TOHO Today 桐朋トゥデイ

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高1学年で、HR三回にわたり、オープン・キャンパス体験記の報告会が開かれました。

「オープン・キャンパスへの参加」が夏休みの課題となっていたところ、クラス内でその体験談を語ってもらいました。
国公立大学・私立大学、医学部・工学部・法学部・経済学部など、生徒が訪問した大学・学部もさまざまで、各大学がどのような理念のもとオリジナルなカリキュラムを編成しているのか、その片鱗を知る機会となりました。

訪問する大学を選んだ動機もさまざまで、現時点で明確な進路を展望している生徒もいれば、「とりあえず有名だから」「名前を知っているから」といった理由で大学を選んだ生徒もいました。しかし、生徒は一様に「何か」を感じ取ってくれたようです。

実際の大学入試はもう少し先になりますが、彼らが自分の進路を、自らの意志で切り開いていくうえで、一つのきっかけになってくれればと思います。

進路企画として行っている「大学で研究してみませんか」。この夏、三つ目の特別講義が行われました。

8月31日(金)に、桐朋高等学校卒業で、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院教授 猪原健弘先生の研究室を訪問しました。参加したのは、高校2年生1名、高校1年生4名の計5名です。

猪原先生東京工業大学の施設をいくつかご紹介いただいた後、猪原先生が、大学生・大学院生にグループワークによる授業を行う教室にご案内いただきました。床にはカーペットが敷かれ、靴を脱いで上がる部屋であり、車座になって座り、意見交換をしやすい状況で授業を行うこともあるのだそうです。

まず、猪原先生のご専門である「合意形成」について、ご説明いただきました。一例として、「意思決定」と「合意形成」の違いを話題にされ、「意思決定」は「個人や集団がある目標を達成するために、与えられた、あるいは、考えられる選択肢の中から一つを選んで決める」ことであるのに対して、「合意形成」は「集団における意志決定において関係者の意見が分かれた場合などに、選択肢を増やしたり、価値基準を見直したりする中で、意見の一致を図るプロセスである」とご説明いただきました。

その上で、東京工業大学院1年生の授業でも取り上げられる「合意形成ゲーム」に関する授業を体験しました。

まず、自己紹介の仕方について。ポイントとして、「名前の由来」「これまで、これからの所属」「最近取り組んでいること、将来取り組みたいこと」の三点を盛り込むことをご提案いただきました。さらに、アメリカのシリコンバレーでプレゼンテーションの極意として重視されている「エレベーター・ピッチ」、「エレベーター内で投資家と会った起業家が、目的の階までのわずかな時間で、自分のプロジェクトを売り込む」、つまり「成功の必須条件である『短く効果的に話す』」という話題もご紹介いただき、1分以内に自己紹介をするよう、求められました。

その後、「合意形成ゲーム」を体験しました。「NASAゲーム」と呼ばれたりすることのあるもので、月で遭難した際の必要性を考慮して、15個の品物について重要度合いを順位付けするという内容です。まずは個人で取り組み、次に2人組で、

そして、最後は全員で話し合い、決定します。

その上で、NASAがランク付けした順位との差を確認。すると、個人よりも2人組、2人組よりも全員という形で成績が良くなりました。多くの場合、多くの知恵を結集することで結果が良くなるようですが、猪原先生から「理想的な結果」とお褒めいただきました。場合によっては、周囲の者に足を引っ張られたという結果になることもあり、「自らの意思、考えをきちんと伝えられない、説得できない」という反省をしてりするようです。

このゲームを通して、グループワーク、リーダーシップ、ディスカッションについて、改めて考え直したり、理解を深めたりするためのふり返りの機会を設けることもあり、「意見が異なった際、合意形成に向けた工夫として何ができるか」「話し合いの人数が多くなると自分の意見を主張しない人が増えるが、それをいかにして防ぐか」などについて検討するそうです。

最後に、東京工業大学でこうした講座を行うことの意義として、「最新の技術を普及させたり、地域のさまざまな開発を進めたりする際、社会や関係者と協議をし、合意形成を図る必要がある。東工大の学生にしっかりとした認識を持たせたい」と、お話しいただきました。

