TOHO Today 桐朋トゥデイ

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8月行われた「GAIAX STARTUP STUDIO起業ゼミ」に本校の中高生が参加してきました。この起業ゼミは株式会社ガイアックス主催の実践的なアントレプレナーシップ教育を行う事業で、本校の卒業生である田中嶺吾氏が企画と運営に携わっています。そんなつながりもあり、この夏は桐朋中学高等学校をはじめ、海城中学高等学校、武蔵高等学校中学校の生徒に声をかけ、応募してくれた生徒のうちから20名弱が参加しました( STARTUP STUDIO起業ゼミについて,詳しく知りたい方は詳しくはこちら)

 桐朋中高からは中学3年生1名と高校1年生2名が参加し、身近な課題意識から、さまざまな段階を踏みながら自分のアイデアを検証していきました。現在進行形の起業家の方がメンターとして各グループにつき、一人一人のアイデアをグループメンバーとともに検証をしていきました。

 最終日のピッチ(短いプレゼンテーション)は、グループ毎の予選を勝ち抜いた8名が熱いプレゼンを行いました。参加者やメンターからの質疑応答の応酬が繰り広げられ、予定した時間を1時間あまりオーバーして幕を閉じました。

 一人一人がフルで頭を働かせ、人とのつながりやSNS駆使して情報収集を行い、懸命に取り組んだであろうことが随所に垣間見られる発表ばかりでした。参加した生徒の一人が「すごく頭を使った気がする。学校の勉強の方がよっぽどラクですよ。」と語ってくれました。学校の勉強から跳びだし、本当の学びを発見する2週間だったようです。

 

 参加した3名の感想です。

 

起業ゼミは三日あり、それぞれあいだに一週間の間があり、三日目までに起業案を考え、三日目にプレゼン、という形でした。プレゼンはまず数人のグループにわかれて予選を行い、そこから選ばれた1〜2人を集めて本選を行い、その中から賞を選ぶという形でした。賞は即法人設立&200万出資の起業賞、5万で3ヶ月やってみて様子見の仮説検証賞、インターンでガイアックスにいけるポテンシャル賞の三つです。僕は予選で敗退&0票でした。が、なぜかポテンシャル賞に選ばれました。

 

今回は非常に貴重な体験をさせて頂きました。Gaiaxの方々にも優しく丁寧に教えていただきありがたかったです。そこまで意気込んで参加したわけではなかったのですが、今回は企業の難しさを強く感じました。

 

今回のstart upゼミにはすごく軽い気持ちで参加したのですが、起業の基礎から細かくレクチャーして頂き起業のノウハウについて理解することができました。また、ゼミの最後には自分で考えた事業案のプレゼンを行って審査して頂くという普段の学校生活では行えない貴重な経験をすることができました。今後もこの様な機会があったら積極的に参加していきたいです。

 

最後に,この「STARTUP STUDIO起業ゼミ」を企画・運営してくれた本校卒業生の田中嶺吾氏コメントです。

 

桐朋中高OBの田中嶺吾と申します。
高校卒業後、慶應義塾大学に進学し、現在は株式会社ガイアックスで「起業ゼミ」という中高生向けワークショップの担当をしています。

この度、高校時代の恩師、上原先生にご協力いただき、桐朋中高の3名の生徒さんと一緒に「起業ゼミ」を実施しました。

今まで様々な学校と一緒に起業ゼミを実施してきましたが、
今回特徴的だったのは、下記の2点です。

・過去開催では苦労している生徒が多かったユーザーヒアリングにおいて、運営側がサポートせずとも、主体的に実施していた
・運営側が促したわけでもないのに、生徒同士で事業に対してフィードバックをしたり、質問したり、褒め称えあったりしていた光景があった

※最終プレゼンテーションでの質疑応答が盛り上がりすぎて、スケジュールが大幅にビハインドする、といったこともありました。

まさに「自主・敬愛・勤労」をテーマにした桐朋での日頃の教育成果が現れていたのではないか、と思います。 
VUCA
の時代では、変化に合わせて、自由自在に自己変容を繰り返すような柔軟な生き方が求められていると思います。
桐朋で「自主・敬愛・勤労」の精神を養いつつ、桐朋から少し距離を置いたところで、起業のみならず、様々な世界に触れ、自身の世界を更新していってほしいと願っています。


今回起業ゼミに参加いただいた生徒さんの今後の活躍が非常に楽しみです。

<参考>
IT
企業がサポート 中学生起業ゼミの狙い

https://www.youtube.com/watch?v=NXXWBuQBUCk&t=231s

ガイアックス、日本初の合同「起業ゼミ」を、都内3校(桐朋・海城・武蔵)と811日より開催
~起業スキルを有すると考える成人8%と調査国最下位、伝統校が挑むアントレプレナーシップ教育~

