TOHO Today 桐朋トゥデイ

  • 中学
  • 高校
  • 行事
  • クラブ

1月16日の放課後に『数学カフェ』を開催しました。
ジュニア数学オリンピック(JJMO)の予選問題の解答を公式サイトによる発表よりも早く作る企画です。
参加者はJJMOに出場した中学2年生が中心でしたが,それ以外の生徒も参加してくれました。

多目的ラウンジのホワイトボードを利用して,予選当日に解けなかった問題・解答が判然としない問題について議論が交わされました。
「カフェ」ですので,コーヒーと若干のお菓子も出ます。多目的ラウンジは壁面全体がホワイトボードになっていますので,数式や図で埋め尽くすにはちょうど良いスペースです。

この日議論が白熱した直角三角形によるタイル張りの問題では,数え上げをする上での2人の生徒から出た2つのアイデア(120°の分割と平行四辺形によるタイリング)の良いところを融合させ,答にたどりつくことができました。

また,問題文を理解すること自体が難しいオセロのような第11問の問題についても,鋭いアイデアが出たことにより解法の突破口が見えました。

JJMOはある種の競技性が強い数学のコンテストです。
教員も巻き込み,仲間と楽しみながらアイデアをぶつけ合う,非常に良い時間となりました。

78期学年(中学2年)では数学コンテストを定期的に実施しています。

形式は,「短い制限時間内の試験」ではなく,1/8(木)から1/30(木)までの約3週間,自宅や休み時間など自由に時間を使って,与えられた7つの難題に挑戦する形式です。


【写真】数学コンテスト解答状況を廊下に掲示。毎日正解者数を更新しています。(写真は1/15日時点のものです)

実際に出題した7題のうち2題ほどを紹介します:

<問題3>

nを自然数とし,次の条件を満たす を見つけることを考えます。

(条件)n×2020 は2つの連続した自然数の積で表現される。

この条件を満たす明白なnは,n=2019 やn=2021 ですが,
n=5 のときも,
5×2020=100×101
と書き換えられるので条件を満たしていると言えます。これは興味深いことです。
では,2019未満の自然数nのうち,条件を満たす最大のnを求めてみてください。

<問題7>

学習したように,√2 を小数で書き下すと,
√2=1.4121…
となります。循環のない無限小数です。ところで,
√55=7.4161…
ですので,√2と√55では小数第1位と小数第2位が一致していることが見てとれます。 また,
√180=13.4161…
であるので,√2と√180でも小数第1位と小数第2位が一致していることが見てとれます。
さて,そこで, 次の条件を満たす最小の自然数n(ただしn≧3とする)を求めて下さい:

(条件)√nと√2は小数で書き下したときに,小数第1位,小数第2位,小数第3位,小数第4位が一致する。

※なお,この問題は電卓があると解きやすいと思われます。使用する電卓については根号機能は必要なく,掛け算機能のみあれば充分です。

柔軟な発想と計算力が要求され,1題解くのも難しい問題です。
解答に際しては,友人と相談しても構いませんし,電卓やPCを使っても構いません(PCは使わなくても解ける問題を出題していますが)。実際に第7問目は電卓の使用を推奨する問題でしたが,手計算のみで答えを出した生徒が今のところ2名います。また,プログラミングによる解答も立派な解答で,そのような方法で解答してくれた生徒もいます。

学年としては,
①新しいアイデアを考えることの楽しさ
②数字に遊び感覚で触れ合い,「勉強」と「遊び」の境界をなくすこと
③親友と話題になる数学
をねらいとしてコンテストを開催しています。

作題者としては,生徒が楽しそうに解いているのを見るのが最高の喜びです。

10/16(水),17(水)の1泊2日で、「クラスの日」に行ってきました。

「クラスの日」とは中3と高2が修学旅行に行く1週間の平日に、中1・中2の各クラスが、クラスごとに宿泊地や目的を決めて行う、本校独自の行事です。

1泊2日、費用は18,300円以内(300円は増税対応分)、引率教員は2人、という制約の中で、9月から話し合いを始めて、決めていきます。旅行代理店や宿と交渉を重ねてクラスの生徒の要望を予算以内で達成することが、委員の仕事となります。

