TOHO Today 桐朋トゥデイ

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【Day3】

レクチャーが始まりました。猫派か犬派か議論中です。

また、先生達を知ろう、のコーナーも催され、
みんな、英語を使おうとしています。

ひとクラスに4人のインストラクターがついてくださり、朗らかな感じで進んでいきます。

食事はカフェテリアでとっています。
ビュッフェ形式ですが、メインを一品といっても魚はないので、肉料理から一品、お惣菜にサラダ、フルーツ、それからドリンクです。片付けは、各自で行います。

 

午前中の授業とランチを終えて、大学周辺の散策に行きました。10人ほどのグループに分かれ、大学のTAが案内をしてくれました。TAは各大学や教会などの歴史が全て頭に入っているようでした。

最後に1時間ほどフリータイムがあり、各自で好きに買い物をしたり、ジェラートを食べたりしていました。博物館に行った生徒もいました。町の様子や生活を実感できる貴重な時間となりました。

 

 

 

 

本校では、英国ケンブリッジ大学の施設にて、海外語学研修を隔年で夏期休暇中に実施してまいりました。しかし、2020年以降コロナ禍を受けて実施を見合わせてきましたが、今夏は数年ぶりに実施が叶い、7月29日に参加生徒と引率教員が現地に無事到着。ケンブリッジ大学と街の様子について引率教員より速報が届いています。

 

【DAY1】

7月30日AM10:00(現地時間)にケンブリッジ大学構内に無事到着しました。豊かな大学構内を早速散策する生徒達。アカデミックな雰囲気に包まれています。

 

【DAY2】

教員も生徒も個室を割り当てられていて、ユニットバス付きです。

机も横に長く、引き出しを始め、クローゼットなどの収納も多く、快適です。

こちらは、ケンブリッジ大学ホマートン校のウエストハウスという学生・大学院生・教職員の寄宿舎です。現在、帰省されている方の部屋を1人1人に割り当てられているので、隣がケンブリッジ大学の在籍生ということもあります。

ここで本を読んでいると、実力以上のものが得られるような気になります。

さる7月17日~20日に中学2年生の林間学校が尾瀬で実施されました。

コロナ禍のなか、ここ数年見送っていた山小屋での宿泊もおこない、本校が数十年間にわたり実施してきた形式に戻りました。

美しい湿原を擁した尾瀬は例年多くの観光客が訪れるところですが、その自然環境を保全するには相当の努力と心がけが必要となります。本校では、尾瀬林間学校実施に向けて、生物や地理の授業等を通じて尾瀬特有の自然環境とその大切さを学びますが、あわせて、入山に先立ち、地元の群馬県立尾瀬高等学校のご協力を得て、尾瀬の自然環境保護に関する事前学習の機会をいただきました。

 

地元の中学生・高校生が明確な問題意識・目的意識を持って尾瀬の自然環境の大切さを学び、これを次の世代へ引き継いでいくため様々に活動していることを、生徒たちは知りました。

本年度は、群馬県が企画する「尾瀬ネイチャーラーニング」というプログラムにも参加しました。資格を持ったガイドの方1名が生徒8名を引率する形で尾瀬ヶ原への実踏をおこない、尾瀬特有の地形や植物・昆虫などについて解説していただきました。入山に伴い、尾瀬ヶ原近くの山小屋に1泊します。生徒たちは「歯磨き粉は使用不可」「お風呂も原則我慢」という体験をしましたが、綺麗な湿原・貴重な生物を実際に自身の目で見て、これらの取組はこの環境を守るために必要なことであることを実感してくれたように思います。

 

そして何より、都会では見ることの出来ない美しい自然を多くの友人たちと一緒に満喫したことを「一夏の思い出」にしてもらえればと思います。行事の企画・運営にあたった林間委員の皆さん、お疲れ様でした。(M.I)

以下に、林間委員として行事の運営にあたった生徒の感想を記します。

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僕は、今回の林間学校で、尾瀬ヶ原や尾瀬を見て、自然に触れる事、歴史を調べたりして、沢山の学びを得る事が出来た。例えば、巨大な湿原の尾瀬ヶ原に築かれた特殊な環境の中で独自の植物が生息していたり、何回も人の手によって失われそうになった尾瀬の自然が、これを後世に残そうと努力した人々に守られていたことを知った。また、尾瀬高校の生徒さんが尾瀬を守る取り組みをしているのを直接見て、自然をどのように次の世代へつないでいけばいいのか、これから考えていきたいと思った。(H.F君)

 

 

行事高校
7
Jul
31

7月17日(月)~20日(木)の3泊4日、高校1年生は長野県大町市周辺での夏期行事を実施しました。

1泊目は、本校では初めての民泊を行いました。クラス毎に長野市内の芋井・大岡・若穂・鬼無里の4地域に分かれて、農家の方のお宅に宿泊させてもらい、田舎暮らし体験をしました。主な体験は以下のようなものでした。