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000441.000003955.html

生きることをもっと“楽”に、新たな世界との出会いを創造する by 田中 嶺吾
https://www.gaiax.co.jp/blog/live-more-comfortably/

 

※1 プレスリリース https://www.gaiax.co.jp/pr/press-08042021/

 

「探究講座2021」は、新型コロナにより対面での実施が難しくなった桐朋卒業生による講座やワークショップ、現場訪問(以前、進路企画「大学で研究してみませんか」として実施していたもの)を引き継いだ、希望者参加型の探究活動です。さまざまな生き方を体現している卒業生たちに出会い、知的な刺激を受け、生きることを考えるきっかけにしてほしいという思いで実施しています。

 

 

1学期の期末考査が終わった7月10日(土)に、桐朋を卒業し、生物学・農学・医学系の大学に進学し、研究活動を行っているOBたちが、在校生のためにオンラインで研究紹介をしてくれました。生徒たちは事前に申し込み、Zoomでの参加となりました。参加した生徒は中学3年生から高校2年生までの19名でした。中高生にとって、難しめの話が続きましたが、担当したOB全員が生徒と年齢が近い20代だったこともあり、臆せず質問する中高生の姿が見られ、知的好奇心を刺激される良い機会となったようです。

紹介された研究テーマは以下の5つでした。

①コーヒー豆由来の新規化合物探索(明治大学大学院農学研究科農芸化学専攻)

②DNA情報からさぐる淡水魚の進化(京都大学大学院理学研究科生物科学専攻)

③微生物を利用した有用化合物の生産(北海道大学農学部応用生命科学科)

④近代水田におけるカエルの生活史(京都大学理学研究科生物科学専攻)

⑤睡眠覚醒を制御する分子機構の探索(筑波大学医学群医学類)

 

最後に参加した生徒の感想です。

・とても面白かったです。特にカエル、淡水魚の話が興味深かったです。貴重な話をありがとうございました。

・研究の方法などが詳しく知れたので良かったです。

・僕は魚の生態系をフィールドワークから調べることに興味があったのですが、DNAからの生態系へのアプローチは非常に参考になりました。次もこのような生物関連の講義があったら参加したいです。

・すごく楽しかったけど地理、生物、化学などを勉強するためのモチベにつながりました。

・純粋に生物が好きで研究している先輩の話、クラスメイトのグイグイ行く質問を聞いて昔解剖が好きだったのを思い出せた。

・今まで魚類の生態や環境ばかりに目が行っていたが、農芸化学のような分野にも興味がわいた。一部今までに授業で扱った内容などを扱った研究が聞け、今の知識が役立つことを実感した。

・最後の睡眠に関するタンパク質の話が特に心惹かれました。他の方のお話も色々と参考になったのでまた機会があれば是非参加したいと思いました。

・普段の講演会などでは聞くことのできない具体的な研究の内容や興味深い話が聞くことができてとても良い体験になった。また、自分が知らないような大学の学部を知ることができて将来大学受験をする時の幅が広まった。また機会があればこのような企画に参加したいなと思った。

・OBの方々の研究紹介や会話を見聞きして真っ先に思ったことは、皆さん研究対象は異なっているのにも関わらず、お互いの研究を理解した、質問することが可能なだけの知識と好奇心がしっかりとあるのだな、ということです。今回は生物系と範囲が絞られていましたが、知識を身につけるということがいかに人生を広げ、明るくしてくれるのかということをしっかりと心に刻めたと思います。

 

「探究講座2021」は、4新型コロナにより対面での実施が難しくなった桐朋卒業生による講座やワークショップ、現場訪問(以前、進路企画「大学で研究してみませんか」として実施していたもの)を引き継いだ、希望者参加型の課外活動です。研究に打ち込むなどさまざまな生き方を体現している卒業生に出会い、知的な刺激を受け、将来を考えるきっかけにしてほしいという思いで実施しています。

 

桐朋中学では中学2年の林間学校で尾瀬ヶ原を訪れます。

尾瀬から自然の豊かさやそれを守り受け継いでいる人たちのことを学びます。

今年も7月17日~20日の3泊4日で林間学校が予定されています。

それに先立ち、林間学校委員の生徒たちが尾瀬について調べ、ホールにて生徒全員の前で発表をしました。

発表テーマは以下のとおりです。

①尾瀬の成り立ち
②尾瀬の地形
③尾瀬の生物
④尾瀬の植物
⑤尾瀬のマナー
⑥尾瀬の環境問題

 

