにおいて全てが上手くいったわけではありません。特に発音には苦労しました。練習の段階ではどうしても日本語を基盤とした発音になってしまい,英語科の先生に原稿を読んで頂きその音声を元に何度も練習をし発音を体に馴染ませました。

結果として少しは改善されたと思います。これからの英語学習においては発音を重点的に学び,実践していこうと考えています。

 

 

英語科では、「正確さ(accuracy)」と「運用性(fluency)」のバランスをうまく図り、英語の総合力の完成を目指しています。そのためには、自分の言いたいことを表現するための継続した訓練の場が必要です。中1のスピーチでは、教員があらかじめ作った文章に生徒が穴埋めさえすればスピーチの原稿が完成するところからのスタートでした。中3では、スピーチの構成を学習し、自ら適切な表現を用いて情報や考えを伝えることを目標としました。日頃の授業でも、様々なテーマをもとに自分の経験や考えを書き、お互いに伝え合う訓練を続けてきました。このような積み重ねが、今回のスピーチにつながりました。生徒たちがお互いのスピーチを聞き、沸き上がる姿を見て、これまでの成長を嬉しく感じるとともに、さらなる訓練を通じて卒業後や社会人になってからも英語を通して活躍してくれると期待しています。

本校(以下男子部)家庭科では例年、桐朋女子高等学校(以下女子部)と合同で交流会を開催しています。

交流会の内容は、それぞれの高校2年生の家庭科授業内で「進路・職業観」「結婚観」「結婚後のライフスタイル」などのテーマについて深め、その上で女子部と男子部の代表者それぞれ約20名がディスカッションを行います。普段はなかなか聞くことができない女子部の生徒の率直な意見を知り、また男子部生徒にとっては自分の考えや意見を伝える機会となっています。昨年度は11月に対面での開催が2年ぶりに叶いました。

 

今回は代表者として参加してくれた生徒達が、交流会の様子やディスカッション内容を持ち帰り、高2学年の生徒に報告してくれました。その模様を高2学年(2021年度)の学年通信「みちのむこう」にまとめましたので、ぜひご覧ください。

みちのむこう 高校版 №29

 

 

 78期が中学1年生から1学期に1回のペースで行ってきた数学コンテストです。高校1年生の2学期現在,通算11回目のコンテストになります。

実施期間は2021年9月4日~9月21日の約2週間で,全問正解者は13名でした。このうち3名は特別参加の下級生(中学3年生)です。
「思考を楽しむこと」「学びと遊びの境界をなくすこと」「友人と話題になる問題」を目標に出題しています。
今回の出題範囲は高校1年生の1学期までの学習範囲です。

提出は任意,期間中であれば何度でも提出可能,電卓やPCの使用も可(PCは使わなくて解ける問題を出題していますが),友人・家族との相談も可です。今回も多くの生徒が挑戦し,高得点者27名を表彰しました。

問題の全文はこちらのダウンロードリンクから閲覧することができます。今回はその中から2つの問題を紹介します。この2問は小学生でも挑戦可能ですので,挑戦してみて下さい。


問題3 目撃者の証言
小さな町で起きた銀行強盗事件。
銀行から走り去っていく犯人を8人の目撃者が次のように証言した:

目撃者Aさん「犯人の年齢は20才から34才で,かつ,身長は165cm以上180cm未満でした」
目撃者Bさん「犯人の年齢は25才から44才で,かつ,身長は155cm以上175cm未満でした」
目撃者Cさん「犯人の年齢は25才から49才で,かつ,身長は160cm以上175cm未満でした」
目撃者Dさん「犯人の年齢は30才から49才で,かつ,身長は170cm以上185cm未満でした」
目撃者Eさん「犯人の年齢は30才から44才で,かつ,身長は165cm以上180cm未満でした」
目撃者Fさん「犯人の年齢は35才から49才で,かつ,身長は160cm以上170cm未満でした」
目撃者Gさん「犯人の年齢は25才から34才で,かつ,身長は165cm以上180cm未満でした」
目撃者Hさん「犯人の年齢は35才から39才で,かつ,身長は160cm以上175cm未満でした」
 
懸命な捜査の結果,犯人は無事に逮捕された。
これは,犯人逮捕後に分かったことであるが,8人の証言のうち,正確な証言をした人は3人しかおらず,残りの5人の証言には誤りが含まれていた。見間違いのせいだろうから,仕方がない。