「アスレチックに行きたい」「バーべキューしたい」「紅葉見ながらサイクリング!」「果物狩りしたい」「クラスのみんなでスポーツしたい」「肝試しをしたい」「世界遺産を見たい」「ご当地の美味しいものを食べたい」

「温泉宿がいい」「何か、記念に創りたい」「生徒がバタバタしても振動しない、鉄筋の宿がいい」という生徒・教員からのいろいろな要望に応えないといけません。

また、今年は直前の台風19号の襲来を受けて、予定していたルートや行程を変更しないといけないクラスもありましたが、引き出しの多い添乗員さんの援助もあり、どのクラスも、無事に楽しく行ってくることができました。詳しくは、中1の保護者向けの学年通信にまとめました。今回は、特に評判がいいので、ホームページの方にもアップしました。

どうぞ、皆様、ご覧ください。

 

79期学年通信12号

79期学年通信13号

78期学年(中学2年)では数学コンテストを定期的に実施しています。
形式は,「短い制限時間内の試験」ではなく,4/13(土)から4/27(土)までの2週間,自宅や休み時間など自由に時間を使って,与えられた7つの難題に挑戦する形式です。


【写真】数学コンテスト解答状況を廊下に掲示。写真は4/16時点のもの

参加は任意ですが,中学2年生全体で48名の挑戦者からの解答を受け付けました!

柔軟な発想と計算力が要求され,1題解くのも難しい問題ですが,20名の挑戦者が6題以上に正解,全問正解者は14人にのぼりました。

問題に関して,友人との相談は可で,計算を分担し,力技で解くグループもあれば,個人でスマートな解き方をする生徒,また,コンピューターの使用も可(もちろん使わなくて解ける問題を出題していますが)で,プログラミングやエクセルを用いて解答にたどりついた生徒もいました。

実際に出題した7題のうち2題ほどを紹介します:

<問題6>(正解者数26名)
21個の連続した自然数の組で,どの数も13以下の1個以上の素数で割り切れるものは1万以下にたった1組だけ存在する。その連続する21個の自然数の一番初めの(一番小さな)数を答えよ。

<問題7>(正解者数27名)
1からスタートし,以下の2つの規則に従って新しい数字を作り出す:

  (規則1)現在の数字を2倍しても構わない。
  (規則2)現在の数字から1を引いた数が3で割り切れるのならば,そうして構わない。

例えば,1からスタートして6を作り出すには,
1→2→4→8→16→5→10→3→6
 であるため,6を生成することができる。このとき,数字の流れ
「1→2→4→8→16→5→10→3→6」のことを6の生成列と呼ぶ。
6の生成列はただひとつしかなく,6の生成列に現れる最大の数値をF(6)と表現すれば,F(6)=16
である。念のため,他の例も見てみよう。例えば78の生成列は,

「1→2→4→8→16→5→10→20→40→13→26→52→17→34→11→22→44→88→29→58→19→38→76→152→304→101→202→67→134→268→89→178→59→118→39→78」
 
であるので,78の生成列に現れる最大の数値F(78)はF(78)=304である。
さて,31の生成列において現れる最大の数値F(31)の値を求めよ。

学年としては,
 ①新しいアイデアを考えることの楽しさ
 ②数字に遊び感覚で触れ合い,「勉強」と「遊び」の境界をなくすこと
 ③親友と話題になる数学
をねらいとしてコンテストを開催しています。
2,3時間,あるいは数日間,粘り強く考え抜いた末に解答が得られた瞬間に最高の喜びが待っています。
1題正解するごとに,1つのスタンプが押されます。出題者の数学教員としては,スタンプを押した瞬間の挑戦者生徒の嬉しそうな表情を見るのを楽しみにしています。
「解けそうで解けない問題」は「壊れにくい玩具」に似ていると思います。コーヒーや紅茶を片手に,思索にふけるのはとても贅沢な時間です!

