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地学部 砂金甲子園4年ぶり3回目の総合優勝

7
Jul
31


 7月28日 台風6号が接近する中、山梨県身延町にある甲斐黄金村・湯之奥金山博物館で「砂金甲子園!第16回東西中高交流砂金掘り大会」が開催されました。地学部は、2015年に続く4年ぶり3回目の優勝を遂げました。
 昨年は台風のために中止になってしまった大会ですが、今年も台風6号の接近に重なり開催が危ぶまれました。
 大会当日は、朝から時折強い日差しの中、熱戦が繰り広げられました。

 メンバーは、表(高2)、大滝(高2)、船橋(高1)、豊國(中3)、稲田(中2)、小澤(中2)、久保(中2)の7名。参加校中最少人数での参加です。

 前半は各校20杯のバケツの砂の中から、幾つ入っているかわからない砂金の粒を探し出す団体戦。砂の中から1mm程度の砂金の粒を40分以内に探し出さなければなりません。

 後半は各校5名の選抜メンバーによる対抗戦で争われました。先鋒、次鋒、中堅、そして副将戦までは、何回も優勝経験のある強豪灘高校が僅差でトップ。
 勝敗は最後の大将戦に持ち込まれ、チームのメンバーが声を掛ける中、大将の表が最短時間で取りこぼしなくパーフェクトに砂金の粒を見つけ出し、逆転で優勝を勝ち取りました。表は今大会のMVPも獲得しました。

大将戦をコーチングするメンバー達

 大将 表のコメント

 大会1日目の個人戦での結果があまり良くなく、その結果に納得がいかず、1日目大会終了後に自分のフォームを再確認しました。大会2日目では、先鋒から大将までの計5人が選出され、それぞれの結果に応じて学校としての順位が決まっていくのですが、最後に大将戦(自分の番)となったときにどの学校も点差は僅差でこの大将戦で優勝校が決まるという状況でした。

 パンニング皿がランダムで選出され、先鋒から大将まで全て違うパンニング皿になるのですが、大将戦のときに1日目に用いたパンニング皿が選出され、その瞬間に自信が湧き、「これなら他の学校に勝てる」と思い、試合に臨みました。そして、自分は大将戦で1位になることができ、桐朋は優勝校となり、自分は最優秀選手に選ばれる結果となりました。来年は受験で恐らく出れないため、実質これが最後の大会となるときに、有終の美を飾れて本当に良かったです。

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 前日の27日には、一般参加の方々や小学生も参加しての個人競技の部が行われ、中3の豊國はマイパンニング皿部門で第2位となりました。

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