Student's Board 生徒たちが思い思いにつづる学園ブログです

何世紀ぶりの投稿でしょうか。皆さんお久しぶりです。初めてご覧になる方は初めまして。

高校1年の西田康平です。そうこうしている内にもう学年が変わってしまう訳ですが、僕が不定期に書き連ねてきたStudent’s Boardは、僕の生存報告も兼ねて3回目の更新になります。今後も、在校生の視点で桐朋という学校の面白さや、「ある種の」(←ココ大事)日常について発信していけたらと考えています。

少し早いですが、新たにこの春から桐朋生となる82期の皆さん、ご入学おめでとうございます。僕も4年前、期待に胸を膨らませてこの学び舎の門をくぐったのを覚えています。入学後は某音楽科S先生の替え歌校歌洗練(どうぞリアルの授業で聴いてみて下さい)、山岳部を疑うほどのハードクライミングアタック等々、多くの固有行事が待っていますが、他の(まともな)学校では体験し得ることのないイベントの数々、楽しんだ者勝ちです。是非、自由に溺れることなく、自由を満喫してください、と自由に溺れかけの一在校生からのメッセージでした。

やっと本題。今回ご紹介するのは、桐朋構内でこれから春にかけて見ることが出来る野鳥たちです。僕は入学以来、暇を見つけては構内の「みや林」に通い野鳥観察に明け暮れてきましたので、今後の投稿でも鳥関連の話がうるさくなると思われますが、焼き鳥片手にでもご覧くださいませ。

 

・キビタキ

春になると、夏に日本で繁殖するために東南アジア方面から渡ってくる「夏鳥」が渡来します。キビタキはその代表格。構内では春秋の「渡り」の時期にみや林を通過する個体が見られる他、桐朋から200mほど北に位置する一橋大学の森で繁殖しているため、夏場に繁殖個体が餌を取りに桐朋みや林へ飛来することもあります。また、稀に校舎の窓ガラスにぶつかります。

 

・ツミ

ツミは桐朋みや林の象徴的な鳥。日本最小の猛禽類で、かつては鷹匠の間でのみ名が知られ、その生態は謎に包まれた鳥でした。ところが近年、都市部での繁殖事例が増加し、桐朋みや林でも昨年繁殖活動が見られました(失敗に終わってしまいましたが)。

都市緑地における高次消費者の標徴種であるツミは、春先にかけて観察がし易くなります。

 

・アマツバメ

漢字表記は「雨燕」。飛びながら昆虫類を捕食するため、雨雲の模様を見つつ移動採食を行うのでこの名がついたと言われています。

桐朋構内では4月中旬~6月上旬にかけての春季、9月上旬~11月上旬にかけての秋季、渡り途中の群れが構内上空で散発的に観察されます。

 

・エナガ

本種は年中構内で観察されますが、春先にはみや林で営巣する個体が巣材をせっせと収集する様子が見られます。巣は樹上の枝の分かれ目に苔などを編んで作られ、中には鳥の羽根が組み込まれた、ベッドのような構造になっています。

 

桐朋構内ではこれまでに100種を超える鳥類を記録しており、授業の合間や朝方に外を向けるだけでも鳥の生活を身近に感じることができます。たまには文明の利器から目を離し、空を無心に眺めてみてはいかがでしょうか。

Ps.新入生へ宣伝

桐朋には、全国で見ても有数の規模をほこる中高生鳥見グループ、生物部鳥類班があります。フィールドスコープや鳥類関連の書籍など、機材や環境が充実しており、もちろん初心者の方も大歓迎です。一緒に鳥の世界を楽しみましょう。

 

高校1年 西田康平

 

 

3月16日(水)、中学生徒会総務委員会の来年度への引き継ぎ合宿が行われました。

 

縄田照仁(中学総務委員長 中学3年)

「今回は体調不良で引き継ぎ会議に参加できず大変残念でしたが、次年度の委員はもう自分たちで自由に委員会活動を進められると確信しています。大変なこともたくさんあると思うけど、頑張って!」

 

福島結人(中学総務委員会 内務担当 中学3年)

