TOHO Today - 教員ブログ -

Taka Nawashiroさん・石川紅奈さん・Kanさんによるコンサート

TOHO Today高校

2月18日(水)に、65期OBでギタリストのTaka Nawashiroさん、そして共演者として石川紅奈さん(ベース・ボーカル)、Kanさん(パーカッション)をお招きして、82期高1生徒のためにコンサートを開いていただきました。いずれも日本のジャズ界の第一線で気鋭の若手として注目を集めている方々で、素晴らしい演奏を聴かせてくださりました。生徒たちは、これまでジャズを生で聴いたことのない生徒も多かったようですが、今まであまりふれたことのなかった音楽との出会いを楽しんでいる様子でした。

また、苗代さんからは曲間のMCで、桐朋在学時や卒業からこれまでについてのお話もありました。自分の好きなことについて努力を重ねてつきつめていく卒業生の姿が印象に残り、あらためて自分の将来について考えるきっかけになったという生徒も多くいたようです。

放課後には、高1以外も含めた希望者を対象に、さらに数曲の演奏とクリニック(演奏指導)も行っていただきました。プロのミュージシャンと一緒に音を奏で、さまざまにアドバイスをもらうという貴重な経験ができ、楽器をやっている生徒たちにとっては大きな刺激となったようです。

 

 

クリニックをしていただいている様子

以下、生徒たちの感想をいくつかご紹介します。

 

まず惹かれたのは苗代さんの独創的なギターの音色でした。体にスーっと入っていくようなそんな感覚を味わいました。そしてパーカッション、様々なもので様々なビートを刻んでいくのに目を奪われました。そして、個人的に一番好きなのはバスの体に響く弾むような重低音でした。さらに、なんと言っても石川さんのボーカルは聞く人皆を引き付けるものすごく魅力的なものでした。これらすべてが重なって一つの曲を創り上げていく三人は自分の目にはとてもかっこよく、輝いて映りました。

三人とも音楽が好きであることが伝わってきて、自分も好きなことを追求していきたいと強く思いました。好きなことを仕事にするというのは、弛まぬ努力が必要だと分かっているので一日一日を大切に生きたいとそんなことも考えました。今回はどうもありがとうございました。

 

苗代尚寛さん、Kanさん、石川紅奈さんのジャズバンドの演奏を聴いて、高校1年生の自分でもすごく楽しめました。正直、最初はジャズは大人向けで難しそうというイメージがあったけれど、実際に聴いてみるとリズムがかっこよくて、自然と体で音を感じられる音楽だと思いました。特にKanさんのカホンの叩く速さがすごく早くて驚きました。今までのLHRの中で一番有意義な時間でした。普段あまり聴かないジャンルだったけれど、これをきっかけにもっといろいろな音楽を聴いてみたいと思いました。

 

「Kobune」という曲がとても素敵だった。音楽部なのでアンサンブルに参加するといかに演奏の息を合わせるのが大変かが分かるが、ジャズのような調べでパーカッションもとても複雑な動きなのにぴったり合っていてプロのすごさが体感できた。

自分で進路を考えて、自分から行動するのが僕にはとても強い生き方に見えた。アメリカの名門音大に留学し、そこで出会った友達と一緒に音楽活動するってとても憧れるけれどその裏でたくさんの努力の積み重ねがあると思う。

 

私は様々な音楽アプリを通して毎日音楽を聴きながら作業をしているが、ほとんどのものがAI MUSICである。特別こだわりはないから、AIでも人間でも音楽に関してはどっちでもいいという考えだったが、今回の生演奏会を通じてやはり人間の音楽っていいなと思った。人それぞれ同じ楽器を使っていても違うように聞こえたり、演奏したりするのだから当然音楽のアイデンティティのようなものがある。そのような人間特有の魅力が感じられた。

 

放課後のミニコンサートも参加させていただいたのですが、皆さん全員が楽器を心から鳴らしていると感じられるような表情や、繊細な音の響き、重なり合いの美しさに心酔しました。また、苗代さんは、大学を中退してミュージシャンになるということは、相当な覚悟が必要だったのであろうと思います。進路を選ぶ中で、そういった決意が求められる場面もこれから多々あると思いますが、苗代さんを見て、自分の選択に自信をもって歩んでいくことがいかに尊ぶべきことなのかを認識させられた気がして、本当に良い時間を過ごさせていただきました。これからも応援しています!