・夏野菜の収穫 ・出荷作業 ・摘果作業 ・おやき作り ・ホタル観察
・収穫した野菜を使った夕食作り ・スイカ割り ・花火 ・バーベキュー
・薪割り ・そば打ち ・星空鑑賞 ・ジャム作り ・ドラム缶風呂入浴 ・カニ採り
・温泉入浴 ・蜂蜜採り ・鶏の餌やり ・ピザ作り

 

2日目午後に、全7クラスが黒部ビューホテルに集合し、3日目は以下の8コースに分かれて、長野県の見所を満喫しました。

Aコース:八方尾根トレッキング
Bコース:糸魚川ひすい
Cコース:黒部ダム・白馬
Dコース:松本・安曇野
Eコース:長野市内
Fコース:真田歴史
Gコース:戸隠忍者
Hコース:鉄道

 

最終日4日目は、富士五胡周辺のキャンプ場で昼食作りに挑戦しました。班ごとにスーパーマーケットで食材を購入し、長野県のお米を飯ごうで炊いて、カレーや豚汁を作りました。

 

夏期行事委員長のF組小塩くんのコメントです。
「今回の夏季行事での大きなイベントといえばやはり民泊と飯盒炊爨でしょう。民泊は桐朋でもやったことがなく、飯盒炊爨も初めてという人が多くいました。この2つは殆どの人にとって初めてのことで上手くいくかどうか不安なとこが大きかったです。しかし実際やってみて思ったのはとてもいいイベントだったな、ということです。民泊では教員の皆さんの目が届かないとこでの生活を行い、飯盒炊爨ではみんなで料理をする。これらに共通して言えることは全員で協力をするということです。普段と違う環境で全員で協力して生活することで得られることはとても多かったです。自分はこれらのことも含めてこの行事がとても良いものに感じました。また民泊と飯盒炊爨は今後も続けていけたらいいなと思いました。」

去る6月の上旬、短期特別講座にて「梅干しづくり」を行いました。本校がある国立市内には「谷保天満宮」があり、境内に梅林がある所以から、市内の農家さんが連携して梅を育てているそうです。

今回は梅干しづくりを通して、自然と共に形作られてきた日本の伝統的な食文化を体験すること。また、豊かな国立の農業を知ることを講座の目的としています。講座の前半は本校家庭科教員による「梅仕事」のレクチャーと活動。後半は国立市内の農業をサポートし、さまざまな取り組みをおこなっている「NPO法人くにたち農園の会」副理事長で本校OBの武藤芳先生にお越しいただいての講演会という盛沢山の講座となり、中1から高3までの36名の生徒が参加してくれました。

 

【前半「梅仕事」】

この時期にしか摘果できない「梅の実」は、国立市内の農家さんを中心に地産地消を大切に運営している八百屋さん「しゅんかしゅんか」さんより仕入れさせていただきました。講座当日には文字通り「いい塩梅」に追熟ができ、家庭科室いっぱいにいい梅の香りがひろがる中での梅仕事になりました!

 

【後半「国立の農業」】

「NPO法人くにたち農園の会」副理事長で本校OBの武藤芳暉先生にお越しいただき、国立市の農業について、またご自身の「くにたち農園の会」での活動についてお話いただきました。生徒にとっては毎日通う学校のある国立市ですが、こんなにも豊かな農業の環境があるとは知らなかった生徒も多く、武藤先生のお話をとても興味深く聞いている様子でした。講演後には、生徒から次から次へと質問が飛び交い、とても豊かな時間となりました。幅広い学年から寄せられた、生徒の感想を紹介します。

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以前地域のサークルで似たような畑、田んぼの体験をしたことがあったので、(武藤先生のお話は)とても親近感がありました。楽しかったです。(NPOの取り組みで紹介されていた)どろんこあそびもやってみたいです!(中1)

 

コロナの影響もあり、調理実習的な授業は小学校以来6年ぶりだったので楽しかった。自分は進路選択もひかえているので、国立市で活躍するOBの話がじっくり聴けたのも思いがけない収穫だった。また似たような企画があったら積極的に参加したい。(高2)

 

先日の特別講座では梅、梅干しに関するお話のみではなく、国立の農業(どんなものが生産されているか、また今の農家が抱える問題など)についてもお話をしていただいたことで、梅やそれに関係する理解をより深めることができました。農業や植物などは自分の志望する方向ではありませんが、他の分野も学ぶよい機会となりました。(高3)

 


先日無事に1学期の終業日を迎え、1カ月半塩漬けにした梅がとてもよく漬けあがりました。参加生徒に配布して、各家庭で土用干しの作業を進めます。いい梅干しに仕上がりますように!(M.N)

7月7日に,海外大学に進学したOBとの懇談会を行い,海外大学進学に興味のある高校生約15名が参加しました。OBからは,如何にして自らの進路を切り拓くかというテーマのもと,海外大学と日本の大学の比較や選考方法の違い等について具体的なお話があり,あわせて,海外生活でのエピソードも紹介されました。この機会を通じて,海外大学への進学を希望しつつその経験を持つ人が身近にいなかった生徒は具体的な話を聞くことでよりビジョンが鮮明になり,一方,興味を持っていた程度の生徒も大いに刺激を受けたようでした。
以下に,参加した生徒から寄せられた感想を一部ご紹介します。(A.J.)

