Student's Board 生徒たちが思い思いにつづる学園ブログです

短期集中連載『祭りは遊びじゃないんです!』①

5
May
29

桐朋祭に向けて全力で準備をしている参加団体の作業風景や、彼らの意気込みを取材します。

コンピューター部

コンピューター部では毎年ゲームや部誌など、様々な発表を行っており、根強い人気があります。一口にコンピュータ部と言っても、実はその中にはプログラミング班、グラフィック班、音楽班など、その活動が多岐にわたることは、意外にも知られていないようです。

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コンピューター部への取材では3人の部員に協力をいただきました。今年の桐朋祭では音楽ゲーム、シミュレーションゲーム、そして、タイピングゲームを出す予定とのこと。
プログラマーさん、コンポーザーさん、絵師さんにインタビューをします。

ーーまずはプログラマーというのは?
「プログラマーっていうのはゲームを作るときの骨格を担当しています」

ーープログラミングをしていてつらいことってありますか?
「モチベーションが下がると思考が止まっちゃうし、何より睡魔には勝てなくて・・・」

 世の中のプログラマさんは、これよりももっとつらいのだとか・・・

ーーコンポーザーさんは何をされているんですか?
「ゲームで使う曲なんかをパソコンで作ってます」

ーーパソコンで作曲ときくと、なかなか実感がわきませんね。
「DTM (Desk Top Musicの略称)は1980年代から始まった新しいジャンルですからね」

ーーでも作曲ってきくと難しそうですね。
「そうでもありませんよ。とっつきやすいし、何より公開の場が多くありますからね。音楽知識がなくとも作れるようになります」

 実はDTMは体験版のようなものもあるとのこと。

ーー絵師さんは名前から仕事が分かりやすいですね。
「そうですね、ゲームだけでなく、単品で発表することもありますね。」

ーー絵を描いていて心が動かされたようなことは?
「こう、絵を描いていて、自分で上達が実感できるのはとても良かったですね」

ーー絵師さんは中3とのことですが、コンピュータ部の魅力とは?
「やっぱり、部活が明るくて、先輩後輩の垣根がほとんどないことと、新人でも学ぶ姿勢さえあれば即戦力になれることですね。」

ありがとうございました。

締め切りに追われながらも楽しそうに部活をする彼ら。
一つの目標に向かって努力する姿はとてもかっこいいものでした。

コンピューター部は高校棟2ーGにて展示予定です。

(取材、文章: 高校1年 S・H)

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