・毎日、この企画のポスターを見ているうちにだんだんと興味が湧き、自分がまったく知らなかったリベラルアーツを知りたいという思いが高まったので、参加しました。参加して驚いたことの一つは、教室のことです。大学の講義室は、桐朋の階段教室のようなものをイメージしていましたが、外靴を脱ぐカーペットが敷かれた部屋で、床に直に座るためのクッションも用意されていました。他にも、猪原先生に案内していただく中で人文図書館に連れて行ってもらいましたが、「東工大なのに人文図書館?」と驚きました。でも、オープンキャンパスでは行くことのない貴重な体験だとも感じ、嬉しく思いました。自己紹介についてのレクチャーも興味深かったし、討論のゲームは楽しく、話し合いのあり方について考えるきっかけになりました。さらに、大学での教育がどういうものかを具体的に知ることができ、大変参考になりました。(高2)

・「合意形成」という分野に興味があり、参加しました。思った以上に少人数で濃い時間を過ごせましたし、大学で研究をなさっている教授の方がどんな雰囲気なのかを感じることができました。「合意形成」というものの奥深さを知り、ますます興味、関心が高まりました。(高1)

・東工大に興味があったのと、進路について悩んでもいたので、参加しました。実際に大学の中に入って、どのような講義がなされているのかを具体的に知ることができ、とても貴重な体験となりました。東工大は理系の大学だけど、このような印象の異なる、クリエイティブな学部があると知ることができ、とてもおもしろかったです。(高1)

・偶然、校内で張り紙を見かけ、正直「リベラルアーツ」ということばの意味も知りませんでしたが、何となくおもしろそうだったので、参加しました。少し前に、同じ「大学で研究してみませんか」の企画で横浜国立大学にも行き、また、東京工業大学はオープンキャンパスで訪れてもいたので、イメージはありました。その際に感じた「何となく硬そうだな」というイメージと違い、「リベラルアーツの授業では、普段は座布団を敷いてそこに座って授業をする」など意外な点を知ることができました。研究室の雰囲気も、もともと想像していた、机や器具に向かってひたすら試行錯誤を繰り返すようなイメージとは異なり、大学の研究室と言ってもいろいろあるんだなと感じました。倫理的に問題も多いと言われる新しい科学技術が発達していくであろうこれからの世界において、「理解、合意、協力を得る」ということがますます重要になっていくことは容易に想像できます。それに向けて「提案→議論→決定」というプロセスを体験できたのは、今後の自分にとって良い経験だと思っています。(高1)

進路企画として行っている「大学で研究してみませんか」の二つ目の特別講義が行われました。

7月27日(金)に、桐朋高等学校卒業で、横浜国立大学理工学部数物・電子情報系学科准教授荒川太郎先生の研究室を訪問しました。参加したのは、高校3年生1名、高校1年生2名、中学2年生1名の計4名です。

まず、荒川先生から工学(エンジニアリング)の意義に関する説明があり、続いて、光エレクトロニクスが、光ファイバ通信、光ディスク、レーザーレーダーによる自動運転など、さまざまなモノやサービスで利用されていることについてご説明いただきました。そして、提案→設計→試作→評価という工学での研究の流れをご説明いただき、本日の内容が、それぞれの一部を体験するものであるとのご紹介がありました。

その後、研究室の大学院生の方々のご指導の下、研究の体験をしました。

まず最初に、光素子(デバイス)の設計に関するシミュレーション体験をしました。コンピュータ上ですでに組まれているビーム伝搬法(光がどのように伝わるのかを、デバイスを細かく分けて一つ一つ計算する方法)をもとに、一本の光ビームを任意の本数に分岐することを目的としたデバイスである多モード干渉計(MMI)の幅を変えることで、光ビームの伝搬がどのように変化するのかを観察し、光ビームを3本に分岐する幅、長さを設計するという体験をしました。

次に、試作に関する体験として、クリーンルームを見学しました。微細な光素子(デバイス)を作製する際に、細かい塵やゴミがあると不良に繋がるので、一般の環境よりもずっと塵の数が少ない「クリーンルーム(防塵室)」と呼ばれる実験室内で光素子(デバイス)の作成が行われます。横浜国立大学のクリーンルームは、クラス10000とクラス1000の2種類の部屋があります。クラス1000とは、一辺約30㎝の立方体内に0.5ミクロン以上の大きさの粒子が1000個以下である部屋を意味するそうです。ちなみに、われわれの住む環境はクラス100万程度になるとのこと。クリーンルーム内では、人間が主な汚染源となるので、身体から塵を出さないよう、無人衣と呼ばれる服を着ます。

