TOHO Today 桐朋トゥデイ

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8月行われた「GAIAX STARTUP STUDIO起業ゼミ」に本校の中高生が参加してきました。この起業ゼミは株式会社ガイアックス主催の実践的なアントレプレナーシップ教育を行う事業で、本校の卒業生である田中嶺吾氏が企画と運営に携わっています。そんなつながりもあり、この夏は桐朋中学高等学校をはじめ、海城中学高等学校、武蔵高等学校中学校の生徒に声をかけ、応募してくれた生徒のうちから20名弱が参加しました( STARTUP STUDIO起業ゼミについて,詳しく知りたい方は詳しくはこちら)

 桐朋中高からは中学3年生1名と高校1年生2名が参加し、身近な課題意識から、さまざまな段階を踏みながら自分のアイデアを検証していきました。現在進行形の起業家の方がメンターとして各グループにつき、一人一人のアイデアをグループメンバーとともに検証をしていきました。

 最終日のピッチ(短いプレゼンテーション)は、グループ毎の予選を勝ち抜いた8名が熱いプレゼンを行いました。参加者やメンターからの質疑応答の応酬が繰り広げられ、予定した時間を1時間あまりオーバーして幕を閉じました。

 一人一人がフルで頭を働かせ、人とのつながりやSNS駆使して情報収集を行い、懸命に取り組んだであろうことが随所に垣間見られる発表ばかりでした。参加した生徒の一人が「すごく頭を使った気がする。学校の勉強の方がよっぽどラクですよ。」と語ってくれました。学校の勉強から跳びだし、本当の学びを発見する2週間だったようです。

 

 参加した3名の感想です。

 

起業ゼミは三日あり、それぞれあいだに一週間の間があり、三日目までに起業案を考え、三日目にプレゼン、という形でした。プレゼンはまず数人のグループにわかれて予選を行い、そこから選ばれた1〜2人を集めて本選を行い、その中から賞を選ぶという形でした。賞は即法人設立&200万出資の起業賞、5万で3ヶ月やってみて様子見の仮説検証賞、インターンでガイアックスにいけるポテンシャル賞の三つです。僕は予選で敗退&0票でした。が、なぜかポテンシャル賞に選ばれました。

 

今回は非常に貴重な体験をさせて頂きました。Gaiaxの方々にも優しく丁寧に教えていただきありがたかったです。そこまで意気込んで参加したわけではなかったのですが、今回は企業の難しさを強く感じました。

 

今回のstart upゼミにはすごく軽い気持ちで参加したのですが、起業の基礎から細かくレクチャーして頂き起業のノウハウについて理解することができました。また、ゼミの最後には自分で考えた事業案のプレゼンを行って審査して頂くという普段の学校生活では行えない貴重な経験をすることができました。今後もこの様な機会があったら積極的に参加していきたいです。

 

最後に,この「STARTUP STUDIO起業ゼミ」を企画・運営してくれた本校卒業生の田中嶺吾氏コメントです。

 

桐朋中高OBの田中嶺吾と申します。
高校卒業後、慶應義塾大学に進学し、現在は株式会社ガイアックスで「起業ゼミ」という中高生向けワークショップの担当をしています。

この度、高校時代の恩師、上原先生にご協力いただき、桐朋中高の3名の生徒さんと一緒に「起業ゼミ」を実施しました。

今まで様々な学校と一緒に起業ゼミを実施してきましたが、
今回特徴的だったのは、下記の2点です。

・過去開催では苦労している生徒が多かったユーザーヒアリングにおいて、運営側がサポートせずとも、主体的に実施していた
・運営側が促したわけでもないのに、生徒同士で事業に対してフィードバックをしたり、質問したり、褒め称えあったりしていた光景があった

※最終プレゼンテーションでの質疑応答が盛り上がりすぎて、スケジュールが大幅にビハインドする、といったこともありました。

まさに「自主・敬愛・勤労」をテーマにした桐朋での日頃の教育成果が現れていたのではないか、と思います。 
VUCA
の時代では、変化に合わせて、自由自在に自己変容を繰り返すような柔軟な生き方が求められていると思います。
桐朋で「自主・敬愛・勤労」の精神を養いつつ、桐朋から少し距離を置いたところで、起業のみならず、様々な世界に触れ、自身の世界を更新していってほしいと願っています。


