中学一年生は、学習を中心とした生活リズムを身に付けるために、クラブ活動への参加は最初の定期考査のあとからにしています。
定期考査最終日の今日、試験終了後に一年生を対象としたクラブ紹介が行われました。桐朋には約40のクラブや同好会があり、それぞれの生徒が自分の趣味や関心をより深く追求していくことができます。上級生たちが日頃の取り組みをわかりやすく披露してくれるので、個性や趣味に応じて様々に活躍している姿を目にすることができます。実演や映像を通しての紹介も多く、一年生にとってあっという間の二時間となりました。
例年、中学一年生のクラブ加入率はほぼ100%です。これからはクラブの場でもさらに交友関係を広げ、切磋琢磨しながらお互いに高めあう日々を過ごします。
左:森本 怜 右:太田 惇丈
ソフトテニス部が4月20・27日に行われた春季大会(関東選手権予選)においてベスト8になり、関東大会に出場することになりました。
第65回関東高等学校ソフトテニス選手権大会
5月30日(金)~6月1日(日)
栃木県総合運動公園テニスコート
栃木県立宇都宮工業高等学校テニスコート
以下は出場する生徒のコメント
太田 惇丈(高3)
「関東予選ではあぶない場面もありましたが、自分たちの努力を信じていたので勝ち進めました。関東大会でも自信を持って出場し、優勝を目指します。頑張ります。」
森本 怜(高3)
「関東予選では、負けても試合終了まであきらめずに全力でプレー出来たからこそ、良い結果を残せたと思います。なので、関東大会でもその気持ちを忘れず、一球一球集中して試合に臨み、優勝を目指して頑張りたいです。」
高校ラグビー部が、YC&AC高校セブンス大会に出場し、見事優勝しました。以下はキャプテン矢島君からのコメントです。
今回僕たちはYC&AC高校セブンス大会に出場しました。
この大会には宇都宮高校、大泉学園、熊谷高校、佐倉高校、静岡高校、石神井高校、湘南高校、そして桐朋の全8チームが出場し、トーナメント戦で行われました。この大会には昨年も出場しましたが、いい結果は残せませんでした。
一般的なラグビーは15人でプレーするものですが、セブンスはその名の通り7人で行うスポーツです。15人制と同じ広さのグラウンドでプレーするため、最後まで走りきれる持久力やランニングスキルが求められます。また、チームの強弱が必ずしも15人制の強弱とは一致しません。
大会当日は強い雨、風という悪天候でしたが、試合に出たメンバーだけでなくサポートメンバーも含めチーム一丸となり、見事優勝することができました。
僕たちは15人制を主として活動していますが、セブンスでもこのような結果を残すことができ、とても嬉しく思います。けれども、これが僕たちの目標ではありません。僕たちが主としている15人制の大会でもいい結果を残せるように頑張っていきたいと思います。
大会アルバムへのリンクはこちら
本校囲碁部が、第8回全国高等学校囲碁選抜大会男子団体戦の部で第4位となりました。
以下は出場した生徒からの報告となります。
実に不本意な結果となった。自分たちの戦いを振り返ってみた。
三勝一敗
1回戦:松本深志高校 ○(3勝0敗)
2回戦:灘高校 ×(1勝2敗)
3回戦:洛南高校 ○(2勝1敗)
4回戦:彦根東高校 ○(2勝1敗)
2回戦の灘高校との戦いは、1勝2敗 チームとしては負けた。
負けるはずのない戦いであった。
この1勝2敗のうちの1敗は、中盤から終盤にかけてのある一手を境に形成が逆転した。
悔やまれる一手である。
序盤から中盤にかけての内容の良さが、その悔やまれる一手を招いた。
まさに油断が招いた結果である。
常に桐朋囲碁班では、その「油断」を恐れ、対処してきたはずであった。
まさかの一敗、そして屈辱的な一敗!
全国大会で勝つということの難しさをあらためて知った。
夏の大会に向けて、この一敗を忘れずに、精進することを心に決めた。」
桐朋高校 囲碁班 富田里樹 加藤雄大 恩田忠英
写真は左から加藤君、富田君、恩田君。
囲碁部が関東大会を勝ち上がり、全国大会に出場することになりました。
主将 富田 理樹
「今回の大会では、危ない場面も多くありましたが、チームとして確実に力をつけていることを実感しました。一人一人が部活動に止まらず、プライベートでも相当修練したのが要因だと思います。また、チーム全員の課題は“勝っている碁を勝ちきる”というものだとわかりました。これからは読みの早さと正確さを伸ばしていこうと思います。全国大会では悔いの残らないように実力を出し切りたいです。」
副将 加藤 雄大
「今回の大会では他の東京代表チームが強く、今のままではおそらく勝てませんが、全国大会で上位になるためには彼らに勝たないといけないので頑張ります。」
三将 恩田 忠英
「夢は目標にかわり、そして今、目標(全国大会優勝)を達成する機会をつかんだ。」
スキー部の野口優君(高2)が、東京都高等学校スキー大会回転競技の部において入賞し、第49回関東高等学校スキー大会に出場することになりました。
大会は1月27日(月)~29日(水)に、スノーパーク尾瀬戸倉にて行われます。
野口君のコメント
「僕にとっては高校最後の行事なので、悔いのないように精一杯滑走したいと思います」
7/14(日)東京経済大学において、本校社会部の中高生5人が大学院生と協力して国立の街について研究発表をしました。
以下は発表した生徒の感想です。
「7月14日のカルタイ学会発表の時には、私が国立に通うようになってまだ3ヶ月しか経っていませんでした。研究を始めた時には、この発表のテーマである「国立」についての大まかな内容を掴むのでさえ、苦労しました。いろいろ分からないことがありましたが、私の研究内容である「景観と地域区分」について簡潔にまとめるように、精一杯心がけられたかと思います。また、発表当日にはパワーポイントを有効に使えたので、私としては、出来は良かったかと思います。」