続いて、試作に関するもう一つの体験として、高解像度走査型電子顕微鏡による観察を体験しました。顕微鏡を用いた観察において、光学顕微鏡は解像度が低く1ミクロン以下のものは観察できないため、光の代わりに波長の短い電子線を用いることで高解像度を実現したのが走査型電子顕微鏡です。倍率は5万倍からで、優れたものになると100万倍近くにも達するそうです。この顕微鏡を使って、光素子(デバイス)が設計通りに作製できているかなどを確認できるとのことです。

さらに、評価の体験の一つとして、光素子(デバイス)の特性を測定することに関連した体験をしました。本来は、作製した光素子(デバイス)の発行特性や光透過特性を評価し、望んだ通りの光素子(デバイス)ができているかを調べたりするそうですが、今回はその装置を操作し、測定の一端を体験しました。

加えて、電子制御を用いて動く水素で作った電気で走るトヨタMIRAIへの試乗も体験しました。横浜国立大学所有のMIRAIに乗り、新しい技術に直接触れることができました。

参加した生徒の感想です。
横浜国立大学を志望していて、オープンキャンパスなどよりも学校のことを深く知ることができると思い、参加しました。正直、横浜国立大学に行くのは初めてだったので、立地や環境、学生の様子などについても知ることができました。研究の内容は、おおまかな説明を受けるだけだろうと思っていましたが、大学院生の皆さんが丁寧に細かく説明してくださり、驚きました。自分がどこまで理解できたかは心もとないですが、どんな研究がなされているのかを知ることができて、大変勉強になりました。特に、水素自動車の試乗、クリーンルームへの入室など、普段体験できないようなことまで体験でき、貴重な機会となりました。ぜひ荒川先生からご指導いただけるよう、受験勉強に励みたいと思います。(高3)

校内に掲示された目新しいポスターが偶然目に留まり、工学に興味があるのでなんとなく、といった軽い気持ちで参加しました。大学という場所自体ほとんど行ったことがなかったので、研究室がどんなところかなど想像もつきませんでした。「光エレクトロニクス」という研究内容を十分理解できたとまでは言えませんが、大学の研究室という環境がどのようなものかを自分で体験でき、とても良かったと思います。大学は、身近なようでいて、実際は意外に知らない場所なので、今回の研究室訪問に参加して、実感を持って大学を知ることができ、とても嬉しく感じましたし、良い機会になったと思っています。(高1)

自分の将来や進学についていろいろと悩んでいたところ、この企画の案内を見て、一つの参考になると思ったこと、それと、走査型電子顕微鏡を使ってみたいと思い、参加しました。正直、事前に思っていた以上に内容は難しく、現段階ではよくわかっていない面もありますが、参加して、大学院生の方からもお話をうかがうこともでき、学部について一つのイメージを持つことができました。また、水素自動車に乗れたこと、クリーンルームに入れたこと、顕微鏡を使えたことは、貴重な、良い経験となりました。今後の文理選択、学部志望の参考にできたように思います。(高1)

 

さる7月16日から19日の3泊4日で、高1の林間学校が、長野県大町市にて実施されました。

今回の林間学校では、8つのコースから各自2コース(1日1コース)ずつ、自分の行きたいコースを選び、さまざまな体験をしてきました。以下にコースの概要を記します。

A) 唐松岳登山コース
B) 八方尾根ハイキング&白馬ジャンプ台見学コース

C) 青木湖カヤック&高瀬ダム見学コース
D) 黒部ダム&あづみ野ガラス工房体験コース

E) 安曇野農業体験コース
F) 奈良井宿散策&漆研ぎ出し体験コース

G) フォッサマグナ探究&糸魚川市内散策コース
H) 安曇野サイクリングコース

各コースでは、違うクラスの友人たちとも触れ合う機会を得て、生徒たちは、日頃の学校生活では見せない表情を見せてくれました。

また、2日目の夜には希望者による「星空観賞会」が催され、予想を越えた希望者の多さに、まず驚きました。そして、都会では日頃見られない「満天の星空」のもと、地学部の生徒が「観賞の手引き」としてさまざま解説を加えてくれ、他の生徒たちも真剣に聞き入っていました。

3日目の夜には「クラス対抗ドッジ・ボール大会」が、生徒たちの企画で実施されました。当初、「高校生なのにドッジ・ボール?」とも思いましたが、係の生徒が「各クラスの『王様』が当てられた時点で敗退決定」などのオリジナルなルールを設定するなか、試合は『頭脳戦』の要素も加わり、教員の予想以上に大いに盛り上がりました。

そして最終日は、クラスに分かれて善光寺や松代大本営跡などを見学し、帰京しました。

帰京した後は、「夏期講習」、そして「夏休みの宿題」が待っていますが、学校を離れて生徒たちが楽しく過ごしている様子は、我々教員にとっても、とても喜ばしい光景でした。

林間学校の企画・運営に尽力してくれた林間委員の諸君、お疲れ様でした!