今回起業ゼミに参加いただいた生徒さんの今後の活躍が非常に楽しみです。

<参考>
IT
企業がサポート 中学生起業ゼミの狙い

https://www.youtube.com/watch?v=NXXWBuQBUCk&t=231s

ガイアックス、日本初の合同「起業ゼミ」を、都内3校(桐朋・海城・武蔵)と811日より開催
~起業スキルを有すると考える成人8%と調査国最下位、伝統校が挑むアントレプレナーシップ教育~

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000441.000003955.html

生きることをもっと“楽”に、新たな世界との出会いを創造する by 田中 嶺吾
https://www.gaiax.co.jp/blog/live-more-comfortably/

 

※1 プレスリリース https://www.gaiax.co.jp/pr/press-08042021/

 

「探究講座2021」は、新型コロナにより対面での実施が難しくなった桐朋卒業生による講座やワークショップ、現場訪問(以前、進路企画「大学で研究してみませんか」として実施していたもの)を引き継いだ、希望者参加型の探究活動です。さまざまな生き方を体現している卒業生たちに出会い、知的な刺激を受け、生きることを考えるきっかけにしてほしいという思いで実施しています。

 

 

調理実習の自粛を受けて進めてきた「桐朋男メシプロジェクト」。

No,1では各クラスの代表メニューが決定しました。去る3月、高2学年最後のHRにてクラス代表メニューとその発案者によるプレゼンテーション大会が催されました。審査員は食堂運営会社OBBのスタッフの皆様、本校教職員です。高2全生徒が一堂に会し!としかったところですが、密を避けるべく半数がホールに、また校内に視聴スペースを設けてプレゼンを同時中継する形での開催となりました。

さぁ、グランプリはどの作品に輝くのでしょうか?!

(本授業実践はすべて2020年12月~2021年3月上旬に行われたものです。)

 

 

1学期の期末考査が終わった7月10日(土)に、桐朋を卒業し、生物学・農学・医学系の大学に進学し、研究活動を行っているOBたちが、在校生のためにオンラインで研究紹介をしてくれました。生徒たちは事前に申し込み、Zoomでの参加となりました。参加した生徒は中学3年生から高校2年生までの19名でした。中高生にとって、難しめの話が続きましたが、担当したOB全員が生徒と年齢が近い20代だったこともあり、臆せず質問する中高生の姿が見られ、知的好奇心を刺激される良い機会となったようです。

紹介された研究テーマは以下の5つでした。

①コーヒー豆由来の新規化合物探索(明治大学大学院農学研究科農芸化学専攻)

②DNA情報からさぐる淡水魚の進化(京都大学大学院理学研究科生物科学専攻)

③微生物を利用した有用化合物の生産(北海道大学農学部応用生命科学科)

④近代水田におけるカエルの生活史(京都大学理学研究科生物科学専攻)

⑤睡眠覚醒を制御する分子機構の探索(筑波大学医学群医学類)

 

最後に参加した生徒の感想です。

・とても面白かったです。特にカエル、淡水魚の話が興味深かったです。貴重な話をありがとうございました。

・研究の方法などが詳しく知れたので良かったです。

・僕は魚の生態系をフィールドワークから調べることに興味があったのですが、DNAからの生態系へのアプローチは非常に参考になりました。次もこのような生物関連の講義があったら参加したいです。

・すごく楽しかったけど地理、生物、化学などを勉強するためのモチベにつながりました。

・純粋に生物が好きで研究している先輩の話、クラスメイトのグイグイ行く質問を聞いて昔解剖が好きだったのを思い出せた。

・今まで魚類の生態や環境ばかりに目が行っていたが、農芸化学のような分野にも興味がわいた。一部今までに授業で扱った内容などを扱った研究が聞け、今の知識が役立つことを実感した。