なお,「第4回78期数学コンテスト」は2学期はじめを予定しています。

中学行事
4
Apr
27

中学2年生の遠足は,大塚山,日の出山に登山します。
安全の確保とコースマップの分岐の確認のために,遠足委員は引率の教員と共に下見を行うのが仕事です。

4月13日(土)は天候が危ぶまれたものの,無事に下見を行うことができました:


【写真①】古里駅に朝9時に集合した遠足委員たち


【写真②】日の出山山頂にて。標高は900m程度。


【写真③】山頂付近には雪が残っていました。


【写真④】コース上の分岐を確認するのも委員の責務です。

委員長 中学2年濵中君から学年へのメッセージ:

遠足委員長の濵中です。去年に引き続き遠足委員になりました。学年全員が安全に楽しく遠足を行えるようにすることが、今年の僕の役目だと思っています。今年もよろしくお願いします。

 今回も奥多摩に行きます。最初の山までが一番きついと思います。また、分岐が多く、そのため大塚山の山頂に行けなかった人もいました。しおりなどに分岐点について細かく載せます。
 木の根や岩があるので足をくじくなどのけがにきをつけてください。あと、駅には自動券売機がないので最寄駅でチャージするようにしてください。

第67回桐朋祭のテーマソングが完成しました。

作曲者のコメントとともに、ぜひお聴き下さい!

 

第六十七回桐朋祭テーマソング「小さな奇跡」の作詞・作曲を担当しました、2年F組の中村響きです。

このような形で学校最大の行事と関わることができ、とても嬉しく思っています。

今回テーマソングを制作するにあたり、青春という言葉にぴったりな曲を作りたい考えました。

桐朋は自由な校風であるとよく言われますが、私は高校生になって、自由とは何か、徐々に理解してきたように思います。

どんなことにも興味をもち、一生懸命になったとしても、否定せず個性として認めてくれる友人たちや先生方と、どんなことでもできる環境が、私たちの学校の誇るべき自由です。

桐朋祭はまさにその象徴であり、私が思う青春とは、そういう一生懸命な桐朋生一人ひとりの姿です。

「小さな奇跡」はそんなイメージで、さわやかで熱い曲を目指して作らせていただきました。拙い作品ですが、ぜひ聴いていただければと思います。

 

また、演奏は74期学年のバンドメンバーを中心に行いました。彼らは桐朋祭委員としても中心的な役割を担いながら、アレンジなども積極的にこなしてくれました。

歌詞そのままの、全力の演奏もお楽しみ下さい。

下の音楽再生バーの左端をクリックしてください(音が出ます)

5月11日(金)に中学では遠足が実施されました。当初9日(水)の予定でしたが、あいにくのお天気で延期となってしまいました。しかし、11日はお天気に恵まれ、とても気持ちの良い遠足日和となりました!

今回は、中学2年生の奥多摩御岳(大塚山~日の出山コース)遠足の様子と、事前に下見に行き、全体を引っ張っていってくれた遠足委員のコメントを紹介いたします。

 

◎前日の雨で少し心配でしたが、さほど影響がなかったのでよかったです。楽しく登山ができたのでよかったなと思いました。(Kくん)

◎大塚山と日の出山は部活(バスケ)より全然楽なものだと思っていましたが、意外とつらくて終わってからすごくねむくなりました。登山中は空気がすんでいて風がすごく気持ちよかったです。ありがとうございました。(Oくん)

◎遠足の下見はつらかったけれど、それが本番の時にみんなが大きく道を間違えることはなかったので、よかったと思います。ありがとうございました。(Iくん)

 

 

日の出山山頂では、青くすみきった空のもと、遠くには東京都心の景色も見渡せる絶景を背景に、班員どうしでおひるごはんをいただきました。新しいクラスがスタートして早1ヶ月半。遠足を通して、コミュニケーションの機会をもつことができたことと思います。