「新型コロナウイルス感染症が流行する中、2021年度の反省点や改善点を対面で2022年度にしっかりと引き継ぐことができたことはとてもよかったです。2022年度の総務委員のやる気に満ち溢れた顔を見て安心しました。彼らなら、現実を直視した生徒からの信頼を裏切らない生徒会活動ができると思います。」

 

岡田一德(中学総務委員会 外務担当 中学3年)

「この引継ぎ会議をもって2021年度中学総務委員会の活動は終了となります。振り返ってみると、一年間色々なことがありました。楽しいことも、大変なこともありましたが、本当に充実した一年間でした。一年間本当にありがとうございました。次年度委員の皆さん、頑張ってください!」

 

平山諒(中学総務委員会 運動会担当 中学3年)

「今回の引継ぎ会議では来年度の総務委員の熱意がしっかりと伝わってきました。新たな風が吹き込む来年度の中学総務委員会が楽しみです!」

 

 

化学部では、各部員がほとんど制約のない中で、興味関心のある実験を行い研究に取り組んでいます。

化学部の1年間の最大の行事は桐朋祭です。写真は、桐朋祭で展示する磁性流体を作成しているところです。磁性流体とは、磁石の性質を持つ流動性のある物体で、磁石を近づけると液面に多数の美しい突起が形成されます。

化学部では、桐朋祭でこれらの展示や、部誌(研究報告書)の配布、演示実験をし、桐朋祭大賞を目指しますのでぜひお越しください。

渡部結人(高校1年,化学部)

実験の様子①

実験の様子②

実験器具

部誌①

部誌②

 

Case① A班の行程

 

僕らの班では宿を出発し、まずは電車に乗って伏見稲荷大社を目指しました。朝の早い時間は有名な観光スポットも空いているだろう、と僕は見当をつけていましたが、まったくその通りで、周りにいるのは観光客が数名と桐朋生のみ。ゆったりとした時間を過ごせた、ように思われますが、そうならないのが現実。先に待つのは山に沿ってどこまでも続く鳥居と階段。頂上に着いた頃には班員皆困憊していました。けれど、僕らの班の予定では、お土産を買ったり、有名な寺社仏閣に行ったり、といった肉体的疲労が少ないことになっていたので、みんなで励まし合いつつ、その日の今後について話しながら、呑気に階段を降っていました。その後の苦労は知らずに…。

伏見稲荷大社を後にした僕らは、抹茶スイーツを食べに行きましたが、結論を言いますと営業時間外でした。とても楽しみにしていた僕にとっては非常にショック。無駄足をした僕らは近くのバス停からとりあえず祇園の方に行き、そばにあった八坂神社に行きました。ただ、高校生の僕らにとっては少し早かったのか、それともみんな疲れていたのか、足取りが重く、すぐに出ることになり、その後偶然近くにあった抹茶スイーツ屋さんに入りました。そこで出会ったのは立派なパフェとキンキンに冷えた濃厚なラテ。みんな夢中になって食べ、すごく満足した様子でした。

その後は、定番コースである二年坂→産寧坂→清水寺にそって行き、お土産を買ったり、京都らしいスッキリとした風景を撮ったりして、非常に充実した時間が過ごせました。一方、筆者のお腹が痛み出したのもこの時でした。おそらく原因は午前11時という早い時間に食べてしまったキンキンに冷えたスイーツ。苦しみながらも、なんとか前に進み、途中休憩しながらも、清水寺を見終わり、しばらくしてやっとお腹の様子が穏やかになりました。それと同時に足の疲労は回復することなく溜まっていく一方でした。

全くお腹が空いていない僕らは昼食を後回しにして、鴨川を歩いて横断していって、そしてバス・電車を乗り継いで北野天満宮に行きました。来年には受験を控えている僕らは、みんなとても集中してお参りしていました。それでもお腹の空かない僕らはそのまま歩いて金閣寺へ。想像以上に金色で、みんなテンションが上がっていました。その後、バスと徒歩で宿まで戻りましたが、足はヘトヘト。総歩行距離は20キロ以上、歩いた歩数は30000歩を優に超えていました。