・最後の睡眠に関するタンパク質の話が特に心惹かれました。他の方のお話も色々と参考になったのでまた機会があれば是非参加したいと思いました。

・普段の講演会などでは聞くことのできない具体的な研究の内容や興味深い話が聞くことができてとても良い体験になった。また、自分が知らないような大学の学部を知ることができて将来大学受験をする時の幅が広まった。また機会があればこのような企画に参加したいなと思った。

・OBの方々の研究紹介や会話を見聞きして真っ先に思ったことは、皆さん研究対象は異なっているのにも関わらず、お互いの研究を理解した、質問することが可能なだけの知識と好奇心がしっかりとあるのだな、ということです。今回は生物系と範囲が絞られていましたが、知識を身につけるということがいかに人生を広げ、明るくしてくれるのかということをしっかりと心に刻めたと思います。

 

「探究講座2021」は、4新型コロナにより対面での実施が難しくなった桐朋卒業生による講座やワークショップ、現場訪問(以前、進路企画「大学で研究してみませんか」として実施していたもの)を引き継いだ、希望者参加型の課外活動です。研究に打ち込むなどさまざまな生き方を体現している卒業生に出会い、知的な刺激を受け、将来を考えるきっかけにしてほしいという思いで実施しています。

 

2020年度の高2の家庭基礎(必修)では、コロナ感染症拡大防止のため、調理実習を自粛せざるを得ない状況となりました。座学を通じて栄養素や調理法を学ぶことだけでなく、いかにして生きた内容にできるか、ということが大きな課題でした。何とか、食べる楽しみ、作る楽しみ、そして食について考える面白さを体得していくきっかけづくりができないか、、、。本校には食堂があり、毎日中学生から高校生、そして教職員と多くの人が利用しています。生徒が食堂メニューを開発し、食堂運営会社さんへ向けて「プレゼンテーション」を行い、メニュー化できたらよいのでは?そんな教員の発案に高2生徒達が意欲を発揮!授業を通じてプロジェクトが発足しました。

 

授業のねらいとしては、

①校内での調理実習がままならない中でも、食べる楽しみや喜びを大切にしながら、生徒の食生活を作り上げる力を養うきっかけづくりを行う。

②食堂を利用する生徒や教職員のニーズの調査、分析を行うことで課題を探り、解決していく能力や態度を養う。

③分析結果を基に、コンセプトを立案し、商品のアイデアを共有する対話的・協同的な深い学びを通して、商品の企画に関し創造する活動を行う。

④商品企画書を作成し、プレゼンテーション、食堂運営スタッフとの折衝を行うなど、実体験をもとにしたキャリア教育の一環として、生徒が主体的に学ぶ意欲を育てる。

 

12月上旬より、まずは栄養素の基本を押さえます。中学で習った内容の復習も兼ねて、「五大栄養素」「食事摂取基準」「食品成分表の見方、使い方」などについて確認していきます。そして、冬休みの課題として、各家庭での献立作りと調理実践を行ってきました。

 

年が明けて、いよいよプロジェクトのスタートです。各自家庭で挑戦してきた調理や献立の栄養分析を行い、必要な栄養素を把握。食堂メニュー作りにつなげます。

また、販売価格を考慮した原価計算、メニューのコンセプト、オリジナリティーについて詳しく内容を詰めていきます。数回のブラッシュアップを経て、2月後半には各クラスの代表メニューが決定しました!

(本授業実践はすべて2020年12月~2021年3月上旬に行われたものです。)

 

7月15日(木)の終業日をもって、一学期が終了しました。

新しく高校から桐朋に入学した高入生たちは、4月から始まった桐朋での新しい学校生活をどのように感じたのでしょうか。

高入生たちに一学期を振り返ってもらい、感想を寄せてもらいました。紹介します。

 

A君:桐朋高校での初めての一学期で感じたことは自由の楽しさと過酷さです。基本的には自分のしたいようにできる半面、自分から行動を起こさなければ何かを得ることはできません。自主自立ができるようになるために与えられたこの環境を十分に生かして三年間を過ごしたいと思います。最後に僕がこの学校に行ってみて最も驚いたことは、教員と生徒の距離の近さです。そのおかげで授業もおもしろく、教員にも相談がしやすいです。

