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高3英会話 新たに開講!

5
May
26

本記事では、今年度より新たに開講しました選択科目、「高3英会話」についてご説明いたします。

授業は日本人教員と外国人指導助手2人による3人のチーム・ティーチングで、高校卒業後も見越した、高度な「話す」「書く」活動を行います。扱うものは、様々な社会的テーマ(例:「コンピューター社会」「バイオテクノロジー」)や、大学入試や検定試験に頻出の「表・グラフ・地図・写真・図」などを使った問題です。次の動画は、「地図」を扱った授業の一部です。

 

授業では、まず内容や英語の語彙・表現に関する基本的な知識を教員が紹介します。次に、学んだものを基に生徒同士で英語を使い、必要に応じて教員も交えて、考えや練習を深めます。最後に、深めたものをクラス全体で共有し、各自のライティング課題に移ります。

 

ライティング課題は毎週1本あり、教員が(真っ赤に!)添削をした上で返却します。言語面、内容面はもちろん、大学で要求されるアカデミック・ライティングも意識してコメントをします。課題の返却の際には、全体で数枚を読み、今後の改善につながることを共有します。

《実際に生徒が書いた課題と添削内容 タイトルをクリックすると開きます↓》

Assignment A     Assignment B

授業運営については、目標や計画について日本人教員と外国人指導助手で打ち合わせをした上で、外国人指導助手が(日本人とはおそらく違う)自らの学習経験・指導経験を最大限に生徒に還元できるように、外国人指導助手が主にリードしつつ、日本人教員が必要に応じて参加する形を取っています。英作文の添削は3人で分担して行います。生徒はこれまでの学習経験やこの授業で得る多様な価値観を基に、自らの目標に向かって自ら学習を形作っていきます。

高3英会話は、生徒が話すことや書くことを通じて授業に参加し、毎週1本課題提出を必ず求められることから、かなりハードな授業となりますが、高3の終わりには自信を持ったEnglish Userとなり、卒業後に活躍してくれることを願っています。

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