今年は新型コロナウイルスの影響で観光客が少なく、特に京都は例年の混み具合からは信じられないほど空いていました。いつもは観光客でぎっしりの産寧坂でさえ、いるのは他校の修学旅行生が少しのみ。そういう面では、僕らは貴重な体験ができたと思います。こんなに空いている京都はおそらく二度とありません。だから、僕らも本気で楽しみました。ここに記せたのはほんの一部です。小さな思い出はたった1日の間にもたくさんあります。僕らの記憶に残る修学旅行としては十分すぎました。だからこそ、この修学旅行を支えてくれた旅行会社さんと先生方、他の委員にはお礼が尽きないです。

 

77期高2修学旅行委員会 R.O.

 

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Case② B班の行程

 

・京都鉄道博物館

東京でも電車オタク、修学旅行に行っても結局電車オタク、なんと惨めで悲しい人生かと、自分でも思う。修学旅行委員の書く掲示板的な物にふさわしい、真面目な文章では無いな、と自覚はあっても、やはり電車オタクであるのに変わりは無いので、結局修学旅行で一番印象に残っているのはEF66-35だ。

京都鉄道博物館の、EF66を下から見られるようにした展示は圧巻であった。ここでは機関車を嵩上げして展示していて、自分の目線の高さに砂箱やブレーキパッドがあるので変な感覚だった。この機関車はは流線形の前面形状をしていて、ローアングルで撮ると大変かっこいいので、夢中でシャッターを切っていた。

EF66は中空軸可撓吊り掛け駆動方式を日本で唯一採用しており、ただの吊りかけ駆動と違ってモーターと輪軸の間に原始的なたわみ継手を嚙ませているため、下から見たときに、モーターと車軸が微妙に離れているのを観察できたのは面白かった。可撓吊りかけ駆動とは、高速運転時の衝撃を電動機に直接伝えないまま、粘着力と牽引力を上げることができる駆動方式のことだ。また、曲線区間でも速度をなるべく落とさず運転できるよう、電気機関車では初めて空気ばね式台車とヨーダンパを装備し、揺れを低減した。空気ばねやヨーダンパを真下から見られるのは日本でもここだけではないだろうか。

EF66-35は、1974年に東洋電機・川崎重工によって落成。下関機関区に配置され、寝台特急あさかぜや富士号、東京九州間を結ぶコンテナ特急たから号、東海道・山陽本線を一日かけて走破する冷蔵特急とびうお、ぎんりん号などを牽引し、JR貨物に継承後は吹田区を拠点に東海道線の貨物列車の牽引に従事した。

2013年に運用を離脱したのち、安治川口→京都貨物間の専貨A9182レにて、隣に展示されているDD51-756とともに回送。ナンバープレートや集電装置の擦り板などは塗装せず、職人の手で丁寧に磨き上げられ、飾り帯などを復元して展示された。

 

・愛宕念仏寺

愛宕念仏寺は清水寺や金、銀閣寺などの知名度はなく、訪れる人もそう多くないところだが、それらの有名どころよりも心に残っている。寺そのものの内装、外装もさることながら、何より敷地のいたるところに安置されている1200体以上の羅漢像(仏教において最上位の修行者の像)が見るものを圧倒するのだ。そして、これらの像は故人の死を悼んだ一般人により制作されている。そのため、似たような像が一つもなく、それぞれに故人の特徴が表れていて、本当に心を込めて作ったことが伝わってくるのだ。また、敷地の中でもひと際高い場所に観音像があるのだが、その像は全ての羅漢像を見守っている配置であることに気づき、とても感動した。

個人的な感想ではあるが、人は、死んだからといって全てが無に帰すわけではなく、痕跡を認め、留めてくれる人がいる、そう強く感じた。ぜひ一度足を運んでみてほしい。少なくとも1200人以上の人が故人の死を悼み、多大な時間を割いて羅漢像を彫り納めたのだ。そこに籠められた想いは、きっとあなたの心まで届くはず。

 

帰りに京都駅に寄り、様々な車両を撮影してから宿に戻った。とても楽しい思い出になったと思う。

 

77期高2修学旅行委員 T.M.