B君:桐朋高校は自由な学校だとは知っていましたが、想像以上に自由で、やりたいことができるのに驚きました。でも、それは無責任ということではなく、自らを制することができてこそ、自由はあるのだと実感しました。また、個性的な人が多く、互いに多様性を認め合うことができているので、桐朋にはすぐに馴染むことができました。

OBから職業についての話をうかがった在校生卒業生懇談会。

C君:私がいた中学校は周りの学校より比較的厳しめだったということもあってなのか、休み時間や授業の感じが、想像以上にアットホームな雰囲気で驚きました。そんな空気のおかげか、内進生の友達も沢山作ることができ、学校も割とすぐになじむことができました。また、1学期を過ごして気付いたことは、何より素晴らしい先生方がいらっしゃるという事です。2学期ではさらに友達の輪を広げ、充実した学校生活を送りたいです。

D君:全体的には楽しかったが、コロナでいくつか行事がなくなったのが残念だった。また中学校の頃より定期テストが難しく、出題傾向も違うので、テストの点はとりにくかった。最初の印象どおり、自由な校風で、のびのびと自分のしたいことができるところが桐朋のよいところだと思った。

スポーツ大会ではクラスTシャツを作りました。

E君:一学期を終えて、出身中学とは全然ちがうなと思いました。なぜなら、「こいつできるな」「こいつはできなさそうだ」とかじゃなくて、全員が全員、何らかの秀でているところをもっているし、ふざけているように見えて、まともに勉強ができる人ばかりだからです。

F君:公立中学校から進学してきた私にとって、桐朋の環境は経験したことのないようなものだった。入学式の日に感じたカルチャーショックは忘れられない。教室には男子しかいなく、とても騒がしい。自分が想像していた環境とはかけ離れていた。しかし、その騒がしさのおかげで、すぐに内進生とも馴染め、話しているうちに自分が今まで出会ったことのなかった桐朋生らしい独特な考え方を見つけたり、逆に自分の考えを相手に伝えたりすることがとても楽しくなった。まだまだ不慣れなことも沢山あるが、桐朋生として過ごす3年間を充実したものにしたい。

入学式。昇降口前に集合してクラス写真を撮影。

物作りの祭典「Maker Faire」
2021年10月2日,3日に東京ビッグサイトで実施される物作りの祭典『Maker Faire Tokyo 2021』(MFT2021)に78期高1学年の有志団体「桐朋電子研」が出展することが決定いたしました!

MFTは,ものづくりをしている一般企業や社会人がオリジナルな製品を展示する展覧会で,今回,桐朋電子研では主に「ミサイルランチャー」「シューティングプリンター」「ウォームギアガン」の3作品を出品します。

桐朋電子研では廃材を分解し,それらを活用・再構築して,独創的な作品を作り上げています。クラブではありませんが,桐朋祭を最大のイベントとして活動してきました。このたび,MFT2021への出展が承認されたことは本当に大きなことだと思います。射出機に見合った“マト”を今後開発予定です。


【写真】「シューティングプリンター」プリンターを改造して作った射的マシン。見た目のインパクトは絶大。



【写真】「ミサイルランチャー」ラジカセを再利用したおもちゃ。紙飛行機なども飛ばすことができる。

MFT出展予定の3作品のプロモーション動画です:

なお,「桐朋電子研」では学園祭でも展示を行いますので,ぜひ桐朋祭(2021年9月12日,13日)にもお越しください。


MakerFaireTokyo2021
【場所】東京ビッグサイト
【日時】2021年10月2日(土),3日(日)

桐朋電子研について
78期の有志生徒によるものづくり集団。詳細はこちらのHPをご覧ください。

高校では5月25日~28日に、一学期中間考査が実施されました。

新しく高校から桐朋に入学した高入生たちは初めての定期考査を経験しました。

中学の時と比べて、桐朋のテストを彼らはどのように感じたのでしょうか。

考査終了後に、高入生から感想を寄せてもらいました。一部を紹介します。

 

