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「田老を語る会」が開かれました。

4
Apr
27

 さる4月12日(木)に、岩手県宮古市田老一中との交流会が桐朋で開催されました。会は3部構成で、1部は田老一中による発表、2部はホームルーム教室での交流、3部はホールにて交流会の感想発表と田老一中・桐朋中学が一緒に「花は咲く」を合唱するという内容でした。
津波に繰り返し苦しめられてきた田老で暮らす中学3年生のお話は、同い年である桐朋生にとって非常に印象深く、考えさせられることが多くありました。以下に生徒の感想をご紹介します。

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 僕は「田老を語る会」の田老第一中学校3年生たちの発表で、「地震のとき自分の親がなかなか迎えに来なかった」というのが一番印象に残りました。周りの人は両親が迎えにきて一つの絶望が希望に変っていくなか、自分だけがまだ絶望の中に取り残されている、という気持ちがよく伝わってきたからです。
 中学3年 RS君

 田老第一中学校の生徒による発表は、僕たちと同じ年齢なので心情を理解しやすく、とても心に沁みる内容でした。特に、津波から逃げるために道の無い場所を駆け上り、田老の町を見つめても、ただただ泣くことしかできなかったという話は感慨深かったです。僕が過去に田老を実際に訪れた時に市の職員の方からうかがった話は町全体の状況だったので、被災した人それぞれの気持ちについて話を詳しく聞くのは今日が初めての体験でした。十月の修学旅行で、自分の目で津波の爪跡を見て東日本大震災について深く掘り下げたいと思います。
 中学3年 AT君

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 また、当日の様子はNHKのニュースでも放映されました。以下はインタビューを受けた生徒のコメントです。
「今までテレビでこういう震災のことはいろいろ見てきましたが、今日のお話にはそれとは比べものにならない迫力を感じました。当たり前が当たり前じゃない、幸せなんだということが一番心に刺さりました。」  中学3年 KK君