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とてもおもしろかったです。今まで海外に行くことばかり考えていたので,それを考え直すきっかけになりました。当初の自分の考えは,日本の学歴社会のもとでネームバリューのある大学に行き,そこでやりたいことをやる・・・というものでした。また自分にはやりたいことがたくさんあるので,アメリカの大学に進学した方が良いのかなと漠然と思っていました。今日のお話を聞いて,自分は大学を卒業したあとのことを特に何も考えていなかったことに気付くことができました。(高1)

将来希望する職業が定まっている人が集まるハーバードなどの大学と,様々なことを学ぶ中で将来を定めることができるAmherst Collegeなどの大学の2種類があるということが知れたのが大きな収穫であると思った。自分は大学受験を前にした高2であるが,自分の将来の職業が定まっておらずその状態で大学に入ろうとする自分に対して違和感を覚えることがあったが,自分のような人間にもフィットする環境があることが知れたし,自分がその環境に身をおく意欲が湧いた。また,OBの方が「自分の考える優秀な人間の印象が崩れた」というようなことをおっしゃっていて,自分自身でそのような人々と実際に接してみたいと思った。一方,アメリカの大学の評価基準として「自分でルールを作れるか,自他のルール間で折り合いをつけられるかを評価する」というものがあることに課題を感じた。自分は,計画を立てたり,自分を縛る行為に長けていないから,今後行動するときに意識せねばならないと思った。(高2)

以前から海外大学に興味があったものの,周りに海外大の知り合いがおらず現実味がわかなかったので,今回のお話はとても参考になりました。海外における課外活動の意義に関するお話が印象に残りました。課外活動というと,どうしても実績に目を向けがちですが,根底にある動機に価値があるというお話には,すごく納得できました。最近,自分は周りの環境に恵まれているということに気づいたので,その環境を最大限活かせるように頑張ろうと思いました。(高2)

『自分の「サイコロ」を見つけること』の言葉にとても感銘を受けました。与えられたサイコロを正しく振ることばかり考えていて,それは楽なのかもしれないが成長がないと思えたので,自分のサイコロを見つける努力をしようと思えました。(高3)

6月上旬の桐朋祭には大変多くの方がご来場くださいました。ありがとうございました。

一般来場者の方々に投票していただいた「桐朋祭大賞」は、次のようになりました。

大賞 桐朋生物部

 

 

 

 

準大賞 てっけん!

 

 

 

 

第3位 桐朋化学部

 

 

 

 

すでに今年度の桐朋祭を振り返る取り組みと来年度の桐朋祭を作り上げるための準備が始まっています。よろしければ、また来年もぜひ桐朋祭へお越しください。

6月10日(土)に高1在卒懇を開催しました。
在卒懇とは,在校生と卒業生の交流の機会として高校で設けている会です。
高1では,卒業して10年になる卒業生を招き,桐朋での生活のこと,進路選択のこと,そして現在の職業のことなどについてお話しいただいています。
今年度は,67期の卒業生20名以上が在校生のために来校してくださいました。

高1は,高校に入学したばかりとはいえ,少しずつ自らの進路について考え始める時期にあります。そんな中で,多様な分野に進んだ先輩の話を直接聞ける機会ということで,皆熱心に耳を傾けていました。

大学受験の話はもちろん,それ以前の進路選択の話,学校生活の話,それらが今の自分にどうつながっているか,などのお話は身近に感じられるのか,学校生活への前向きな刺激をもらえたようでした。また,高校生のうちはなかなか出会うことのない職業の話を聞き,視野が広がった生徒も多くいたようです。終了後は積極的に講師に質問する姿も見られました。

講師として来てくださった皆様どうもありがとうございました。
この会が,生徒一人一人が自分の将来を思い描くための一つのきっかけとなったことでしょう。(A.J.)

さる6月3日(土)~5日(月)の3日間にわたり第72回桐朋祭が開催されました。

 

桐朋祭は教員の協力のもと生徒主体で企画・運営され、今年は総勢150名近くの高校生の委員がその任にあたりました。

 

コロナ禍のなか見送ってきた生徒による飲食物提供も4年ぶりに復活しました。

 

例年に比して多くの有志団体が参加し、桐朋祭を盛り上げてくれました。

 

桐朋祭大賞をめぐる投票では3位化学部、2位鉄道研究部、大賞受賞は生物部となりました。また校長特別賞は、身近な物理現象を実験を通じて解説する有志団体「物理基礎>物理」が受賞しました。

 

好天にも恵まれ、3日間で約9500人の方々にご来場いただきました。

 

生徒たちは、参加団体の一員として、またこれを支える委員として様々に関わりました。

文字通り「生徒たち全員で作り上げた桐朋祭」となりました。

 

生徒全員に、とりわけ委員として仕事にあたった生徒たちに一言伝えておきたいです。

「お疲れ様でした!」(M.I)

 

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