A君:どの科目も中学校のもとは違い、自分の考えを述べる記述の問題が多く、また思考力が問われるものも多かったため、苦戦しました。他にも科目が増えたことや、学校の勉強だけでは十分に定着せず、自習の時間をとらなければならず、大変でした。しかし、前もって学習していれば点数が取れるテストであったため、普段の学習の理解度を確かめられるとても良いものだと思います。

B君:中学の問題よりも素直な問題が多かったため、勉強すればするほど結果が出やすいものでした。国・英に関しては、高校入試と比べると、範囲が決まっていることもあって、易しかったと思います。数学は入試の大問1がずっと続いているような感じでした。中学では理・社・副教科はマークシート式でしたが、全て記述式でした。

C君:理系教科はやさしめで、授業をきちんと聞いていれば満点もねらえるような気がするのに対して、文系教科は授業を聞いたうえで、復習してテスト対策をしないとまずいような気がしました。次からは英語総合と古典で高得点をとれるように頑張ります。

D君:難しかったです。中学のときの試験とは違い、2、3日前から対策すれば8割とれるような試験ではないです。だからといって、べらぼうに難しいわけではなく、2週間前ほどから着々と準備をすれば良い点は取れると思います。

E君:中学の時と違って範囲がでるのが遅く、教科もばらばらでそこまでできなかった。前もって勉強すべきだった。

F君:英語は選択問題が減り、得点しづらくなった。数学は証明問題で、直後に見直しができなかった。国語は入試と似た形式で、比較的易しかった。理科は化学が難しかった。

G君:桐朋の定期考査は11科目で、しかも難しいので、対策するのが大変でした。中学の時は2、3日前に少し勉強すれば良かったけど、桐朋はそれが通用しなくなりました。

H君:化学は授業内容がものすごくハードであったが、テストの難易度はそれに比べると基礎的なものが多かった。世界史はその逆のような感じがした。地学は中学と違って語句を入れる問題がほぼないというイメージで、結果計算ミスばかりでした。

 78期が中学1年生から1学期に1回のペースで行ってきた数学コンテストです。生徒からの要望により,高校進学後も実施することになりました。高校1年生を主に対象とした,通算10回目のコンテストです。

実施期間は2021年4月10日~4月24日の約2週間で,全問正解者は24名でした。このうち4名は特別参加の下級生(中学3年生)です。「思考を楽しむこと」「学びと遊びの境界をなくすこと」「友人と話題になる問題」を目標に出題しています。提出は任意,期間中であれば何度でも提出可能,電卓やPCの使用も可(PCは使わなくて解ける問題を出題していますが),友人・家族との相談も可です。

問題の全文はこちらのダウンロードリンクから閲覧することができます。今回はその中から3つの問題を紹介します。


問題4 嘘つき
ある集落に100人の村人が住んでいる。
村人のうち,何人かは嘘つきで,残りは全員正直者である。
嘘つきは常に誤った回答しかせず,
正直者は常に正しい回答をする。

彼らはそれぞれ別の家に1人で住んでおり,
それら100軒の家は広場を囲むように円形状に並んでいる。

いま,「あなたの隣家に嘘つきが住んでいますか」というアンケート
を行ったところ,25人が「はい」と回答し,残りの75人は「いいえ」と回答した。

嘘つきは最も少なくて何人いるか答えなさい。

【コメント】
直観ではかなりの嘘つきが住んでいそうですが,答えは意外と少ないです(答えはこのページの最下部に記載しておきます。)。嘘つきと正直者のうまい配置を考える問題です。


問題5 虫食い算
次のA~Fにあてはまる1桁の自然数を答えなさい

【コメント】
着眼点はD,Fの数値の上限を見極めること。AとFの偶奇が一致すること。そして左辺と右辺のみに注目して,4乗引く3乗の値にバリエーションが限られることです。見た目以上にハードな計算になります。答えはこのページの最下部に記載しておきます。


問題7 素数生成式

a,b,cは9以下の自然数とする。nについての2次式f(n)を

 f(n)=an^2+bn+c とする。

7つの値
  f(1),f(2),f(3),f(4),f(5),f(6),f(7)