また、林間学校当日は、現地にて群馬県立尾瀬高等学校自然環境科の高校生の皆さんといっしょに学習会を予定しています。

2月22日(月)に、中3学年でスピーチコンテストを開催しました。英語の授業で作成したエッセイ”The Picture that Moves My Heart(心を動かす1枚の写真)”をミニスピーチに仕立てた活動で、各クラスでの予選を経て総勢13名のスピーカーがホールに集結しました。

ALTのMax先生と高3学年の岡田先生による審査の結果、なんと3位が同率で3名に。その他の順位も本当に僅差で、レベルの高いコンテストとなりました。

 

スピーカーとして参加した生徒の感想をいくつか紹介します。


今回のコンテストでまず感じたのは緊張感でした。みんなの前で英語を読もうとすると、どうしても発音やスピードに気を使ってしまい、スピーチの中身を忘れてしまうのです。あとは他の発表者のすごさが改めてわかりました。みな堂々としていて、ジェスチャーもできていて驚きました。
対して自分はあまりうまく発音できず、途中セリフを忘れる所もありましたが、大きな声ではっきりと話せたと思っています。それが自分にできるベストなのかなと思いました。
(S君)

 

とにかく緊張してしまって本調子を出せず、賞が取れなかったのはとてもくやしかったですが、学年の皆の前で話せたというのは良い経験になりました。
(H君)

 

まず、優勝を出来たことを心から嬉しく思います。壇上でスピーチをしたというよりかは、自らが選んだ写真とそこに写っている鳥の魅力を、ホールの聴衆の同級生に伝えたい思い一心だったため、純粋にあの場の雰囲気に丸ごと興じていました。ある意味スピーチをしていた感覚がなかったために、話す際のトーンや間を気に留めていなかった事は反省点です。これらのスキルをしっかりと習得した上での「余裕あるスピーチ」を今後は出来るよう、精進します。最後に、このような場を与えて下さった先生方に、コンテストの前日にリハーサルの相手をしてくれた家族に、そして温かい雰囲気でスピーチを聴いてくれた同級生の皆に、心より感謝申し上げます。
(N君)

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2月20日(土)の日本時間午後6時(オランダ時間午前10時)から、オランダ・ライデン大学の日本語学科と桐朋生のオンライン交流会が行われました。

これは、ライデン大学に進学した本校卒業生が企画してくれた会で、桐朋からは14名の中高生、ライデン大からは11名の学生が参加しました。

会は大きく2部構成で、桐朋生は英語、ライデン生は日本語を主な使用言語にして進みました。

1. 各参加者が「私の紹介したい日本/オランダ」というテーマで写真をカメラ越しに見せながらの自己紹介

2. 各校代表から、桐朋中高/ライデン大学の学校紹介

 

企画してくれた卒業生の齋藤大さんの進行のおかげで、質問や補足が活発に飛び交う会になりました。

参加した桐朋生の感想をいくつか紹介します。

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当初、ZOOMでのオンライン開催ということで、ここまで活発で有機的な国際交流ができるとは思っていませんでした。ライデン大学生の中には、蘭英日にとどまらず、計5ヶ国語までもを扱う方もいて、オランダという国の国際性の豊かさを身をもって感じることができました。また、このような貴重な機会を設けていただいた齋藤大さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。
(高2 S君)

ライデン生の日本語は本当に完璧で、こちらも英語をもっと頑張らないと、というような刺激をたくさん受けました。それだけでなく、5ヶ国語もの言語を習得しようとしている方もおり、その方に言語を早く習得できる(らしい?)秘訣も教えていただきました。
英語で会話をしようという挑戦をして、様々失敗をしてしまったけれど、先生や先輩の「計画的な失敗」という言葉で、また挑戦しようという意欲を保てました。
これからも、英語だけでなく、様々なことに挑戦していきます。
(高2 K君)

実際に海外の大学に通う方と交流することは、今の世の中でなければ訪れない機会であり、様々な発見を今回の交流会ですることができました。驚いたこととして、大学生のみなさんは各々「日本」の好きなところを持ち、真摯に我々中高生と話してくれることがありました。「日本」に対するリスペクトをすごく感じたのも事実です。逆に、僕はさらにオランダの知識を増やし、将来的にアムステルダムやライデンを訪れたいと思いました。最後に、このような機会を設けていただいた、齋藤大さん、先生方に感謝致します。
(中3 Y君)

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 78期が中学1年生から1学期に1回のペースで行ってきた数学コンテストが,中学3年生の3学期で,ついに9回目の実施を迎えました。

