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生徒の感想
芸術の日を終えて
「学年の日」が合唱になるとは、正直思っていなかった。桐朋に来たときは、音楽の授業で合唱しないことに驚き、もうできないだろうと諦めていたからだ。中学時代は合唱に力を入れている学校で、合唱の時間は週二回だった。授業を通して私は歌うのが好きになり、気づくと部活に呼んでもらえるほどになっていた。いつしか歌は自分にとって趣味となり、自信となった。だから「学年の日」が合唱になった時は、驚くと同時にとても嬉しかった。
合唱の良さは、思い切り体全体を動かして声を出すので身体が温まり、軽い運動のように楽しめるところや、誰でも身ひとつでいつでも演奏できるところなどだ。特に、声が飛ぶように「バンッ」と出たときの爽快感、全員の声がきれいにハモったときの満足感などは、合唱をしていて良かったと思えるほど心地良いものだ。
みんな一緒に歌った「校歌」と「旅立ちの日に」は、練習が3時間とかなり少なかったのだが、上手くまとまった歌になっていた。合唱にほとんど触れたことのないような人もいるにも関わらず、良い歌がみんなで歌えたと思う。
さらに、今回は東京混声合唱団が来てくださり、歌の指導と演奏も聴かせてくださった。入りの難しいところからためらいなく出される声。時には神秘的に、時にはユーモラスなハーモニーが、ホールいっぱいに響いていた。しっかりと目と耳に焼き付けておきたい。
期待以上に楽しめた「学年の日」だった。
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