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新中2のオリエンテーションでクラスづくりワークショップを行いました

4
Apr
15

年度初めのオリエンテーション(準備期間)の初日となる4月9日(水)、新中学2年生は各クラスで ワークショップ形式の活動を行いました。 初日にはホームルームで自己紹介の時間を設けることが多いのですが、単純な自己紹介から踏み出して、 「体を動かし、笑い、小さな作品を一緒に作る作業」を通してお互いを知っていく活動を行いたいと思い、 学年で企画しました。

実施にあたっては、昨年度2月のHR企画「先輩と創る~道井良樹さん&電夏!」のワークショップ からの継続性を強く意識し、その時の経験や手法をフル活用しました。 クラスによって多少の違いはありますが、

・ジェスチャーやじゃんけんを使ったウォームアップ活動

・一つのお題を表現する画を作る「みんなで静止画」(1月のワークショップのおさらい)

・最後の1行のセリフを際立たせるための状況とストーリーを考えてミニ劇を演じる「最後のひとこと」(2月のワークショップで時間の関係で割愛した活動)

という流れを基本とし、進行に応じて活動を選んで進めていきました。

生徒たちは、新クラスのメンバーでのクリエイティブな活動に戸惑いながらも、 さすがに一度経験しているだけあって楽しんで取り組んでくれました。 2時間のワークショップを終えてのクラス写真撮影では 一段すがすがしい笑顔を記録に残してくれたような気がします。 改めて、笑いやユーモアがコミュニケーションと人間関係づくりに与える力の大きさに驚いた2時間でした。

 

【生徒からの感想】

・今回は少し前にやった電夏ワークショップをまねて、新しいクラスで活動をした。緊張してうまくいかないところもあったが、クラスで笑いを通して打ち解けることができて、とても楽しかった。これからクラスの人と少しずつ仲良くなっていきたい。

・今回のワークショップで一番印象深かったのが最後の課題だ。これは自分たちで脚本を作ったサイレント演技の最後に決められたセリフを入れるものだ。ぼくらの班は「何だ、そうだったのか。」を最後に持ってくる脚本を作った。喜劇には言葉だけでは表現しきれないおもしろさがあり、それを創ることも楽しいのだと感じた。このことを忘れず、人を楽しませられる人になりたいと思う。  桐朋では先輩の職業などを体験するような機会が設けられている。このことを機に、将来の目標ができたり、新しい世界を知るきっかけができたりすると思う。ぼくも新しい世界を知ることができた。

・初めてのワークショップは何をやるのか不安だったけれど、やってみたらとても楽しくて夢中になりました。自分たちで劇を作ると、すでにあるものを演じるのとは違って、自由な発想で作れるので、そこが一番楽しいところでした。今回は、最後の一言だけ喋っていい劇というものをやり、僕の班は「な~んだ!そういうことだったのか。」というセリフを使いました。これを使った劇を作るときに、自分でも「な~んだ!そういうことだったのか。」と思える劇にすると、自然と皆から見ても分かる劇ができました。この劇を、先生が「とても良かった」と言ってくれて嬉しかったです。・

なお、このワークショップの前日には、学年集会で中2学年の教員たちが 今年度の学年テーマを意識した約10分の短編劇を生徒に披露しました。 生徒たちも教員たちも、表現することに挑戦し、楽しむ。 そんな雰囲気に満ちたスタートになったのではないかと思います。

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