Student's Board 生徒たちが思い思いにつづる学園ブログです

中学新入生の皆様、ご入学おめでとうございます

3
Mar
24

何世紀ぶりの投稿でしょうか。皆さんお久しぶりです。初めてご覧になる方は初めまして。

高校1年の西田康平です。そうこうしている内にもう学年が変わってしまう訳ですが、僕が不定期に書き連ねてきたStudent’s Boardは、僕の生存報告も兼ねて3回目の更新になります。今後も、在校生の視点で桐朋という学校の面白さや、「ある種の」(←ココ大事)日常について発信していけたらと考えています。

少し早いですが、新たにこの春から桐朋生となる82期の皆さん、ご入学おめでとうございます。僕も4年前、期待に胸を膨らませてこの学び舎の門をくぐったのを覚えています。入学後は某音楽科S先生の替え歌校歌洗練(どうぞリアルの授業で聴いてみて下さい)、山岳部を疑うほどのハードクライミングアタック等々、多くの固有行事が待っていますが、他の(まともな)学校では体験し得ることのないイベントの数々、楽しんだ者勝ちです。是非、自由に溺れることなく、自由を満喫してください、と自由に溺れかけの一在校生からのメッセージでした。

やっと本題。今回ご紹介するのは、桐朋構内でこれから春にかけて見ることが出来る野鳥たちです。僕は入学以来、暇を見つけては構内の「みや林」に通い野鳥観察に明け暮れてきましたので、今後の投稿でも鳥関連の話がうるさくなると思われますが、焼き鳥片手にでもご覧くださいませ。

 

・キビタキ

春になると、夏に日本で繁殖するために東南アジア方面から渡ってくる「夏鳥」が渡来します。キビタキはその代表格。構内では春秋の「渡り」の時期にみや林を通過する個体が見られる他、桐朋から200mほど北に位置する一橋大学の森で繁殖しているため、夏場に繁殖個体が餌を取りに桐朋みや林へ飛来することもあります。また、稀に校舎の窓ガラスにぶつかります。

 

・ツミ

ツミは桐朋みや林の象徴的な鳥。日本最小の猛禽類で、かつては鷹匠の間でのみ名が知られ、その生態は謎に包まれた鳥でした。ところが近年、都市部での繁殖事例が増加し、桐朋みや林でも昨年繁殖活動が見られました(失敗に終わってしまいましたが)。

都市緑地における高次消費者の標徴種であるツミは、春先にかけて観察がし易くなります。

 

・アマツバメ

漢字表記は「雨燕」。飛びながら昆虫類を捕食するため、雨雲の模様を見つつ移動採食を行うのでこの名がついたと言われています。

桐朋構内では4月中旬~6月上旬にかけての春季、9月上旬~11月上旬にかけての秋季、渡り途中の群れが構内上空で散発的に観察されます。

 

・エナガ

本種は年中構内で観察されますが、春先にはみや林で営巣する個体が巣材をせっせと収集する様子が見られます。巣は樹上の枝の分かれ目に苔などを編んで作られ、中には鳥の羽根が組み込まれた、ベッドのような構造になっています。

 

桐朋構内ではこれまでに100種を超える鳥類を記録しており、授業の合間や朝方に外を向けるだけでも鳥の生活を身近に感じることができます。たまには文明の利器から目を離し、空を無心に眺めてみてはいかがでしょうか。

Ps.新入生へ宣伝

桐朋には、全国で見ても有数の規模をほこる中高生鳥見グループ、生物部鳥類班があります。フィールドスコープや鳥類関連の書籍など、機材や環境が充実しており、もちろん初心者の方も大歓迎です。一緒に鳥の世界を楽しみましょう。

 

高校1年 西田康平

 

 

関連コンテンツ