 

新中学2年生を対象に、春休みに希望者を対象に英語の講座を2日間開きました。これまで1年間の英語の授業において、身近な物事について英語で自ら表現し、やりとりできるようになる訓練をしてきました(例:地元について、冬休みについての発表活動)が、本講座ではこれまでの学習成果を受け、まとまった時間を設けて自分が言いたいことをより積極的に表現するための英語を学び、訓練を行いました。授業は日本人教員と外国人の指導助手によるチーム・ティーチングで、12人前後の少人数クラスにて原則英語のみで行いました。
 1日目は、まずはオリジナルのカードを用いて、グループに分かれて”Go Fish”というゲームを行いました。May I have ~?━Yes, you may. / No, you may not.という英語が元気よく聞こえてきます。トランプのババ抜きのようなゲームで、自分のカードがすべてなくなったら勝ちです。ルール説明が英語だけだったので最初は苦労しましたが、お互いにルールを確認し合い、盛り上がりました!
 次に、別のオリジナルのカードとおもちゃのお金を用いて、店員さんとお客さんに分かれて英語でお買い物です。店員役の人は、それぞれが商品を目の前に並べて、お客さんを勧誘しつつMay I help you?から始めて、商品の説明やお金の徴収まで行います。お客さん役の人は、与えられたお金の中でなるべく多くのものを買わなければなりません。一番買えた人が優勝です!それぞれが工夫をこらして勧誘・購入をしていました!

2日目はYouTubeの動画を用いて、世界の習慣〇×クイズからスタート。たとえば、ロシアで花を贈るときは偶数輪でもよいのか。ノルウェーでは他人に宗教に関する質問をしてもよいのか。マレーシアでは他人の頭を触っても良いのか。mustを何回も聞き、使い方に慣れていきつつ、世界常識を試されていきます。
後半ではmustを用いて、桐朋をよりよい学校にするための新しいルールをグループごとに2つ考え、それぞれ理由をつけて校長先生に向けて手紙を書きます。そして、サプライズで本当に(!)登場した片岡校長に向けてそれぞれがルールを発表。「共学化!」「宿題廃止!」「始業時間を遅らせろ!」といった、教師にとっては耳の痛い(?)新提案も出ましたが、普段なかなか身近に接する機会がない校長にそれぞれのグループが学習成果を披露し、校長との交流を楽しむことができたように思います。

たった2日間でしたが、参加してくれた生徒の多くは英語を実際に使うことについて、より英語を身近に感じることができたのではないでしょうか?第2弾をお楽しみに!?以下、参加した生徒の感想をいくつか紹介します。

この2日間の英語の授業ではたくさんのことを学ぶことが出来ました。1日目では「Go Fish」や英語でする買い物などを通して色々な文法を身につけることが出来ました。また2日目には、決まっている話題について話し合うことで、習って自分に身についていると思っていた英語を対話をしてみるとうまく話すことが出来なかったり、戸惑ってしまうこともあったので、英語で対話することがとても大事だと思いました。これからは家でのリスニング練習などで英語を声に出すことを意識していきたいです。

僕にとって、英語は日本語より話しにくい言語であり、自分の思ったままに話すことが難しく、シャイになってしまったが、少人数であったこと、話さないと始まらないと思ったことから、腹くくって声を出してみたら、完璧ではなかったにせよニュアンスが相手に伝わって嬉しかった。今後機会があれば、ネイティブな人と長時間の会話を楽しんでみたい。

今日の講習は、英語に触れあう機会がとても多く、刺激的であった。いつもの授業は、日本語で説明することが多かったが、今回は英会話のような講習だったからである。特に、1日目の英語での注文の仕方については、外国に行ったときに使えるなと思った。また、ルールについて学んだ2日目は、「allow」や「let」のような文法も学べたし、各国のマナーの知識についても知れたのでよかった。私はスピーキングが苦手で、スピーキングテストでも結果が残せずにいるが、このように英語に多く触れ合い、楽しむことが1番良い学び方なのかと思った。今後も、コミュニケーションする英語を学んでいきたい。