 正確な証言をした3名の目撃者をアルファベットで解答せよ。

********問題の解答と方針はページ下部に掲載しています********


問題7 互いに素
ルールに従って方眼のマス目に数字を入れます。

[ルール]
辺を共有するマス目同士(すなわち上下または左右のマス目同士)の数字は互いに素になるようにする

次の例は,ルールに従って,3×3マスの方眼に数字を埋めたものです。

では問題です:
 5×5マスの方眼に以下の25個の数字をルールに従って埋めます。

  2,3,4,6,7,8,9,12,14,18,24,35,36,48,49,54,72,77,91,96,119,133,161,203,217

埋め方は複数通りありますが,太枠で囲まれた3か所に当てはまる数字の合計値として最も小さな値はいくらでしょうか。

********問題の解答と方針はページ下部に掲載しています********

熱心な解答者たちにより,最初の全問正解者は,コンテスト開催2日目に出ました。
次回はもっと難問を作題しようと思います。数学オリンピックを目指している生徒や高入生,下級生など多くの生徒の挑戦があり,嬉しい限りです。第12回数学コンテストは3学期開催を予定しています。

<過去関連記事>過去の記事はこちらです

第10回 78期数学コンテスト
第9回 78期数学コンテスト解答
第8回 78期数学コンテスト解答
第8回 78期数学コンテスト
第7回 78期数学コンテスト
第5回 78期数学コンテスト解答
第5回 78期数学コンテスト
第3回 78期数学コンテスト

<今回ご紹介した2題の略解・解答の方針>
【第3問解答】 B,C,F
 横軸に年齢,縦軸に身長の座標軸を書き,それぞれの目撃情報を長方形として表現します。
 長方形が3枚重なっている箇所を探します。(長方形を色分けすると見やすいかもしれません)

【第7問解答】 14
 偶数同士は隣接できず,偶数は13個あるので,25マスのうち,市松模様のように配置するしかありません。
 また,その中でも6の倍数の配置は限られます。なぜなら3の倍数もたくさんあるからです。
 条件を整理していくと,太線の枠には2,4,8を配置可能です。

<そのほかの問題の解答>
第1問 825/31 第2問 5個,x=287 第4問 m=88 第5問 58025 第6問 67.5°

 

 

 

 

8月行われた「GAIAX STARTUP STUDIO起業ゼミ」に本校の中高生が参加してきました。この起業ゼミは株式会社ガイアックス主催の実践的なアントレプレナーシップ教育を行う事業で、本校の卒業生である田中嶺吾氏が企画と運営に携わっています。そんなつながりもあり、この夏は桐朋中学高等学校をはじめ、海城中学高等学校、武蔵高等学校中学校の生徒に声をかけ、応募してくれた生徒のうちから20名弱が参加しました( STARTUP STUDIO起業ゼミについて,詳しく知りたい方は詳しくはこちら)

 桐朋中高からは中学3年生1名と高校1年生2名が参加し、身近な課題意識から、さまざまな段階を踏みながら自分のアイデアを検証していきました。現在進行形の起業家の方がメンターとして各グループにつき、一人一人のアイデアをグループメンバーとともに検証をしていきました。

 最終日のピッチ(短いプレゼンテーション)は、グループ毎の予選を勝ち抜いた8名が熱いプレゼンを行いました。参加者やメンターからの質疑応答の応酬が繰り広げられ、予定した時間を1時間あまりオーバーして幕を閉じました。

 一人一人がフルで頭を働かせ、人とのつながりやSNS駆使して情報収集を行い、懸命に取り組んだであろうことが随所に垣間見られる発表ばかりでした。参加した生徒の一人が「すごく頭を使った気がする。学校の勉強の方がよっぽどラクですよ。」と語ってくれました。学校の勉強から跳びだし、本当の学びを発見する2週間だったようです。

 

 参加した3名の感想です。

 

起業ゼミは三日あり、それぞれあいだに一週間の間があり、三日目までに起業案を考え、三日目にプレゼン、という形でした。プレゼンはまず数人のグループにわかれて予選を行い、そこから選ばれた1〜2人を集めて本選を行い、その中から賞を選ぶという形でした。賞は即法人設立&200万出資の起業賞、5万で3ヶ月やってみて様子見の仮説検証賞、インターンでガイアックスにいけるポテンシャル賞の三つです。僕は予選で敗退&0票でした。が、なぜかポテンシャル賞に選ばれました。

 

今回は非常に貴重な体験をさせて頂きました。Gaiaxの方々にも優しく丁寧に教えていただきありがたかったです。そこまで意気込んで参加したわけではなかったのですが、今回は企業の難しさを強く感じました。

 