 実施期間は2021年1月26日~2月16日の約3週間弱で,全問正解者は21名でした。このうち5名は特別参加の下級生(中学2年生)です。「思考を楽しむこと」「学びと遊びの境界をなくすこと」「友人と話題になる問題」を目標に出題しています。提出は任意,期間中であれば何度でも提出可能,電卓やPCの使用も可(PCは使わなくて解ける問題を出題していますが),友人・家族との相談も可です。

 問題の全文はこちらのダウンロードリンクから閲覧することができます。今回はその中から2つの問題を紹介します。


問題6 ピタゴラス
辺の長さが互いに異なる11個の直角三角形がある。
これらの直角三角形の辺の長さ(33個)をすべて書き並べ,さらに無関係な1つの数字を書き添え,34個の数字を小さい順に書き並べたところ,以下のようになった:

3, 4, 5, 6, 7, 8, 9,10,11,12,
13,14,15,16,20,21,24,25,29,30,
34,35,36,37,38,39,40,41,48,50,
60,61,84,85

書き添えられた無関係な数字1つはどれか。

【コメント】
これは7題の中で唯一パズル要素の強い問題です。ピタゴラス数の組み合わせを見つけていきます。比較的大きな数から切り崩していくと良いでしょう。


問題7 4つの素数
互いに異なる4個の数p,q,r,sはすべて3以上の素数であり,以下の等式を満たしている:

 pqr+pq+qr+rp+p+q+r-16s-7=0

 このとき,sの値として考えられる最も小さな数は何か。
必要に応じて,以下の素数表を利用しても構わない。

▶2桁以下の素数
2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97

▶3桁の素数
101 103 107 109 113 127 131 137 139 149 151 157 163 167 173 179 181 191 193 197 199 211 223 227 229 233 239 241 251 257 263 269 271 277 281 283 293 307 311 313 317 331 337 347 349 353 359 367 373 379 383 389 397 401 409 419 421 431 433 439 443 449 457 461 463 467 479 487 491 499 503 509 521 523 541 547 557 563 569 571 577 587 593 599 601 607 613 617 619 631 641 643 647 653 659 661 673 677 683 691 701 709 719 727 733 739 743 751 757 761 769 773 787 797 809 811 821 823 827 829 839 853 857 859 863 877 881 883 887 907 911 919 929 937 941 947 953 967 971 977 983 991 997

【コメント】
一部分を因数分解することで,解くことができます。2種類の素数(4n+1型の素数と4n+3型の素数)に注目すると良いでしょう。当てはまるのがすべて素数ということで,当てはめでいくしかなさそうに見えますが,論理立てて解くことができる問題です。半日で最初の正解者が出ました。

なるべく解答を見ないことをお勧めしますが,
第9回78期数学コンテストの略解はこちらのリンクに掲載致します。

<過去関連記事>過去の記事はこちらです
第8回 78期数学コンテスト解答
第8回 78期数学コンテスト
第7回 78期数学コンテスト
第5回 78期数学コンテスト解答
第5回 78期数学コンテスト
第3回 78期数学コンテスト

オランダ・ライデン大学に進学した本校の卒業生が、オランダで日本語と日本文化について学んでいる学生と桐朋生とのオンライン交流会を企画してくれました。

受付期間を終え、14名が参加予定です。当初の予想よりも多くの桐朋生が申し込んでくれ、文化交流・言語交流への関心が高いことがうかがえます。

交流会当日(2月20日)の模様は、改めてレポートいたします。

先日の記事(78期 第8回数学コンテスト)で紹介した問題の解答を掲載します。

問題の概要は,以下の通りでした。
・数字のタイルを踏んで,下の入口(A~G)から上の出口(H~N)に抜ける。
・踏んだタイルの数値の合計が78の倍数になるようにしなければならない。
・上下左右には進めるが,1回の移動で斜めには進めない。
・遠回りしても大丈夫。

タイルの数字は一見ばらばらですが,数字の足し算を行っていると,ある規則性に気づきます。
なんと,迷宮の広間の大半の部分は,「(78の倍数)+12」または「(78の倍数)+66」と書けるのです。
“78で割った余り”に注目し,迷宮の数字を書き換えると,下の図のようになります。
12+66=78より,「(78の倍数)+12」+「(78の倍数)+66」=(78の倍数)です。
したがって,基本的にピンクの部分は「2マス進む」と78の倍数が足されることになります。
つまり,ピンクの部分はいくら移動しても主人公の運命に影響を与えることはないのです!

