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中学行事

中1林間学校事前学習 佐藤公氏(磐梯噴火記念館館長)講演会

7
Jul
13

 

77期中1学年では裏磐梯に行く林間学校の事前学習会を林間委員の総務班が担当しました。担当教員が現地下見の際にたまたまお会いした佐藤公さん(磐梯噴火記念館館長)、実は昨年の7月にNHKで放送された「ブラタモリ #44会津磐梯山」の出演者でもおられ、話し始めれば止まらないほどの火山好きでいらっしゃいます。その熱さとお話の楽しさに感銘を受け、「佐藤さんをお呼びして講演会を開こう」と担当教員が総務班に提案したところ、彼らも興味が湧き、佐藤さんへの電話による出演交渉から当日の進行まで、積極的に役割を果たしてくれました。

佐藤さんが来校されたのは6月26日(月)。生徒も「ブラタモリ」を見て準備万端です。「磐梯火山 – 火山との共生 –」と題された講演では、「火山のしくみ」「磐梯山の噴火」「1888年の噴火後の自然」「火山の監視とハザードマップ」「火山との共生」についてお話いただき、合間に「マグマの粘り気を変えると、火山の形は変わる」実験を行い、「磐梯山が噴火したときの泥流の動き」について立体地図を使って示してくださいました。

 

・質問タイム

 

・企画・進行をしてくれた林間総務班のメンバーと佐藤さん。山体崩壊を体の動きで表現するおなじみのポーズです。

 

以下に、生徒の感想を掲載いたします。

・僕は「日本には111もの活火山がある」ということや、「東京都は活火山の数が全国1位」ということを初めて知ったので驚きました。また、佐藤さんが火山の噴火について民話や実験を交えながら話をしてくださったのですごく印象に残りました。今回の講演会を聞いたことで、「早く林間学校に行って磐梯山に登りたい」という気持ちが強くなりました。

・僕は今回、佐藤公さんの講演会で様々なことを学ぶことができました。御岳山の噴火時に火山をよく知っていた人が、災害から逃げるためにどうしたか、また、東京に被害を与える可能性のある箱根山や富士山について、そしてテーマの磐梯山の山体崩壊と岩なだれのことなど、その他火山について多くのことを佐藤さんは話してくださいました。この機会に火山について今一度考えてみようと思います。

・今日は、磐梯山噴火記念館の佐藤公さんが、忙しい中遠い福島県からわざわざ桐朋に来て講演会を開いてくださりました。事前に磐梯山を調べていたのですが、新しく、たくさんのことを知りました。知っておくとよいと思ったのは、日本には111個の火山があり、富士山、箱根山は桐朋に被害をもたらす可能性もあるので、対策としマスク、ゴーグル、飲料を準備し、噴火したら頭を守ると良いということです。一番驚いたのは、とても大きい猪苗代湖も噴火によってできた流れ山にせきとめられてできたということです。これらを頭に入れて、林間学校を楽しみたいです。

・僕は、今回の講演会で火山の魅力や数多くの恵みがあることを知り、今回の林間学校ではそれらに注意して登山などをしようと思った。また、これらの魅力が多くある日本はとても珍しい国だと感じた。自分の住んでいる土地を知ることは自分の命を守ることや裏磐梯の住民のように自然と共生することにつながると思った。

・佐藤公さんの説明を聞いて、僕も火山ウィルス(編集注:火山に大きな興味を持つこと)に感染してしまったかもしれません。袋をしぼり、ねばりの強い火山とねばりの弱い火山の噴火の仕方の実験が面白かったです。始めの方に見た火山のビデオも美しいと思いましたが、佐藤さんが見に行った時の、溶岩が黒く光っているものも、とても美しいと思いました。

・先日、ブラタモリに出た佐藤公さんが、桐朋に来て、講演をしてくれた磐梯のことを詳しく知れたのでうれしかったです。特に、火山の噴火を再現した実験はおもしろかったです。また、ブラタモリであまり言われなかった、猪苗代湖のことや、昔の地名が命を守るということを知れたので、とても貴重な機会になったと思います。