 

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Case③ C班の行程

 

僕らの班がまず向かうのは伏見稲荷大社。三条大橋を渡り、三条駅から京阪電車に乗り込みます。

鴨川に架かる三条大橋。

伏見稲荷駅で下車。鉄道写真は久しぶりすぎてブレブレです。

 

最初に向かったのは千本鳥居で知られる京都観光の定番・伏見稲荷大社。コロナ禍であることもあり閑散としていました。

門前町を通り抜け伏見稲荷大社へ。

本殿。ここから千本鳥居の中を抜け稲荷山山頂へと昇っていきます。

千本鳥居をくぐり山頂を目指します。それにしても圧巻。

途中で視界が開け、京都の街並みを一望。山頂はもうすぐです。

40分ほどで山頂に到着。標高233mのプチハイキングでした。

 

下山した後、バスで北野天満宮を目指します。ここからはバス1日券をフル活用。

使用したバス1日券。均一運賃区間内の市バス・京都バス・JRバスが乗り放題です。

JR奈良線の踏切を渡りバス停へ。

京都駅でバスを乗り継ぎ北野天満宮を目指します。

 

北野天満宮に到着するころにはもうお昼時。バス停からすぐ近くの和食料理のお店に入りました。僕が頂いたのは片岡前校長の大好物・にしんそば。初めて食べましたがとても美味しかったです。

昼食後北野天満宮へ。ここもあまり人がいませんでした。大学受験を控えた僕らが訪れておきたかった場所でした。ただ神頼みで合格するほど世の中は甘くありません。改めて気持ちを引き締めなおす意味でも訪れることができてよかったと思います。

バス停のすぐそばに幕末の志士・佐久間象山のお墓への道しるべが。

昼食のにしんそば。おいしさを説明しようにも僕には語彙力がありません。

というわけでやってきた北野天満宮の境内。期末は頑張らねば…

北野天満宮を出て向かうのは言わずと知れた鹿苑寺金閣。15分ほどの道のりを歩いて向かいます。

天満宮を出てすぐに今度は花山天皇陵への道標を発見。

平野神社を横目に金閣へと進んでいきます。

室町幕府3代将軍・足利義満が建てた鹿苑寺金閣。写真で見たことはありましたが、実物の美しさはやはり圧巻。これほど美しく輝く建物が存在していることを実感しました。

鹿苑寺金閣。これほど人が少ない金閣は二度とないかもしれません。

 

売店でお土産を購入してから金閣を後にした僕らは二条城へ。元々行く予定はありませんでしたが、時間が余っていたので立ち寄ることにしました。本丸御殿は改修工事が行われていては入れませんでしたが、二の丸御殿の絢爛豪華な造りだけでも徳川家の権威を感じるには十分でした。

荘厳な造りの東大手門。

大政奉還の舞台となった二の丸御殿。内部は撮影禁止でしたがその荘厳さは圧巻でした。

日本庭園の美しさもまた見事。

  • 城を出るころには陽が沈み始めていました。僕らは最後の見学先・京都タワーへ。高さ131mのタワーは京都市内では群を抜いて高い建物で、高い建物の少ない京都の街並みを一望することができます。稲荷山の中腹から京都の街並みを見下ろした時も京都タワーはかなり目立っていました。

真下から見上げた京都タワー。景観との調和を考慮し鉄骨を使わず建設されています。

 

地上100mの展望台へ上ると、京都の町を美しい夕陽が照らしていました。その美しさは息をのむほど。伏見稲荷大社、北野天満宮、鹿苑寺金閣、二条城…この日訪れた場所を双眼鏡越しに見ることができました。

京都タワーから見下ろした京都の街並み。一日の締めくくりにふさわしい美しさでした。

 

その後、バスで宿に戻りました。この日は夜間外出をせず宿で疲れを癒し、修学旅行最終日に備えます。

77期高2修学旅行委員 K.S.

