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高3学年企画 井上康生氏 講演

12
Dec
20

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高校3年生への熱いメッセージ

 高校卒業後の人生の次なるステージへ進むために努力を続ける高校三年生への講演を、現全日本男子柔道監督・井上康生氏にお願いしました。選手として監督として数々の試練を乗り越えていらっしゃった井上氏から、大きな舞台で自らを発揮する際に大切にされてきたことについてお話を伺いました。準備の段階では「ネガティビスト」となり徹底的な準備をし、いざその場を迎えたら「ポジティビスト」となりそれまで努力を重ねてきた自分を信じて思いきり取り組む姿勢が大切であるというアドバイスなどは、大きな啓発を受けるお話でした。

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生徒の感想


 「悲観的に備え、楽観的に行動せよ」という言葉は、なるほど確かにそうであると思った。今まで自分は「楽観的に備え、悲観的に行動」していたような気がする。これでは成功するはずもないだろう。また、「やけくそ」と「開き直り」は違うという話も非常に興味深かった。

 世界を相手に戦う選手が、プレッシャーを感じながらも優勝されたという話を聞いて、私も将来プレッシャーがかかり緊張した場面でいつも通りのパフォーマンスを発揮できるようにトレーニングをしていきたいと思った。
 その中で、練習では100%を目指すのではなく、80%を目指すという話は印象的であった。今までは100%を目指そうとして余計なプレッシャーをかけていたのかもしれない。80%を1つの基準としてこれを下回らないようこれから努力していきたいと思った。

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 「覚悟が必要である」これは、自分の核を持つためにも覚悟が必要であることを学んだ。最終的に自分が責任を持つという覚悟がなければ「何かをやろう」という時にもそこから逃れる理由を持ってしまう。今までやってきたことが本当に自分で決めたことなのか。「本当にそうだ」とは言い切れない自分がいる。これからは、まず事を起こす時には「本当にこれは自分で決めたことだよな」ということを自分に問いかけていきたい。

 講演の中での「個性」についての考え方に対して僕は非常に感銘を受けました。僕の考えでは個性というものは元来その人に(潜在的に)備わっているという考えでした。しかし、「個性」というものは本来備わっている自分自身の概念である固定観念に周囲の様々な考え方や見方を混ぜ込んで、誰にも作れない新しい世界を作り上げることだというお話をうかがいました。個性が強いということは様々な分野のことを取り入れることの証拠であり、そのような人物が目標を達成でき、創造的な発想ができるのだと感じました。

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【写真】柔道部生徒と記念撮影