この講習は、親にむりやり希望届を出させられたが、とても有意義な時間がすごせた。1日目はおもに、アクティビティをやり、楽しく英語を学べた。2日目は○×クイズと桐朋への願いを、片岡校長に言う、ということをやった。講習はつまらないと思っていた英語への固定観念を少し変えてくれた。またこのような機会があったら受けたい。

2日間のStepping forward through English講習はとてもためになるものだった。1日目の講習ではゲーム、店形式でのCanやMayをしみつかせる良い機会であった。また、2日目の講習はbecauseやallow、letなどの新しい単語を使って楽しく英語を学ぶことができた。今後、このような講習があれば、自分のクラブの具体的な説明を入れた会話などを取り入れてみる講習を受けてみたい。今回の講習は英語を身につかせる良い機会となった。

進路企画として、卒業生を中心に、各界でご活躍の方々に講演などをお願いしてきましたが、新たな取り組みとして、大学研究室訪問の機会を設けました。
題して、“大学で研究してみませんか”。
第一弾として、この夏、三つの特別講義が行われます。

7月10日(火)に、桐朋高等学校卒業で、千葉大学理学部生物学教授、松浦彰先生の研究室を訪問しました。参加したのは、高校2年生3名、高校1年生4名の計7名です。

まず、松浦先生のご案内により、研究室内のさまざまな施設を見学しました。

写真は、酵母菌を保存している冷凍ボックスについて、ご紹介いただいた場面です。この中には、松浦先生が学生の頃に培養した菌も大切に保存されているとのことでした。

さらに、助教の板倉英祐先生から実験用のマウスについて説明いただきました。

松浦先生から、最近の研究に関する講義、松浦先生と、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生との交流についてお話しいただきました。

さらに、研究の現場を体験する機会として、大学院生に、蛍光タンパク質を用いた細胞内構造の観察を実演いただき、研究の一端に触れることもできました。

参加した生徒の感想です。

・実際に大学生の方が研究している様子を見学でき、松浦先生の講義も受けられるという、たいへん贅沢な内容でした。さらに、大学院で研究されている方ともお話しでき、将来生物系の進路に進もうと考えている自分にとって、たいへん貴重な機会となりました。もともと蛍光タンパク質には興味があったので、実際に細胞小器官を蛍光タンパク質を用いた観察ができたのはとても嬉しかったです。(高2)

・進路についての方針が定まらず、迷っていたところ、研究室訪問の機会を知り、元々生物系に興味があったし、友人からの誘いも受けたので参加しました。研究室を実際に見学し、説明を受けることができたので、非常に参考になりました。また、生物学だけでなく、理系全体の受験に関するお話も聞け、たいへん勉強になりました。(高2)

・進路を考える上で、オープンキャンパス以外にも大学というものを見ておきたかったし、大学での「生物」はどのようなものかが気になったので参加しました。自分は生物系に興味があるのですが、生態、遺伝、分類、医学などのうち、何に進みたいかが決まっていません。今回「分子細胞学」の教授の方からお話をうかがい、研究室も見せていただけたので、今後を考える上での良い判断材料になりました。(高1)

・生物学科でどのようなことを学べるのかを知りたいと思って参加しました。研究や実験の様子を間近に見学でき、先生のお話だけでなく、学生の方からもお話を聞け、たいへん参考になりました。自分が思っていたより、学生が自由に自分の研究を進めていることが印象的でした。(高1)

・生物が好きで、大学で行われている研究に興味があったので参加しました。参加する前は、研究は一人だけで黙々と取り組むものだと思っていましたが、研究室では、コミュニケーションをとりながら楽しそうに研究していると感じました。自分の家族などに理系出身の人がいなかったので、理系に進むと将来どんな仕事に就けるのか、大学でどのような研究が行われているかなど、わからないことがいろいろありましたが、今回参加して、質問する機会がたくさんあったので、大学のこと、自分のやりたいことをするにはどの学部のどの学科に進めばいいのかなど、多くのことを学ぶことができました。(高1)

 

 

 

 

さる6月16日(土)、卒業して10年になるOB(62期生)22名を招き、以下の事柄をテーマとして、高校1年生に向けて話をしてもらいました。
・現在の仕事の内容(仕事の面白さ・苦労・工夫・やりがいなど)
・職業人としての生き方(夢や目標)
・高校、大学時代の職業に対する意識(高校時代にもっておくべき職業観)
・大学での専攻と現在の仕事との関係
・これから桐朋高校で3年間を過ごす高校1年生に向けてのメッセージ