がすべて素数になるとき,a,b,cの値を求めよ。

必要に応じて,以下の素数表を利用しても構わない。

(※n^2は「nの2乗」です。HPの入力の都合上そのようにさせていただきます)

▶2桁以下の素数
2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97

▶3桁の素数
101 103 107 109 113 127 131 137 139 149 151 157 163 167 173 179 181 191 193 197 199 211 223 227 229 233 239 241 251 257 263 269 271 277 281 283 293 307 311 313 317 331 337 347 349 353 359 367 373 379 383 389 397 401 409 419 421 431 433 439 443 449 457 461 463 467 479 487 491 499 503 509 521 523 541 547 557 563 569 571 577 587 593 599 601 607 613 617 619 631 641 643 647 653 659 661 673 677 683 691 701 709 719 727 733 739 743 751 757 761 769 773 787 797 809 811 821 823 827 829 839 853 857 859 863 877 881 883 887 907 911 919 929 937 941 947 953 967 971 977 983 991 997

【コメント】
f(n)=n(an+b)+c であり,f(2),f(3),…,f(7)が素数になることから,cの値がまず決まります。
それを糸口に解いていく問題です。全ての係数が自然数という単純な式でも7つの素数を作り出せること,そして実は問題の答えが1つしかないことがこの問題の“わくわく感”を演出しています。オイラーの素数生成式を意識した作題でした。答えはこのページの最下部に記載しておきます。

 今回は高校から入学した多くの生徒が参加してくれました。開始初日の放課後にはわざわざ残って解答してくれた生徒もいましたし,休み時間にも話題にしてくれている人がいて大変嬉しいです。作題はいずれもオリジナルです。計算量が多く,大変だったとの声もあったので,次回はアイディア勝負の問題の比率を増やそうと思います。問題が解けたときのスリル感を少しでも多くの人に味わってもらえればと思います。

<過去関連記事>過去の記事はこちらです
第9回 78期数学コンテスト解答
第8回 78期数学コンテスト解答
第8回 78期数学コンテスト
第7回 78期数学コンテスト
第5回 78期数学コンテスト解答
第5回 78期数学コンテスト
第3回 78期数学コンテスト

<今回ご紹介した3題の略解>
第4問解答 9人
第5問解答 A=2,B=5,C=8,D=1,E=3,F=4
第7問解答 a=5,b=5,c=1

新しく高校から桐朋に入学した高入生たちに、はやく仲間をつくってほしいと考え、高入生同士の親睦を深めるレクリエーションを実施しました。

『ビンゴ!君の名は。』
①会場を歩きまわり、参加者の名前を尋ね、マスを埋めていく。この時、相手の顔を必ず覚えておくこと!(全部で9人)
②司会者が参加者の名前が書かれた紙を封筒からランダムにひく。
③ひいた名前を発表し、縦横斜め、列がそろえばビンゴ!!
④最後に、そろった列の3人の名前の人物を、その場で指さす。間違いだったらアウト!!間違った人にこう言いましょう。「君の名は?」


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『紙コップタワー選手権』
①制限時間内(1分)に一番高く積み上げたチームの勝ち!

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれの企画もコミュニケーションが求められ,学校生活の中で友達づくりのきっかけになったと思います。

高入生からたくさんの感想を寄せてもらいました。紹介いたします。

A君:入学時は高入生ということもあり、あまりうまく学校生活を送れるか不安でしたが、すぐにこの学校に馴染むことができました。学校生活は基本的に自由ですが、授業はともて専門性が高く、好きな分野であれば興味を持って受けることができます。

B君:最初は一人でドキドキしていたけど、内進生はみんなフレンドリーで優しいので、オリエンテーションの時間である程度クラスの雰囲気に慣れることができました。また先生方も面白い方ばかりで授業にあきることなく取り組めると思います。

C君:最初の頃は内部生とうまくやっていけるかとても不安だったけれど、みんないろいろ教えてくれたり親切だったためすぐに不安はなくなった。先生に質問をしに行くと丁寧に答えてくれるのでわかりやすい。