 

 

 

 

 

 

 

③太秦・嵐山コース

視野を少し狭め雑多なモダンツールを視界から排除すると、そこはまさに江戸時代だった。かねてから時代劇を観たり歴史を勉強したりする度にタイムスリップしたいと思えて苦しくなっていながら、引き出しを開けても階段から落ちても時空を越えられず失望していた僕にとって、この機会は極めて理想的なものだった。当時の人々の生活感まで忠実に再現された大江戸の長屋。残念ながら江戸人はいなかったが、まるでつい先程まで人が人がいたかのように感じられる情緒だった。

江戸の街・太秦を出発し、バスに揺られ次に訪れたのは世界遺産・天龍寺だ。天井に描かれた巨大な龍には会えなかったが、寺の代名詞でもある日本庭園を歩くことができた。庭園を抜けた後、正直どこへ行くのかよくわからず緩慢な歩みを進める僕は、整然と並ぶ竹林に目を奪われた。その日の京都を覆う曇天さえも貫くように一人ひとりまっすぐ立ち誇る竹たちと、彼らによって形成されたトンネルを通る小径。きっと何百年も前の人々もこの景色に心奪われたに違いない。幾分か竹林を四方八方に臨みながら歩いていくと一本の通りに出た。それぞれに風情があり粋な商店が軒を連ね、道行く観光客の間を人力車が抜けていく。京都の地理が毛頭わからない僕にとって、天龍寺から導かれてやって来た先が何という場所なのか見当がつかなかったが、標識の「嵐山商店街」という威勢の良い文字を見て合点がいった。そうか、ここがかの有名な観光地・嵐山か。人々が嵐山を目指す理由がよくわかったのだ。この絢爛豪華な街を、どこの街にもある「商店街」という言葉で判を押すのがもったいないくらい優雅な街だ。それぞれの店舗が個性的で魅力的な商品を売っている。そしてなによりも、通りの終点に姿を現した木造の架け橋は圧巻だった。

渡月橋———。

鉄筋コンクリートといった文明の利器にも劣らずして橋を支える先人たちの叡智。京都にはそれが詰まっている。そして、それらを見つめて心のどこかにあるノスタルジックな感性に身を委ねる現代日本人も、何百年も前の日本人と何も変わらないことに気づいた。しかしそんなことを思っていた僕は、この修学旅行最大の失態を犯してしまった。心の底から絶賛した渡月橋を渡り忘れたのだ。宇治抹茶ソフトクリームに夢中になるあまり、集合時間が間近である事に気づいた時の悲痛は今でも忘れない。将来にまた一つ宿題を残してきてしまったようだ。

 

77期高2修学旅行委員 Y.N.

④座禅コース

 

座禅コースが最初に向かうのは高台寺。言わずと知れた天下人・豊臣秀吉の正室・ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うため建てた寺です。今回はここで座禅体験を行います。

胡坐をかけないほど体が硬い筆者にとってこの座禅体験は地獄。そもそも姿勢を維持するのが大変です。スポーツ同然のこの苦行を、筆者は早く終わることを願いながらなんとか耐え抜きました。こんぴらさんの階段駆け上がりの方が楽なように思えたほどです。

座禅体験をした洗心寮。木造のこぢんまりとした建物です。

座禅を前にした桐朋生たち。

 

座禅体験を終えてからはいったん周辺を自由行動。お土産を購入したり高台寺の本堂を拝観したりして過ごしました。筆者は少し下りたところにある「ねねの道」へ。情緒あふれる街並みが広がっていました。

ねねの道から高台寺へ続く階段。

ねねの道。奥には八坂の五重塔も見えました。

 

高台寺を出発して次に訪れたのは慈照寺銀閣。室町幕府8代将軍・足利義政が金閣に倣って建てた山荘で、一回の心空殿は日本最古の書院造として国宝に指定されているほか、庭園も当時のまま残されています。前日に訪れた金閣とはまた違った趣ある美しさは見事でした。

自然と調和した美しさの銀閣。自分の語彙力のなさを実感します。

境内の散策路からの眺望もなかなか。

銀閣の中でいったん解散となり自由行動に。哲学の道を通って南禅寺を目指します。哲学の道は琵琶湖疎水に沿って続く1.5kmの遊歩道で、哲学者・西田幾多郎が思索にふけりながら歩いた道です。

「日本の道100選」にも選定されている哲学の道。

 

