Student's Board 生徒たちが思い思いにつづる学園ブログです

やりたいこと、トコトンと。

10
Oct
13

3・2・1・・・。発射!宇宙好きな学生の小さくともどこまでも広がる「思い」が宙に舞い上がった。
1955年、秋田で直径わずか23㎝のペンシルロケットが発射されてはや半世紀。今年は、米民間会社のスペースX社の打ち上げ失敗が立て続けみ起こり、話題を呼んだ。日本では先々月のこうのとり5号の打ち上げに成功し、日本の技術力の高さを見せつけた。また、先日、国際宇宙ステーションの参加期限を2024年まで延期したそうだがそこから先の宇宙開発はどうなるかわからない。宇宙エレベーターの計画も随分前からあるがまだ技術的に厳しいところがあるようだ。いずれにせよ宇宙商戦は民間会社の参入などもあり、激化していくだろう。今現在、宇宙に行ける唯一の手段であるロケットは重要な存在であり続けるだろう。
先日、本校地学部がモデルロケットの全国大会において総合優勝を果たした。十数年目にして、初めての快挙である。元地学部の僕としても後輩の活躍に嬉しさがこみ上げる。誇りにも思う。部員は今年、砂金甲子園も優勝しており天と地とを制したような心持ちだろう。
僕の同期には地学オリンピック本戦で最優秀賞をとった子が、一つ上の代には宇宙工学の仕事に就こうと大学で勉強している先輩もいる。このように、個々がやりたいことを見つけて個性を尊重し合えること、これが桐朋の魅力の一つだと思う。僕自身もやりたいことをトコトンやることができた。あと、3ヶ月もない桐朋生活。早くも桐朋生活の価値を感じつつある今日この頃。
(高3 Y・H)

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