(高1 小林秀)
「僕は中学1年生の時からいつも国立駅を利用しており、谷保方面にあまり行ったことが無かったので、今回のカルタイ学会で「谷保」について調べたことは大変興味深かったです。研究前、「谷保」については、僕は中学1年生の時に地理の授業で習ったことしか知りませんでした。」
(中3 小佐野慎也)
「私は、中学1年の地理の授業で初めて知った「国立文教地区指定運動」と立川の「砂川闘争」について、自由研究でまとめました。それから3年経って高校に進学し、今回のカルタイ学会発表の機会を頂き、桐朋社会部の代表としてさらにこの2つの住民運動についての研究を発展させ、「多摩の住民たちの権力への抵抗」というカルタイ学会テーマにそって、研究を進めることが出来ました。大学の大講堂で、世界から集まった200人の聴衆を前にして、初めての学会発表は緊張しましたが、桐朋の同級生も会場に聴きに来てくれて声をかけてくれたり、また会場の皆さんが相槌を打って下さり、緊張も解けて発表できました。」
(高1 藤澤勇樹)
高1学年で配布した高1学年通信です。。
生物部員が、三年にわたって調査・研究してきたハグロトンボの生態について、11月24日に東京農業大学厚木キャンパスで行われた日本甲虫学会と日本昆虫学会関東支部の合同大会で発表をしました。主将の浅野君の感想を紹介します。
ハグロトンボ観察会に参加して
浅野聖大(高1)
生物部は何十年も前から、室内で実験をするよりも、屋外に出て実際に生き物を採集したり観察したりすることを活動の要としてきました。そのなかで生き物の生態や採集地の性質を感覚的に理解してきたつもりでした。しかし、あくまで感覚的なものであり明確な根拠を持っていたわけではありません。そこで数年前から、採集地の一部を調査地と定め定点調査を行ってきました。つまり、採集成果をデータ化し考察を行うという行為が生まれたのです。しかし素人の私たちには「とりあえずやってみただけ」に過ぎませんでした。インターネットや書籍を用い調査方法を調べ実行しましたが、それらが正しく行えているかなどは分からず、不明瞭な点が多々ありました。
そのような中でくにたち郷土文化館さんからお声がかかり、「ハグロトンボ調査隊」というものに参加ささていただきました。名前こそ可愛らしいものですが活動内容は専門家御指導のもと行われる本格的なものでした。毎週日曜日、調査地を飛び交うハグロトンボを一匹一匹捕まえては翅に番号を書いたり、地図に一匹ずつ採れた場所を示したりなど地道な作業の繰り返しだった一方、今まで聞いたことのない計算式を使い、部員がどれだけ頭を捻っても出てこないような観点を知り調査の進め方を学びました。そして、国立市の皆様をはじめ、多くの方々のご協力を仰ぎ、様々な方面から情報を集めると今まで自分たちの見ていた調査地が全くの別地点のように見えてきました。そんな新鮮さに満ち溢れたハグロトンボ調査隊は残念ながら今年度をもって終了となりました。しかし、調査隊に参加した三年間で得たものは知的好奇心に満ちた部活動を新たな方向へと進めることでしょう。最後に調査に招いてくださったくにたち郷土文化館様、今まで調査を支えてくださった皆様に厚く御礼申し上げます。
11月9日に行われた第26回東京都高等学校囲碁大会で、加藤雄大君、富田理樹君、恩田忠英君が団体の部で4位になり、関東大会に出場することになりました。
主将 富田 理樹
「東京四位という不本意な結果になりましたが、全国優勝を目指し、三人で真剣に取り組んでいます。主将戦はチームの士気に大きく関わるので、一つも取りこぼさないようにしたいです。
副将 加藤 雄大
「三月の全国大会に向けて頑張ります。」
三将 恩田 忠英
「三人の力を合わせて勝ち取った関東大会です。途中で諦めることなく全力で戦い、そして勝って全国大会への切符を手に入れたいと思います。桐朋高校囲碁班、夢の途中!!」
高校陸上部の3名が、東京都新人大会で上位に入賞し、10月19日(土)と20日(日)に神奈川県麻溝台陸上競技場で開催される関東新人大会に出場することになりました。
◇中村 太紀(高2) 1500m 4分06秒81 第4位
こんにちは。高校陸上部キャプテンの中村太紀です。今回、僕は1500mで関東新人に出場することになりました。中学の頃から届かなかった関東という舞台で走れることをとても嬉しく思っています。これに満足することなく、更に高い世界を目指して、まずは関東新人で良い結果を出せるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
◇尾崎 正大(高1) 400m 49秒71 第4位
桐朋高校陸上部1年の尾崎です。今回400mで関東新人に出場することになりました。目標を達成でき、嬉しくホッとしている一方で、今回は繰り上がりでの出場であり、都新人では自分の満足のいく走りはできませんでした。そのような課題を本番までに調整し、関東新人では指導してくださった顧問の先生方、都新人で悔しい思いをした仲間の気持ちを背負って、満足のいく走りをしたいです。応援よろしくお願いします。
◇疋田 捷(高1) 棒高跳 3m70 第3位
桐朋高校陸上部1年の疋田です。今回、棒高跳で関東新人に出場することになりました。棒高跳は競技人口が少なく、関東大会に行きやすい競技です。ですが、関東大会までの練習を一日一日大切にしていき、本番で記録を残したいです。最後に、今までご指導頂いた先生や先輩方に感謝しています。