以下に高校1年生の感想をご紹介します。
「『文系・理系の違いは、一部の仕事を除けば、実社会ではさほど関係ない。』ということを先輩方から聞き、意外に思った。一方で、将来は人の役に立つ仕事がしたいとずっと思っていたなか、理系に進むなら医療の仕事やAI関連の仕事に就いてみたいと興味を持った。」(T.K君)

「先輩たちは、自分の仕事にやりがいを感じ、仕事を面白いと思っているように感じた。また、先輩たちがその仕事に就くまでの話を聞いていくなかで、関係のないと感じることを切り離したりせず、広い視野を持つことが大切だと思った。そして、今やっている学校での勉強が将来を作っていくうえでやはり大切なんだと、あらためて感じた。」(R.K君)

 

一方卒業生からは、以下の声を寄せていただきました。
「『“本物”に触れさせる。子供だましではいけない。』という姿勢が桐朋の大事にしてきたところだと考えて、“本物”を、高校1年生に伝わる言葉で話しました。」
「生徒達のしっかりメモをとる姿や質問にくる姿などがとても頼もしく、私自身もまた、仕事の新たなモチベーションを得る機会にもなりました。」

高校1年のこのタイミングで進路選択を考える1つの契機にしてもらいたい、というのが進路指導部としての思いです。これを機会に生徒たちには、自分の興味や適性を見つめ直し、「自分探し」をしていくなかで、これからどのように生きていきたいのかについて、イメージを膨らませていって欲しいと思います。

進路指導部主任 三堀智弘

第67回桐朋祭のテーマソングが完成しました。

作曲者のコメントとともに、ぜひお聴き下さい!

 

第六十七回桐朋祭テーマソング「小さな奇跡」の作詞・作曲を担当しました、2年F組の中村響きです。

このような形で学校最大の行事と関わることができ、とても嬉しく思っています。

今回テーマソングを制作するにあたり、青春という言葉にぴったりな曲を作りたい考えました。

桐朋は自由な校風であるとよく言われますが、私は高校生になって、自由とは何か、徐々に理解してきたように思います。

どんなことにも興味をもち、一生懸命になったとしても、否定せず個性として認めてくれる友人たちや先生方と、どんなことでもできる環境が、私たちの学校の誇るべき自由です。

桐朋祭はまさにその象徴であり、私が思う青春とは、そういう一生懸命な桐朋生一人ひとりの姿です。

「小さな奇跡」はそんなイメージで、さわやかで熱い曲を目指して作らせていただきました。拙い作品ですが、ぜひ聴いていただければと思います。

 

また、演奏は74期学年のバンドメンバーを中心に行いました。彼らは桐朋祭委員としても中心的な役割を担いながら、アレンジなども積極的にこなしてくれました。

歌詞そのままの、全力の演奏もお楽しみ下さい。

下の音楽再生バーの左端をクリックしてください(音が出ます)

5月11日(金)に中学では遠足が実施されました。当初9日(水)の予定でしたが、あいにくのお天気で延期となってしまいました。しかし、11日はお天気に恵まれ、とても気持ちの良い遠足日和となりました!

今回は、中学2年生の奥多摩御岳(大塚山~日の出山コース)遠足の様子と、事前に下見に行き、全体を引っ張っていってくれた遠足委員のコメントを紹介いたします。

 

◎前日の雨で少し心配でしたが、さほど影響がなかったのでよかったです。楽しく登山ができたのでよかったなと思いました。(Kくん)

◎大塚山と日の出山は部活(バスケ)より全然楽なものだと思っていましたが、意外とつらくて終わってからすごくねむくなりました。登山中は空気がすんでいて風がすごく気持ちよかったです。ありがとうございました。(Oくん)

◎遠足の下見はつらかったけれど、それが本番の時にみんなが大きく道を間違えることはなかったので、よかったと思います。ありがとうございました。(Iくん)

 

 

日の出山山頂では、青くすみきった空のもと、遠くには東京都心の景色も見渡せる絶景を背景に、班員どうしでおひるごはんをいただきました。新しいクラスがスタートして早1ヶ月半。遠足を通して、コミュニケーションの機会をもつことができたことと思います。

 

 

 

 

 

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