
「とある男が授業をしてみた」の葉一氏が講演に来てくれた!
大人気YouTuberの葉一さん(YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」)に、3月8日(水)、ご講演いただきました。桐朋高校1年生(79期)に向けて、テーマは「進路について」の講演会でした。「高校時代、進路について迷っていたこととその解決法」「高校生の自分と日頃の勉強」「高校・大学・社会人となる中で夢が変わっていった経緯」などについてテンポよく、そして何より目の前の生徒達に響く言葉で語られました。35分の講演はあっという間で、その後の質疑応答も途切れることなく生徒達は手を挙げました。
講演会後の生徒の感想をいくつか掲載します。
僕の心に残ったのは、「色々な考え方に触れた方が良い」という考え方です。考え方が柔軟で、凝り固まっていない若いうちに様々な考えに触れることが大事だと仰っていました。僕はある程度自分なりの考え方を持っていますが、それが凝り固まらないように、本を読んだりして様々な考え方に触れようと思いました。(塩田)
自分はテストの結果などで落ち込んだりすることがありました。今回の葉一さんの講演で、失敗から学び、未来の事態に備え、自分がどうすれば気持ちを維持できるかを考えることが大切であることを知りました。今後に活かしたいです。とても有意義な時間でした。(磯部)
「頼る」ことと「信じる」ことが重要だと、心に残りました。(高原)
教育系YouTubeはあまり見たことがなかったが、葉一さんがYouTuberになられるまでの経緯がとてもおもしろく、興味が湧きました。(吉松)
中学時代のいじめられた経験、大学受験の国立大学前期日程失敗の絶望から立ち直ろうとする姿勢、メンタルの強さに感銘を受けました。僕も葉一さん同様、好きな歌をよく歌っており、アニメや漫画にも尊敬しているキャラクターがいます。以前より一層、趣味が自信に繋がり、人生の展望が開けそうです。(田中俊)
挫折したときにも自分に向き合い考えることが重要だと思いました。諦めずに前向きに考えることを教わったと思います。(小林優)
葉一さんに講演を依頼することになったのは、一人の生徒の発言からでした。
「葉一先生の動画は何回も拝見したことがあり、教育への携わり方や本人の人生に感銘を受けました。私は、今の自分たちが葉一さんの生の声を聞くことは、大きな財産になると思います。」
その後、各クラスの代表から成る委員会で提案しました。委員会で「進路選択の一環」で葉一さんに講演依頼することが決まり、教員の会議でもそれを了承しました。
そして直筆で依頼文を書き、送りました。葉一さんにその気持ちが伝わり、ご講演をいただくことになりました。そして生徒達が葉一さんから熱をいただきました。
私は、その熱が伝わった様子をじっと見ていました。またこれからもその熱がずっと伝わっていくように思います。