今回のstart upゼミにはすごく軽い気持ちで参加したのですが、起業の基礎から細かくレクチャーして頂き起業のノウハウについて理解することができました。また、ゼミの最後には自分で考えた事業案のプレゼンを行って審査して頂くという普段の学校生活では行えない貴重な経験をすることができました。今後もこの様な機会があったら積極的に参加していきたいです。

 

最後に,この「STARTUP STUDIO起業ゼミ」を企画・運営してくれた本校卒業生の田中嶺吾氏コメントです。

 

桐朋中高OBの田中嶺吾と申します。
高校卒業後、慶應義塾大学に進学し、現在は株式会社ガイアックスで「起業ゼミ」という中高生向けワークショップの担当をしています。

この度、高校時代の恩師、上原先生にご協力いただき、桐朋中高の3名の生徒さんと一緒に「起業ゼミ」を実施しました。

今まで様々な学校と一緒に起業ゼミを実施してきましたが、
今回特徴的だったのは、下記の2点です。

・過去開催では苦労している生徒が多かったユーザーヒアリングにおいて、運営側がサポートせずとも、主体的に実施していた
・運営側が促したわけでもないのに、生徒同士で事業に対してフィードバックをしたり、質問したり、褒め称えあったりしていた光景があった

※最終プレゼンテーションでの質疑応答が盛り上がりすぎて、スケジュールが大幅にビハインドする、といったこともありました。

まさに「自主・敬愛・勤労」をテーマにした桐朋での日頃の教育成果が現れていたのではないか、と思います。 
VUCA
の時代では、変化に合わせて、自由自在に自己変容を繰り返すような柔軟な生き方が求められていると思います。
桐朋で「自主・敬愛・勤労」の精神を養いつつ、桐朋から少し距離を置いたところで、起業のみならず、様々な世界に触れ、自身の世界を更新していってほしいと願っています。


今回起業ゼミに参加いただいた生徒さんの今後の活躍が非常に楽しみです。

<参考>
IT
企業がサポート 中学生起業ゼミの狙い

https://www.youtube.com/watch?v=NXXWBuQBUCk&t=231s

ガイアックス、日本初の合同「起業ゼミ」を、都内3校(桐朋・海城・武蔵)と811日より開催
~起業スキルを有すると考える成人8%と調査国最下位、伝統校が挑むアントレプレナーシップ教育~

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000441.000003955.html

生きることをもっと“楽”に、新たな世界との出会いを創造する by 田中 嶺吾
https://www.gaiax.co.jp/blog/live-more-comfortably/

 

※1 プレスリリース https://www.gaiax.co.jp/pr/press-08042021/

 

「探究講座2021」は、新型コロナにより対面での実施が難しくなった桐朋卒業生による講座やワークショップ、現場訪問(以前、進路企画「大学で研究してみませんか」として実施していたもの)を引き継いだ、希望者参加型の探究活動です。さまざまな生き方を体現している卒業生たちに出会い、知的な刺激を受け、生きることを考えるきっかけにしてほしいという思いで実施しています。

 

 

調理実習の自粛を受けて進めてきた「桐朋男メシプロジェクト」。

No,1では各クラスの代表メニューが決定しました。去る3月、高2学年最後のHRにてクラス代表メニューとその発案者によるプレゼンテーション大会が催されました。審査員は食堂運営会社OBBのスタッフの皆様、本校教職員です。高2全生徒が一堂に会し!としかったところですが、密を避けるべく半数がホールに、また校内に視聴スペースを設けてプレゼンを同時中継する形での開催となりました。

さぁ、グランプリはどの作品に輝くのでしょうか?!

(本授業実践はすべて2020年12月~2021年3月上旬に行われたものです。)

 

 

1学期の期末考査が終わった7月10日(土)に、桐朋を卒業し、生物学・農学・医学系の大学に進学し、研究活動を行っているOBたちが、在校生のためにオンラインで研究紹介をしてくれました。生徒たちは事前に申し込み、Zoomでの参加となりました。参加した生徒は中学3年生から高校2年生までの19名でした。中高生にとって、難しめの話が続きましたが、担当したOB全員が生徒と年齢が近い20代だったこともあり、臆せず質問する中高生の姿が見られ、知的好奇心を刺激される良い機会となったようです。

紹介された研究テーマは以下の5つでした。

①コーヒー豆由来の新規化合物探索(明治大学大学院農学研究科農芸化学専攻)

②DNA情報からさぐる淡水魚の進化(京都大学大学院理学研究科生物科学専攻)

③微生物を利用した有用化合物の生産(北海道大学農学部応用生命科学科)

④近代水田におけるカエルの生活史(京都大学理学研究科生物科学専攻)

⑤睡眠覚醒を制御する分子機構の探索(筑波大学医学群医学類)

