TOHO Today - 教員ブログ -

戦争を学ぶ

TOHO Today行事

2025年度の中2社会科見学を2月24日、26日、27日に実施しました。お昼すぎに学校をバスで出発し、旧立川基地跡地・砂川闘争跡地・横田基地周辺・空爆の傷跡を残す旧日立航空機変電所をめぐる行程で、移動中のバスの中は、車窓を見ながら担当教員が解説をする動く教室となります。旧日立航空機変電所では下車し、現地ガイドの方の詳しい解説をうかがいながらの見学となりました。見学直後の28日、イスラエルとアメリカはイラン空爆を開始しました。中東地域も横田基地に司令部がある第五空軍の作戦空域であり、生徒たちからイラン情勢への質問も相次いでいます。

 

以下、見学当日に書いてもらった生徒の感想をいくつか紹介します。

<旧日立航空機変電所を見学して>

◇ 実際の戦争で被害を受けた建物をはじめてみた。銃弾が壁を貫通しているのをみてとてもこわかった。壁がボロボロで驚いた。思っていたよりも被害が大きくて本当に戦争があったと実感した。

◇ とても恐ろしいことが当時起こっていたことを知り、同じことを繰り返さないために自分にできることは何だろうと考えさせられた。

◇ たくさんの弾痕のある建物が、当時の姿そのままに残っていて、歴史の教科書の見ているだけでは感じられない生々しさ、残酷さだった。ありきたりなことになってしまうが、戦争の「痛み」を忘れることのないよう、次世代に伝えていけるように、このような建物を残さないといけないと感じた。建物から、痛いという声が聞こえるようだった。

◇ 今回の学習を通して、意外に身近にもたくさんの戦争の記憶を伝えるものがあることを知りました。

<横田基地周辺を見学して>

▽ 普通の住宅地の風景の中に突然レーダーや輸送機基地の軍人とその家族のために建てられた欧風の集合住宅が現れるのが異様だった。

▽ 横田基地は日本のアメリカ軍基地の司令塔だと知りおどろきました。また日本のアメリカ基地問題はこんなに間近にあることを知り、びっくりしました。

▽ 横田基地が想像より広くびっくりした。米軍兵士が住んでいるのは知っていたが、軍人の家族の家や学校もあることにおどろいた、横田基地は輸送や訓練の拠点として置かれており、住民にも騒音などの被害が及んでいると知った。日米間の関係を保つのも大事だが、基地やその周辺の住民との関係も大事だと思った。

▽ アメリカ軍基地と言えば、自分は沖縄をよく思い浮かべるが、身近にもこのような基地について考えさせられる大事な場所が存在していることを改めて実感した。