しばらく歩くと南禅寺に到着。鎌倉時代創建のこの寺は日本で最も格式の高い禅寺とされています。高さ22m・二階建ての三門は石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」の名台詞で知られる歌舞伎「楼門五三桐」の舞台となっています。

境内奥には琵琶湖疎水の水路橋・水路閣があります。1888年に完成した水路閣は田辺朔郎が設計を手掛け、周辺の景観に配慮したレンガ造りのアーチ橋となっています。レンガ造りだからか、景観に調和しながらも独特の存在感を醸し出しているように感じていました。

南禅寺の三門。二階に上っている人もいました。

水路閣。未だに水路橋としての役割も果たしています。

 

三門に集合し集合写真を撮影してから昼食場所へ移動します。江戸時代の医学学問所の建物を再活用した料理屋で名物の湯豆腐料理を頂きました。

この日の昼食。豆腐の見方が少しだけ変わったような気がします。

デザートの豆腐プリンも絶品でした。

昼食後、京都駅で他コースと合流し新幹線で東京へ。

東京駅には18:00ごろ到着。長いようで短い、77期高2修学旅行の5日間が終わりを告げました。

 

77期高2修学旅行委員 K.S.

①宇治コース

 

2日間の京都行程のうち1日は、修学旅行委員が作った4つのコースの内から行きたいコースを1つ選んで行動するバスコース別行動を行いました。

宿を出発した後、まず僕たちは平等院を訪れました。

平等院では、10円玉の裏側にも描かれている鳳凰堂や、映像展示や国宝などを見ることができる博物館などを見学し、希望者は鳳凰堂の内部も見学しました。博物館の貴重な国宝や文化財の展示はとても迫力があり、興味深いものでした。

ちなみに、筆者はここのミュージアムショップで家族へのお土産として鳳凰堂が描かれている手ぬぐいを購入しました。

平等院を出て、僕たちは抹茶作りを体験しました。

抹茶作りは「三星園上林三入」の方に教えていただき、石臼で抹茶を挽き、それを使って自分でたてた抹茶をお菓子と共にいただきました。できた抹茶はあまり苦くなく、美味しくいただくことができました。抹茶作り以外にも、お茶に関する歴史などを学ぶことができる資料室を見学し、いろいろな資料を紹介していただきました。筆者は昔からお茶が好きだったので、とても良い経験になりました。

次に、源氏物語ミュージアムを訪れました。

源氏物語の世界を体感できる博物館で、当時の文化や源氏物語の登場人物の紹介などを映像や体験を通じて学ぶことができました。学校の古典の授業で源氏物語を学習している時に訪れたため、知らなかったことでも授業の内容につながるところもあり、より深く学ぶことができました。

その後昼食をとり、京都駅に到着してバスコースは終了しました。

宇治コースの行程を通じて、文化や国宝、歴史、礼儀など、様々なことを学ぶことができました。高校3年生も近づいてきて勉強も忙しくなると思いますが、今回の楽しかった経験や体験を糧にして努力していきたいです。

 

77期高2修学旅行委員 T.M.

 

 

 

②トロッココース

宿を出たあと、まずはバスに乗ってトロッコ亀岡駅に向かいました。

疲れが溜まっていたのか、バスの中では半分以上の人が寝ている様子。

トロッコ亀岡駅に着いたら、早速このコースのメイン、嵯峨野観光鉄道に乗車し、保津川に沿ってトロッコ嵯峨駅へ向かいました。

 

乗車した車両。

 

車窓からの景色。

 

乗車時には少し混乱もありましたが、みん

な景色を満喫していたように思われました。

下車したあとはレストラン嵐山へ行き、そこで昼食。

昼食。美味しかったです。

 

そして食べ終わった人から渡月橋周辺を散策しました。

竹林の小径。

個人的には、土曜なのに混んでいない嵐山という貴重な光景を見ることができ、竹林の小径などにも行けたので満足でした。

その後再びバスに乗って今度は京都御苑へと向かいました。

京都御苑についたらまず京都御所を見学、その後グループごとに苑内を見学しました。

御所内を見学している様子。

そして、予定より早く出発して京都駅に向かいました。

個人的には、とても面白かっただけにもうちょっとじっくり苑内を見学したかったです。

特にトラブルもなくみんな楽しめていたようで、よかったです。

 

77期高2修学旅行委員 D.M.