 

最後に参加した生徒の感想です。

・とても面白かったです。特にカエル、淡水魚の話が興味深かったです。貴重な話をありがとうございました。

・研究の方法などが詳しく知れたので良かったです。

・僕は魚の生態系をフィールドワークから調べることに興味があったのですが、DNAからの生態系へのアプローチは非常に参考になりました。次もこのような生物関連の講義があったら参加したいです。

・すごく楽しかったけど地理、生物、化学などを勉強するためのモチベにつながりました。

・純粋に生物が好きで研究している先輩の話、クラスメイトのグイグイ行く質問を聞いて昔解剖が好きだったのを思い出せた。

・今まで魚類の生態や環境ばかりに目が行っていたが、農芸化学のような分野にも興味がわいた。一部今までに授業で扱った内容などを扱った研究が聞け、今の知識が役立つことを実感した。

・最後の睡眠に関するタンパク質の話が特に心惹かれました。他の方のお話も色々と参考になったのでまた機会があれば是非参加したいと思いました。

・普段の講演会などでは聞くことのできない具体的な研究の内容や興味深い話が聞くことができてとても良い体験になった。また、自分が知らないような大学の学部を知ることができて将来大学受験をする時の幅が広まった。また機会があればこのような企画に参加したいなと思った。

・OBの方々の研究紹介や会話を見聞きして真っ先に思ったことは、皆さん研究対象は異なっているのにも関わらず、お互いの研究を理解した、質問することが可能なだけの知識と好奇心がしっかりとあるのだな、ということです。今回は生物系と範囲が絞られていましたが、知識を身につけるということがいかに人生を広げ、明るくしてくれるのかということをしっかりと心に刻めたと思います。

 

「探究講座2021」は、4新型コロナにより対面での実施が難しくなった桐朋卒業生による講座やワークショップ、現場訪問(以前、進路企画「大学で研究してみませんか」として実施していたもの)を引き継いだ、希望者参加型の課外活動です。研究に打ち込むなどさまざまな生き方を体現している卒業生に出会い、知的な刺激を受け、将来を考えるきっかけにしてほしいという思いで実施しています。

 

2020年度の高2の家庭基礎(必修)では、コロナ感染症拡大防止のため、調理実習を自粛せざるを得ない状況となりました。座学を通じて栄養素や調理法を学ぶことだけでなく、いかにして生きた内容にできるか、ということが大きな課題でした。何とか、食べる楽しみ、作る楽しみ、そして食について考える面白さを体得していくきっかけづくりができないか、、、。本校には食堂があり、毎日中学生から高校生、そして教職員と多くの人が利用しています。生徒が食堂メニューを開発し、食堂運営会社さんへ向けて「プレゼンテーション」を行い、メニュー化できたらよいのでは?そんな教員の発案に高2生徒達が意欲を発揮!授業を通じてプロジェクトが発足しました。

 

授業のねらいとしては、

①校内での調理実習がままならない中でも、食べる楽しみや喜びを大切にしながら、生徒の食生活を作り上げる力を養うきっかけづくりを行う。

②食堂を利用する生徒や教職員のニーズの調査、分析を行うことで課題を探り、解決していく能力や態度を養う。

③分析結果を基に、コンセプトを立案し、商品のアイデアを共有する対話的・協同的な深い学びを通して、商品の企画に関し創造する活動を行う。

④商品企画書を作成し、プレゼンテーション、食堂運営スタッフとの折衝を行うなど、実体験をもとにしたキャリア教育の一環として、生徒が主体的に学ぶ意欲を育てる。

 

12月上旬より、まずは栄養素の基本を押さえます。中学で習った内容の復習も兼ねて、「五大栄養素」「食事摂取基準」「食品成分表の見方、使い方」などについて確認していきます。そして、冬休みの課題として、各家庭での献立作りと調理実践を行ってきました。

 

年が明けて、いよいよプロジェクトのスタートです。各自家庭で挑戦してきた調理や献立の栄養分析を行い、必要な栄養素を把握。食堂メニュー作りにつなげます。

また、販売価格を考慮した原価計算、メニューのコンセプト、オリジナリティーについて詳しく内容を詰めていきます。数回のブラッシュアップを経て、2月後半には各クラスの代表メニューが決定しました!