そこで,基本的に入口と出口の数字(青色部分)の組み合わせによって78の倍数を作るのですが,これは不可能になっています。そこで,広間に1枚だけあるイレギュラーなタイル(黄色)に注目し,このタイルを利用すれば,入口Eから入って出口Mから抜けられます。言い換えれば,この黄色のタイルを踏まなければ条件を満たすように抜けられません。


【条件を満たすような移動の仕方の一例】

Eから入り,元々「-182」と書かれていたタイルを踏み,Mから抜ければ,必ず78の倍数になりますが,それ以外の方法では必ず失敗するという不思議なパズルでした。

なお,この問題は,コンテスト開始2日目に初の正解者が出たのち,コンテスト終了まで累計で11名の正解者が出ました(うち,1名は中学2年生)。

コンテストは中3生対象ですが,中学2年生の希望者も参加していますので,学内で参加ご希望の方は78期数学担当者までお声がけください。解いた感想を聞くのが作題者の楽しみになっています。なお,現在第9回目の数学コンテストを実施中です。問題全文は下記からダウンロード可能です。

第9回 78期数学コンテスト

78期(中学3年生)では学期に1回、定期的に数学コンテストを実施しています。
第8回目となる今回のコンテストは11月2日から11月21日の期間で行われました。

これまでと同様に,期間中に7題の難題にチャレンジします。
期間内なら制限時間は無制限。友人と相談可,PCや電卓も使用可です。
答え合わせのために何回提出しても構いません。
およそ3週間弱の間,考えることの楽しさを味わってもらう企画です。

既習内容で解ける問題だけ出題しています。中学3年になって,数学の道具が増えてきたため,難易度も上がってきましたが,今回は10名の全問正解者が出ました。

中でも挑戦者にとって,一番難しかったのは,第7問目の問題です:


<問題7>『死の迷宮』

【問題本文】
探検家のキリノトモロウ氏は,伝説の迷宮にたどり着いた。迷宮の床のタイルには魔法のかかった数字が書いてあり,危険な感じがする。入口には次のような注意書きがあった。

 『7つの入口(A~G)のいずれかから入り,7つの出口(H~N)のいずれかから出よ。出られたものには永遠の命が与えられる。ただし,出口から出るときに,踏んだ魔法のタイルの合計値がちょうど78の倍数になっていなければ,その者は灰と化すであろう。迷宮内は前後左右に進めるが,斜めに進むことはできない。遠回りをしても構わぬが,同じタイルを2度踏むと呪いで死ぬ。注意せよ。』

永遠の命を手に入れることのできる道筋が存在する入口と出口の組み合わせがたった1つだけある。その組み合わせを答えよ。なお,キリノ氏のリュックには電卓が入っているが,使っても使わなくても構わない。


タイルに仕掛けられた数学の魔法は非常に強力でしたが,この問題はコンテスト開始2日目に初の正解者が出ました。

・問題に威圧されずに取り組もうとする姿勢
・タイルの仕掛けに気づく洞察力
・さらにもう一段解上の洞察力で特別なタイルを見つける粘り強さ

がそろうと解くことができます。

毎回,何日で全問突破者が出るかを楽しみにして作題しています。
第8回目の数学コンテスト全問(第1問から第7問)は下記リンクよりダウンロードできます
第8回78期数学コンテスト

3学期には中学最後となる第9回目の数学コンテストを予定しています。


<過去関連記事>過去の記事はこちらです

第7回 78期数学コンテスト
第5回 78期数学コンテスト解答
第5回 78期数学コンテスト
第3回 78期数学コンテスト

11月30日(月)、80期中1学年では、スマホ安全教室を実施しました。講師の方をホールにお招きして、3種類の動画を見ながら、スマートフォンやSNSの使用におけるマナーや危険について学びました。

生徒たちの感想を紹介します。

①僕はこの話をきいて、よりスマホの危険性を理解しました。ちょっとした文の読み方の違いでいじめなどが起きると思うと、軽い気持ちで文を書かないようにと思いました。僕は文に主語をつければいいと思います。主語をつければ少しは誤解を招く事はなくなると思います。また、今はツイッターとかやっていないから、もう数年は使うのをやめようとも思いました。

②今回のスマホ安全教室で分かったことは、「むやみやたら、考えなしにSNSやネットを使って情報をやりとりするのは危険だ」ということだ。1つ目のビデオで、文字だけのやりとりであるSNSにて起きた勘違いがいじめにつながった。送る側が表現をもっと詳しくすればこんなことは起こらなかっただろう。2、3つ目のビデオでは犯罪にも問われている。自分の安易な行動で人生を失ったのだ。やはり大事なのは、スマホを使うときでもなんでも冷静になることではないだろうか。

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