D君:桐朋高校はとてもきれいなので、居心地が良いです。また、とても自由で生徒が主体となって行うことが多かったり、制限が少なかったりするため、自分の思いを実現させやすいと思いました。学校の雰囲気も良く、学校という規模で団結力がある学校であると感じました。勉強に取り組むにも良い環境だと思います。

E君:最高です。中学は共学でしたが、男女間の問題とかはないし、勉強が出来る人から刺激が沢山もらえます。

F君:桐朋高校入学時の第一印象は内進生が非常に明るく、私達高入生に対してオープンに接してくれることに桐朋はすばらしいと思いました。今は内進生と心を開いて関わっていくことから学校に慣れました。これから部活に入り友達をつくり楽しい生活を送りたいと思っています。

G君:桐朋高校で生活してみて、一番強く感じたことは、自由ということです。桐朋高校は私服で格好について具体的な決まりがないなど、私立高校の中ではとても自由な高校です。このような自由な校風は先生が生徒を信用しているからこそできることだと思います。このような校風のおかげで、のびのびと生活することができます。

H君:とても穏やかな感じでとても楽しい学校生活です。やる時はやるというonとoffの切り替えがはっきりしています。また、ケンカがなく皆と仲良くすることができています。1人1人に個性がありとても楽しいです。

I君:まず、第一印象としては自由すぎて逆に困るという感じでした。それは中学での束縛の反動ということが大きいと思います。だんだんとクラスに馴染めていくと、そのようなストレスは感じなくなり、不思議な充実感を得ました。これからたくさんの行事を行うにつれ、更に内進生と絆を深めていけたらと思います。

J君:桐朋の内進生はフレンドリーな人が多く初対面でもかなり話しやすいです。また、男子校であることから各自好きなことをでき、自分の素の部分を出せているように感じます。かなり自由な校風ですので公立では拘束が厳しいと感じている人にはぴったりだと思います。

2月20日(土)の日本時間午後6時(オランダ時間午前10時)から、オランダ・ライデン大学の日本語学科と桐朋生のオンライン交流会が行われました。

これは、ライデン大学に進学した本校卒業生が企画してくれた会で、桐朋からは14名の中高生、ライデン大からは11名の学生が参加しました。

会は大きく2部構成で、桐朋生は英語、ライデン生は日本語を主な使用言語にして進みました。

1. 各参加者が「私の紹介したい日本/オランダ」というテーマで写真をカメラ越しに見せながらの自己紹介

2. 各校代表から、桐朋中高/ライデン大学の学校紹介

 

企画してくれた卒業生の齋藤大さんの進行のおかげで、質問や補足が活発に飛び交う会になりました。

参加した桐朋生の感想をいくつか紹介します。

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当初、ZOOMでのオンライン開催ということで、ここまで活発で有機的な国際交流ができるとは思っていませんでした。ライデン大学生の中には、蘭英日にとどまらず、計5ヶ国語までもを扱う方もいて、オランダという国の国際性の豊かさを身をもって感じることができました。また、このような貴重な機会を設けていただいた齋藤大さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。
(高2 S君)

ライデン生の日本語は本当に完璧で、こちらも英語をもっと頑張らないと、というような刺激をたくさん受けました。それだけでなく、5ヶ国語もの言語を習得しようとしている方もおり、その方に言語を早く習得できる(らしい?)秘訣も教えていただきました。
英語で会話をしようという挑戦をして、様々失敗をしてしまったけれど、先生や先輩の「計画的な失敗」という言葉で、また挑戦しようという意欲を保てました。
これからも、英語だけでなく、様々なことに挑戦していきます。
(高2 K君)

実際に海外の大学に通う方と交流することは、今の世の中でなければ訪れない機会であり、様々な発見を今回の交流会ですることができました。驚いたこととして、大学生のみなさんは各々「日本」の好きなところを持ち、真摯に我々中高生と話してくれることがありました。「日本」に対するリスペクトをすごく感じたのも事実です。逆に、僕はさらにオランダの知識を増やし、将来的にアムステルダムやライデンを訪れたいと思いました。最後に、このような機会を設けていただいた、齋藤大さん、先生方に感謝致します。
(中3 Y君)

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