(本授業実践はすべて2020年12月~2021年3月上旬に行われたものです。)

 

7月15日(木)の終業日をもって、一学期が終了しました。

新しく高校から桐朋に入学した高入生たちは、4月から始まった桐朋での新しい学校生活をどのように感じたのでしょうか。

高入生たちに一学期を振り返ってもらい、感想を寄せてもらいました。紹介します。

 

A君:桐朋高校での初めての一学期で感じたことは自由の楽しさと過酷さです。基本的には自分のしたいようにできる半面、自分から行動を起こさなければ何かを得ることはできません。自主自立ができるようになるために与えられたこの環境を十分に生かして三年間を過ごしたいと思います。最後に僕がこの学校に行ってみて最も驚いたことは、教員と生徒の距離の近さです。そのおかげで授業もおもしろく、教員にも相談がしやすいです。

B君:桐朋高校は自由な学校だとは知っていましたが、想像以上に自由で、やりたいことができるのに驚きました。でも、それは無責任ということではなく、自らを制することができてこそ、自由はあるのだと実感しました。また、個性的な人が多く、互いに多様性を認め合うことができているので、桐朋にはすぐに馴染むことができました。

OBから職業についての話をうかがった在校生卒業生懇談会。

C君:私がいた中学校は周りの学校より比較的厳しめだったということもあってなのか、休み時間や授業の感じが、想像以上にアットホームな雰囲気で驚きました。そんな空気のおかげか、内進生の友達も沢山作ることができ、学校も割とすぐになじむことができました。また、1学期を過ごして気付いたことは、何より素晴らしい先生方がいらっしゃるという事です。2学期ではさらに友達の輪を広げ、充実した学校生活を送りたいです。

D君:全体的には楽しかったが、コロナでいくつか行事がなくなったのが残念だった。また中学校の頃より定期テストが難しく、出題傾向も違うので、テストの点はとりにくかった。最初の印象どおり、自由な校風で、のびのびと自分のしたいことができるところが桐朋のよいところだと思った。

スポーツ大会ではクラスTシャツを作りました。

E君:一学期を終えて、出身中学とは全然ちがうなと思いました。なぜなら、「こいつできるな」「こいつはできなさそうだ」とかじゃなくて、全員が全員、何らかの秀でているところをもっているし、ふざけているように見えて、まともに勉強ができる人ばかりだからです。

F君:公立中学校から進学してきた私にとって、桐朋の環境は経験したことのないようなものだった。入学式の日に感じたカルチャーショックは忘れられない。教室には男子しかいなく、とても騒がしい。自分が想像していた環境とはかけ離れていた。しかし、その騒がしさのおかげで、すぐに内進生とも馴染め、話しているうちに自分が今まで出会ったことのなかった桐朋生らしい独特な考え方を見つけたり、逆に自分の考えを相手に伝えたりすることがとても楽しくなった。まだまだ不慣れなことも沢山あるが、桐朋生として過ごす3年間を充実したものにしたい。

入学式。昇降口前に集合してクラス写真を撮影。

物作りの祭典「Maker Faire」
2021年10月2日,3日に東京ビッグサイトで実施される物作りの祭典『Maker Faire Tokyo 2021』(MFT2021)に78期高1学年の有志団体「桐朋電子研」が出展することが決定いたしました!

<追記>本イベントはオンライン開催になりました。
YouTubeLive(下記アドレス)にて,10/3(日)14:40~15:40の間にプレゼンテーションを行います。
https://youtu.be/PIUWrrt6RvY

MFTは,ものづくりをしている一般企業や社会人がオリジナルな製品を展示する展覧会で,今回,桐朋電子研では主に「ミサイルランチャー」「シューティングプリンター」「ウォームギアガン」の3作品を出品します。

桐朋電子研では廃材を分解し,それらを活用・再構築して,独創的な作品を作り上げています。クラブではありませんが,桐朋祭を最大のイベントとして活動してきました。このたび,MFT2021への出展が承認されたことは本当に大きなことだと思います。射出機に見合った“マト”を今後開発予定です。


【写真】「シューティングプリンター」プリンターを改造して作った射的マシン。見た目のインパクトは絶大。

 


【写真】「ミサイルランチャー」ラジカセを再利用したおもちゃ。紙飛行機なども飛ばすことができる。

MFT出展予定の3作品のプロモーション動画です:

なお,「桐朋電子研」では学園祭でも展示を行いますので,ぜひ桐朋祭(2021年9月12日,13日)にもお越しください。


MakerFaireTokyo2021
【場所】東京ビッグサイト
【日時】2021年10月2日(土),3日(日)
<追記>本イベントはオンライン開催になりました。
YouTubeLive(下記アドレス)にて,10/3(日)14:40~15:40の間にプレゼンテーションを行います。
https://youtu.be/PIUWrrt6RvY

桐朋電子研について
78期の有志生徒によるものづくり集団。詳細はこちらのHPをご覧ください。

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