Student's Board 生徒たちが思い思いにつづる学園ブログです

「また明日」から「また今度」へ

3
Mar
8

先日、卒業式の後、仲の良かった仲間達でボーリングに行った。その内一人は今まで遊びの誘いに来なかった子。やはり、「卒業」ということで彼の中で気持ちの変化があったのだろう。
僕自身、一番寂しさを感じたのは式中でも、最後のHRでもなかった。1日前まで何も考えずに言っていた「また、明日」が言えなかったこと。そして立川駅のコンコースで別れ別れになった時。一人は徒歩、一人はモノレール、一人は中央線、一人は南武線へと。まるで「桐朋」という接着剤を剥がしていくように…
でも、「桐朋」という名の接着剤は永遠であり、それを思い出させるものが卒業アルバムだった。
ユーミンの曲の中にも
「悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人は優しい目をしてる」
とあるように自分の過去と未来をそして、離れ離れになった友とを繋いでくれる大事な一冊。
僕自身、昨年一年間アルバム委員として、今まで試したことの無いようなレイアウト、企画を取り込み完成させた思い出深い一冊。見開き数ページ、プロのカメラマンさんの写真を退け、生徒の荒削りな写真のみで構成を許してくれたり、僕達の無茶な要求にも真剣に対応してくれた業者の方々や、4月から10月まで話し合いを続けた委員の仲間達、生徒の自主的な行動を支え、応援してくれた先生方、そして、写真を彩ってくれた70期みんなの笑顔。これら全てが合わさって出来た大切な一冊。
これから踏み出す不安と希望の渦巻く未来へこのアルバムがあるからこそいける気がする。アルバムの持つもう一つの意味とは高校生活を撮り、構成する作業を通して高校生活を過去のものにする事だったのかもしれない。
(2016年3月卒業生 Y・H)

関連コンテンツ