 

 

 

 

 

4月28日土曜日午後、本校70期OB(2015年度卒)の藤田創さんの呼びかけで、69期・70期・71期のOB5人が来校し、進路相談会が催されました。パネルディスカッションの形で、前半は、桐朋時代に考えていたことや、桐朋時代の経験が今にどう活きているかなどについて話を、後半は、進路や受験勉強についての話をしてくれました。最後に、参加した在校生からのすべての質問に丁寧に答えて、充実した会はお開きとなりました。藤田さんは在学中、年の近いOBと交流する機会が限られていると感じていて、こうした企画をこれからも継続して行いたいと言ってくれています。このメンバーでまた秋口に開催する予定です。今回は在校生への告知が直前だったこともあり、参加者は高校生7人でした。次回は多くの在校生が参加してくれるといいなと思います。

以下に、参加したOBと生徒の感想です。

本物志向が強い桐朋生には、受験なんてものは偽りの勉強かもしれません。私も、受験は通過点に過ぎないし、受験が終わってからがその人自身の味が活きてくる時だと思います。しかし、受験を鼻をつまんで通りすぎるのはもったいない。青春の大事な時間を僅かでも受験のために割くと決めたのなら、「たかが受験」からでも、色々なことを学んでほしいと思いますし、受験からも深い学びをしてきた人はその後の伸びが違うと大学にいても感じます。相談会でのそういった話から、後輩たちが自分なりに何か感じ取ってくれれば、嬉しく思います。在校生、卒業生とも”桐朋の香り”がして、私としても楽しいときを過ごせました。ありがとうございました。(69期OB 大貫渓介)

本当のことを言えば、気軽な気持ちでこの進路相談会に立ち寄ったのですが、来て本当に良かったなと思いました。名門大学に進学された卒業生5人に対して参加した人数が5,6人ほどだったので自分の将来についての悩みなどを深く尋ねることができました。僕が質問したことは、勉強というより勉強そのものが何なのか、大学そして将来の夢と勉強をどう関連すればいいかなどについてでした。どういう気持ちで勉強すればいいか、大学に行くことってどういうことなのかなど自分の中でモヤモヤしていた未来の道が少しだけくっきりと見えた気がしました。先輩達から頂いた言葉は僕の心にとても響き、一生忘れそうもありません。またこのような機会があれば是非行きたいです。(高校1年 O君)

今回、私は非常に多くのことを学びました。初めに、高校で学ぶさまざまなジャンルの勉強は、密接な関係がないように思える大学で習う基礎の基礎や応用に深くつながってくるそうです。そのつながりは、しっかり学習した生徒しか感じられないそうで、大学の学習をより面白いものするためにも高校の勉強は重要であることがわかりました。
さらに、海外留学はたとえ短い期間だとしてもするべきで、受験時にも有利になりやすいそうです。
最後に、在校生からの質問に答えてくださり、普段の生活や受験時の勉強法・心構え、推薦入試等について詳しく知ることができました。私が勉強法等で不明瞭だった箇所も明確になりました。
勉強や大学について、多くのことを学ぶことができ、参加して良かったと思いました。(高校1年 S君)

春の訪れとともに、78期桐朋中学校一年生を迎えました。

新入生のみなさんは新しい生活に期待と不安を抱えていることと思います。桐朋中学校への歓迎と安心して過ごしてほしいという在校生の思いから、毎年恒例の生徒会主催「対面式」が催されました。ここで、先輩となる在校生と新入生が対面し、交流のきっかけづくりをします。

また、在校生と新入生でバディを組んで学校内を案内する「校内オリエンテーリング」も実施されました。

桐朋中学校の生活を通して、新入生一人ひとりの希望と個性がより輝くことを願っています。そして、共にこれからの桐朋中学校をつくっていきましょう。

関連コンテンツ