中学総務委員会では、ベルマーク・インクカートリッジ回収活動を行っています。特に、ベルマークは、今年度6,757枚、15,177点分を回収しました。インクカートリッジも段ボール4箱分以上回収しました。これらの寄付を活かして生徒会活動をより良いものにしたいと思います。ご協力いただいた生徒、保護者の皆さま、ありがとうございました。

福島結人(中学総務委員会内務担当、中学3年)

※ 桐朋では生徒会組織を総務委員会といいます。

インクカートリッジ

ベルマーク

ご協力ありがとうございました(福島)

 

2月21日(月)に中学生徒総会が放送で実施されました。今年度の活動のまとめが報告されました。

議長団と縄田君

事前の打ち合わせ

生徒総会パンフレット

総会終了後

 

総会の運営に関わった縄田君と寺田君の感想を紹介します。

 

縄田照仁(中学総務委員長 中学3年)

「1年間の締めくくりとして、生徒総会(放送)を滞りなく終えることができて安心したというのが正直な気持ちです。準備としては、生徒総会のタイムスケジュールを作成し、総務委員内の各部門の原稿を集め、パンフレットの作成と編集を行い(これが一番大変)、生徒委員会とも協力して議長団を選出し生徒総会の司会進行に協力してもらいました。パンフレットは総務委員が800部程度印刷しクラスごとに仕分けしました。みんなの協力もあって1学期、2学期よりもスムーズに準備ができました。ありがとうございました。」

 

 寺田遼平君(生徒総会議長団 中学1年、生徒委員)

「初めての生徒総会の議長団で緊張しましたが、先輩たち(総務委員)が喋っている姿をみて、勇気をもらい、落ち着いて喋ることができました。仕事としては、生徒総会の司会として先輩たちの紹介や話の最初と最後に挨拶などをすることです。事前に司会原稿に目を通して、生徒総会が円滑に進められるように努力をしました。来年、僕は副総務委員長になります。今年度の先輩たちと同じように上手くできるかは分かりませんが、できるだけ今年のクオリティーに近づけられるように努力をしたいと思います。」

 

 

どうも、G組の修学旅行委員のOです。G組のクラス行程は全行程の前半にあり、初日に東京駅から名古屋を経由して三重まで行き、2日目は三重県内で行動し、3日目に奈良を経由して京都へ行くというような行程でした。この文章は、主に僕の視点からのものになります。

一日目

朝、東京駅の新幹線のホームに着くと既にたくさんの生徒が。そして記念のために生徒やホームの写真を撮りながら点呼をとる担任の姿もありました。担任も生徒も少しワクワクしているようでしたが、感染予防のためか少し静かでした。

 

東海道新幹線で名古屋駅まで行き、そこから観光バスで犬山城へ。犬山城は国宝に指定されている城で、あまり大きい城ではないものの見どころの多い城でした。ちなみに僕は修学旅行直前の夜に徹夜したせいでとても疲れており、城内の見学を終えると直ぐバスに戻ってしまい、同じくバスに戻っていた数人と休憩していました。当日の名古屋は天気が良く、天守からの眺めは気持ち良いものでした。階段が急で、腰と足を痛めていた僕は少々下りるのに苦労しました。でも昔から変わらないようにしている城を見学することができて良かったです。
城見学を終えてクラスはもう一度名古屋駅に戻り、そこからは班別行動をとりました。僕の班はひつまぶしを食べて名古屋駅周辺を散策しましたが、他の班や担任はもっと濃い内容の行動をしていたようです。

班別行動の後は三重県にある宿泊場所の潮香苑まで寄り道せずに行きました。潮香苑は海のすぐ近くにある旅館で、部屋からとても良い景色を見ることができるところでした。
一日目の最後のイベントは花火でした。夕食を終えてから砂浜に行き、担任が買ってくれた手持ち花火をみんなで楽しみました。

ニ日目
実はこの日、志摩に大雨警報が出ていて担任がとても心配していました。しかし起床したときはそこまで悪くない天候で、この日予定していたシーカヤックも無事決行できました。

