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中3東北修学旅行記(1日目・2日目)

2
Feb
10

1日目・2日目

10/15(火)~10/19(土)に、中3修学旅行が実施されました。

1日目、東京駅に8:15に集合。中央線の遅延の影響で遅刻者が出ましたが、予定通り東京駅を出発します。

東北新幹線に乗車し、新青森駅へ。

新青森駅に到着後、バスで三内丸山遺跡へ向かい、見学を行いました。

 

その後、津軽三味線会館で津軽三味線を鑑賞し、太宰治記念館「斜陽館」を見学してから宿に向かいます。

1.2組は蔦温泉、3~6組は酸ヶ湯温泉に宿泊しました。

蔦温泉は古くから続く歴史のある温泉宿で、大町桂月や井上靖など多くの著名人に愛されたことで知られています。僕たちが今回宿泊した建物は大正時代に建築されたもので、100年を超える歴史を誇ります。

酸ヶ湯温泉は1954年に「国民保養温泉地第一号」に指定された温泉です。その理由として温泉の湧出量や効能が優れていることなどが挙げられています。浴場はヒバづくりになっており、160畳ほどの広さを誇ります。

2日目の朝は早朝散歩を実施しました。蔦温泉の近くにある蔦沼はJR東日本のポスターにも採用された日本屈指の景勝地として知られています。この日は幸運なことに風がなく、色づき始めた木々が湖面に映し出される姿を鑑賞することができました。

2日目は宿を出発後、奥入瀬渓流を散策しました。この付近は1942年に国の特別名勝及び天然記念物に指定された場所で、紅葉の季節は毎年たくさんの観光客でにぎわいます。

その後、奥入瀬川の上流にある十和田湖に向かい、遊覧船に乗船しました。

遊覧船を下船後、彫刻家の高村光太郎が晩年に制作した「乙女の像」を鑑賞し、周辺を散策しました。昼食は鹿角市内の道の駅で秋田名物の「きりたんぽ」を頂きました。

昼食後は後生掛温泉へ移動し、自然研究路を散策しました。後生掛温泉の周辺では活発な火山活動が行われており、自然研究路からその様子を間近で見ることができます。今年は紅葉の時期が遅く、周辺の紅葉はちょうどピークを迎えていました。

後生掛温泉を後にしてからは八幡平、松尾鉱山跡を経て、宿泊先である休暇村岩手網張温泉を目指します。網張温泉の敷地内には5か所の温泉があり、硫化水素のイオン分解反応によりお湯は白く濁っています。濁り具合は季節によって異なるそうで、僕たちが行ったときはある程度の白濁が見られました。

夕食後、雫石で無農薬農業を営む滝沢藤七さんに講演を行っていただきました。1時間余りにわたって貴重なお話を数多く聞かせてくださいました。

 

その後行われた委員ミーティングで、片岡校長先生の59歳の誕生日をお祝いしました。

 

文責:鈴木快晴(77期中3修学旅行委員)

※諸事情により、公開がたいへん遅れました。お詫び申し上げます。(担当教員:栗原忍)

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