家庭科座談会

家庭科座談会

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 毎年1回、高2の家庭科の授業の一環として、桐朋女子と共同で家庭科座談会を開催しています。1月29日に、男子13人、女子12人が参加し、以下のテーマで第11回家庭科座談会を実施しました。
 ①結婚についての考え(結婚観、何歳で結婚したいか、子どもは何人欲しいか、結婚までの付き合う期間、結婚後の仕事についての考え、家庭における夫と妻の役割についてどう考えるか)
 ②あなたが日常生活の中で性別の違いに関わることで不公平を感じることがありますか?
 ③男女共学・別学についての考え
 ④男女共学の方が男女交際の機会が増えるか

2学期に実施したアンケート結果より

 
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 3つのグループに分かれて話し合いを行い、最後に全体でグループごとの報告をする形で進めました。
 家庭科座談会では、何か結論を導き出すことを目的にしているのではありません。家庭科で学習する内容は、今の自分の生活を見つめるとともに、「これからの自分の生き方を考えていく」ということが根底にあります。そのためには、女性の意見や考えを知ることも大切です。共学校だと自然と理解できる女性の考え方も、男性だけの環境の中では想像の世界に終わってしまい、じっくりと感じ考えることは難しいのが現状です。座談会では、その部分を補うべく、同年代の女性から率直な考えや意見を聞いて、話し合うことを第一の目的としています。

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【家庭科の授業で取り上げた座談会の内容】

 特に、男子が衝撃をうけたのは、『結婚についての考え』の討論で、女子から、「結婚によって仕事など失うものが大きく、その場合、結婚しなくても良いと考えている」といった意見が複数述べられたことでした。
 また、「家事は女性がするのが前提とされているのは不公平」という女子の多数意見にも、これまで勝手な思い込みをしていたことに気づかされました。夫の親の介護についての女子の複雑な思いにも触れることができました。そして、結婚後の夫婦の役割分担については、女子も人によってそれぞれ考え方が異なることを知りました。

 【参加者の感想より】

・思っていた以上に女子が話をしてくれたのは驚きでした。全体的に女子が会話の流れをつくり、男子はそれをサポートしたり、男子の間で議論したり・・・多分、同性同士では「そんなこと議論したって始まらないよ」で終わってしまうようなことをある程度真剣に良い緊張の中で話し合うことができたのかなと思いました。とにかく少し緊張していた僕も今は参加して良かったと非常に思います。多分、真剣にこのことについて話せるのは、こんな企画くらいでしょうから。
・今回参加できてとても良かったと思います。普段男子ばかり周りにいる中、このような機会を得られたのはとても良かったです。今まで自分の中で女性に対する勝手なイメージができていたので、この度の話し合いはとてもためになりました。初めはまともに話せるのかとても不安でしたが、改めて話してみると、話がスムーズに進み、異性についての考えも変わりとにかく楽しくて時間を忘れるほどでした。これからの将来に女性なしで生きることはまずありえないので、今回の話し合いは重要だなと思いました。社会に出て異性と上手くコミュニケーションが取れないといろいろ困ると思うので、今まで女性と話すチャンスなどを見逃していましたが、これからはそういうチャンスをものにしてみたいと思いました。
・毎回、家庭科の企画には乗り気ではなかったのですが、福祉体験の時と同じく、今の一番の思いは参加して良かったというものです。こんなにも初対面の男女が自らを語り合い、深い話ができるとは思ってもみなかったので、驚いたのとともに、参加して良かったと感じました。同じような座談会がもし再び行われるなら、必ず参加したいと思います。

 【座談会後の授業で出された感想・意見より】

・家事についての意見の違いに驚いた。僕も事実、家事は女性がほとんどやるものだと思っていたし、現在、家でも当たり前のように母が行っているので、考えを改めなければいけないと感じた。また、親の介護の話題でも女子がズバズバ意見を言っていて、僕の思っていた女性のイメージが崩れたが、同時に今までは、僕個人の勝手な偏見により、女性のことを判断していたことに気づかされたので、今後は女性のことを理解できるように努めたい。
・女子の一部の意見ではあるが、実に現実的に将来を考えているように感じられた。昔は、女性が仕事を辞めるのが当たり前だから、今は仕事を辞めたくない人が増えているのかと思ったら、案外、専業主婦になりたいという人もいて、これからの結婚は、お互いの気持ち、生活状況を考慮していき、折り合いをつけていかなきゃいけないと感じました。