この日は朝食を終えて志摩湾に向かい、その足でシーカヤック体験をしました。担任もこの行程をとても楽しみにしていたようで、教官の話を聞きながらシーカヤックの準備をしている生徒の写真をたくさん撮っていました。
教官の話を真面目に聞いてから海へ漕ぎ出ると、真珠の養殖場や入り組んだ海岸が見られました。教官に見本として先に漕ぎ出していた僕が「志摩に来たなぁ」と実感していると他の生徒たちも続々とやって来ました。教官に続いて島を一周してから漕ぎ出した場所に戻ると、ドローンとカメラをかまえた担任が目に入りました。
シーカヤックからおりてクラスの人たちを見てみると、数人の服がずぶ濡れ

に。海上で水をかけ合っていたらしく、その後の行程で少し後悔していました。

次に向かったのは伊勢神宮。定番ではありますが伊勢に来て神宮に行かないのは勿体無いよね。神宮に入る前に昼食。手こね寿司という伊勢の名物をいただきました。伊勢うどんも有名な伊勢の名物ですが、正直伊勢うどんを楽しめる生徒は少ないと思うので手こね寿司で良かったです。
神宮にはガイドさんと一緒に入りました。ガイドさんの小話を大絶賛していた生徒もおり、僕自身も面白い話が聞けたなと思いました。神宮について詳しく書こうとすると長ったらしい文章になってしまうため割愛させていただきます。ただ、とても良い経験になりましたとだけ書いておきます。
神宮から出ておかげ横丁をぶらぶら。集客のために工夫したという横丁の雰囲気はとても良いもので、歩くだけでもかなり楽しかったです。
時は進んで、夜、担任の思いつきにより5,6人の班に分かれてそれぞれ出し物をすることになりました。同行していたK先生の結婚を祝おうという企画で、K先生の結婚相手に扮した生徒や鬼〇の刃と桐朋の教員たちをモチーフにした出し物、K先生の大好きなゲームを使った出し物などがあり、とても面白く楽しい時間になりました。

三日目
クラス行程最終日。お世話になった潮香苑を後にして奈良へ向かいます。

まずに法隆寺に行き、広い境内と展示物を見学。現存する最古の木造建築と聞いていましたが、実際に見てそれを実感しました。ただ、当日の天気が良かった、というより良すぎたことで日光が苦手な僕はちょっと大変でした。
その後は昼食をとり興福寺の国宝館に行きました。国宝館には仏像がたくさんあり、ちょっと変わった雰囲気でした。じっくり見ていると意外と楽しく、真面目に見学している生徒も意外と多かったです。
国宝館を出たところにはシカがいて、草を食べていました。そしてそのシカの隣には、草を食べるシカを真似て頭を地面へ近づけている桐朋生の姿が。何やってんだか。

さて、行程は残すところあと1つ。奈良公園を班別で散策します。まあ奈

良公園だけで散策するわけではなく、奈良公園に行かずお寺や神社に行く人もいました。僕は人があまり来ない小さな川のほとりのイスに座って休憩しました。時々シカが近づいてくるのが楽しかったです。ちなみに奈良のシカはこの時期が繁殖期で、オスの気が少しだけ荒くなります。そのため役所の方々が、人通りの多い場所にいるオスの角を切ってまわります。僕たちが行った頃には角切りもほぼ終わり、ちょっと寂しい頭のオスたちがほとんどになっていました。

班別行動も終わり、クラス行程はこれにて無事終了となりました。途中天候の影響で危うくなったのもありましたが、予定通り終えられて何よりです。それと、生徒の様子を見て楽しそうにしている担任の姿が微笑ましかったです。

77期高2修学旅行委員 H.O.

受験お疲れさまでした。

桐朋という学校は他校とは少し違った雰囲気の学校で最初は少し驚くかもしれませんが、高入生、内進生関係なく79期全員で楽しい学校生活を送ることができるように準備をしておくので楽しみにしていてください。

石原佑高(中学生徒委員会議長)

※ 2022年4月入学予定の高1学年生徒は79期生となります。

 

 

 

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